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有機溶剤
2024.11.20
有機溶剤とは
目次
溶剤とは
有機溶剤とは、の前に、「溶剤」とはなんでしょう。
漢字の通り、「溶かす」ことを目的として用いられる液体のことです。言ってしまえば塩や砂糖を溶かす水も溶剤です。
有機溶剤とは
そんな溶剤の中で、「有機」に限定されたものが有機溶剤なわけですが、そもそも物質というのは「有機物(有機化合物)」と「無機物(無機化合物)」に分類されます。
有機物とは、炭素・酸素・水素を中心とした化合物のことをいいます。
無機物はそれ以外の化合物の事をいいます。
前の「溶剤とは」の例で「水」を挙げましたが、水に炭素は含まれていないので無機物です。
有機溶剤とは、炭素・酸素・水素を中心とした、常温で液体の物質のことです。
他の特徴としては、特有のにおいをもち、その蒸気は空気よりも重く、有機溶剤の多くは引火性があります。
また有機溶剤は、工業用に使われているだけで約500種類以上も存在しています。
有機溶剤の種類
そんな500種類以上ある溶剤を分類する方法がいくつかあるのでご紹介していきます。
化学構造による分類
有機化合物の特性を決める特定の原子の集まりを「官能基」と呼び、同じ一般名で分類されます。
同じ官能基を持っているので、同じ分類の物質は特性も似通ってきます。
炭化水素類
炭化水素類とは、炭素(C)と水素(H)だけで構成された物質です。主に石油精製工程の派生留分を利用して作られています。
金属を腐食しない特性と、油類の溶解性も高く安価なものが多いということから、広く普及しています。
私たちに馴染みがあるものでは、衣類のクリーニング用の溶剤や、パーツクリーナーなどにも使われています。
また、この炭化水素類の中でも、鎖式と環式の分類に更に分けられ、その中でも炭素の結合が全て単結合のものを飽和炭化水素といい、二重結合や三重結合が含んでいるものを不飽和炭化水素といいます。
また、ベンゼン環を持っていれば芳香族炭化水素、ベンゼン環を持っていなければ脂肪族炭化水素という分類になります。ベンゼン環を持つ芳香族炭化水素は特有のにおいをもっています。ベンゼン環は二重結合を持っているので、芳香族炭化水素は全て不飽和炭化水素ということになります(不飽和炭化水素は全て芳香族炭化水素なわけではありません)。
右図はトルエンの構造式ですが、六角ナットのようなものがベンゼン環なので、トルエンは芳香族炭化水素ということがわかります。
ノルマルヘキサンはベンゼン環を持っていないので脂肪族炭化水素で、全て単結合なので飽和炭化水素です。
アルコール類
構造式に水酸基(−OH)を持つ物質です。
脱脂力はそこまで強くありませんが、水溶性の汚れはよく落とし、更に乾燥性も高いので他の溶剤と組み合わせて使うというところも多いようです。
身近な例では、アルコールの持つ脱水作用が、プリザーブドフラワーの脱水剤として使われたり、インクの抽出剤として使われています。
可燃性で引火点が低いので取り扱いには十分に注意しましょう。
ケトン類
樹脂をよく落とす溶剤です。構造式にケトン基《R−C(=O)−R’ (R, R’ はアルキル基など)》を持っています。
ネイルアート(樹脂でできている)を落とすのに使われる除光液に含まれるアセトンもこのケトン類です。
アセトンは水に溶けますが、ケトン類全体としてはあまり水には溶けにくい傾向にあります。
炭化水素類によく混ざるので希釈剤としても使われます。
エステル類
エステルは酸とアルコールを脱水縮合したものです。代表的なカルボン酸エステルの構造式は (−COO−)を持っています。エステルは樹脂の溶解力が高く、他の有機溶媒にも溶けやすいですが水にはあまり溶けません。
エステル類の一つである酢酸エチルは、そんな樹脂の溶解力を生かして、アセトンに並びマニキュアを落とす除光液として活用されています。
また、昆虫の標本をつくる際の防腐効果のある殺虫剤として使用されるケースもあります。
においが特徴的なことから、香料に使われることもあります。
ラッカー系や塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂系の塗料に主に使われます。
エーテル類
エーテルはアルコール同士を脱水縮合したものです。《R−O−R’ (R, R’ はアルキル基など)》の構造式で表記されるものです。
揮発性が高く、その特徴はエステル類に似ています。
エステルに似て、においが特徴的なので、香料に使われることもあります。
ラッカー系やアクリル樹脂系、アミノアルキド樹脂系、エポキシ樹脂系の塗料やその希釈剤に主に使われます。
有機溶剤中毒予防規則・特定化学物質障害予防規則における分類
労働安全衛生法施行令第6条ならびに有機溶剤中毒予防規則にて分類されている44種類と、特定化学物質障害予防規則の特別有機溶剤に指定される12種類は、人体に対する有害性が高いとされています。
有機溶剤中毒予防規則で指定される第一種、第二種、第三種は、その表記の数字が小さいほど毒性が高いことを表しています。
また、特定化学物質障害予防規則で指定される特別有機溶剤は、有機溶剤中毒予防規則で挙げられているものよりも更に危険度が高い為、扱う際の法令も厳しくなっています。
そのため、最近ではファインソルブシリーズなどの代替品への切り替えが進んでいます。
第一種有機溶剤(有機溶剤中毒予防規則)
- 1.2‐ジクロルエチレン(別名:二塩化アセチレン)
- 二硫化炭素
第二種有機溶剤(有機溶剤中毒予防規則)
- アセトン
- イソブチルアルコール
- イソプロピルアルコール
- イソペンチルアルコール(別名:イソアミルアルコール)
- エチルエーテル
- エチレングリコールモノエチルエーテル(別名:セロソルブ)
- エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(別名:セロソルブアセテート)
- エチレングリコールモノ-ノルマル-ブチルエーテル(別名:ブチルセロソルブ)
- エチレングリコールモノメチルエーテル(別名:メチルセロソルブ)
- オルト‐ジクロルベンゼン
- キシレン
- クレゾール
- クロルベンゼン
- 酢酸イソブチル
- 酢酸イソプロピル
- 酢酸イソペンチル(別名:酢酸イソアミル)
- 酢酸エチル
- 酢酸ノルマル-ブチル
- 酢酸ノルマル-プロピル
- 酢酸ノルマル-ペンチル(別名:酢酸ノルマル-アミル)
- 酢酸メチル
- シクロヘキサノール
- シクロヘキサノン
- N,N‐ジメチルホルムアミド
- 1.1.1‐トリクロルエタン
- テトラヒドロフラン
- トルエン
- ノルマルヘキサン
- 1-ブタノール
- 2-ブタノール
- メタノール
- メチルエチルケトン
- メチルシクロヘキサノール
- メチルシクロヘキサノン
- メチル-ノルマル-ブチルケトン
- テトラヒドロフラン
第三種有機溶剤(有機溶剤中毒予防規則)
- ガソリン
- コールタールナフサ(ソルベントナフサを含む)
- 石油エーテル
- 石油ナフサ
- 石油ベンジン
- テレビン油
- ミネラルスピリット(ミネラルシンナー、ペトロリウムスピリット、ホワイトスピリット及びミネラルターペンを含む)
特別有機溶剤(特定化学物質障害予防規則)
- エチルベンゼン
- クロロホルム
- 四塩化炭素
- 1.4-ジオキサン
- 1.2-ジクロロエタン(別名:二塩化エチレン)
- 1.2-ジクロロプロパン
- ジクロロメタン(別名:二塩化メチレン)
- スチレン
- 1.1.2.2-テトラクロロエタン(別名:四塩化アセチレン)
- テトラクロロエチレン(別名:パークロルエチレン)
- トリクロロエチレン
- メチルイソブチルケトン
これらを扱う際は特に注意が必要です。
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関連記事
『有機溶剤中毒予防規則に関する記事』
『特定化学物質障害予防規則に関する記事』
他にも、沸点や、極性、用途によった分類方法があります。
分からない用語は是非用語解説なども参考にしてみてください!
有機溶剤に関する質問
※2024年11月20日更新
以前、ページのコメントに寄せられた疑問・質問とその回答をご紹介します。
(※一部編集・抜粋しております)
質問No.01~10
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
車の塗装面に付着したタイアスプレーを拭き取りたい。家庭用に1本置いておきたい。どこで買えばいいのでしょうか?
質問を質問で返すようで誠に恐縮なのですが、タイヤスプレーとは、どのようなものでございますでしょうか。タイヤを洗浄するためのスプレーでございますか。
それとも、最近話題になっている、スプレー式のタイヤチェーンのことでございますでしょうか。
車の塗装をはぐことなく、付着物を落とすことのできるものがあるかどうかお探し致します。
シューケア用品に使われている有機溶剤とはどんな物なのでしょうか?(靴クリーム等に使われている物)
あと防水スプレーに入っている成分や人体に影響が強いのでしょうか?
防水スプレーは弊社で扱うような有機溶剤は含まれていませんが、吸い込むと撥水性分が肺に入り、呼吸困難に繋がるおそれがあります。
過去に、換気しない環境で防水スプレーを使用し、事故に繋がっているケースもあります。
靴クリームにはパラフィン系の有機溶剤がよく使われますが、最近では界面活性剤も有機溶剤も使わない、水性タイプのクリームも登場しています。
市販品のスプレーシールはがしを使用しています。中毒予防規則の適用は受けるのでしょうか?
屋内使用 450ml入りのスプレー缶を1か月で5-6本使用しています。
SDSにはキシレン及びミネラルスピリットが記載されており、含有量はミネラルスピリット(40-60%)キシレン(1-10%)その他溶剤(10-30%)噴射剤(LPG)(30-50%)と記載されています。
業務でお使いと推察致しました上で回答させていただきます。
使用されている空間の容積と、1時間の使用量、そしてキシレンの具体的な量がわかりませんと、お答えすることができません。
シールはがしメーカー様か労働基準監督署様にお問い合わせをなさるのが1番確実かと思います。
金属加工後の脱脂をして接着剤を塗りゴムを焼き付けします。以前はトルエンなど使用しました。最近使用してた20キロ缶を捨ててしまい名前分かりません。
金属や製品を履いたあと残留物が残らない揮発性の物が知りたいのですが。購入してた店が閉店してあてがなく困ってます?
トルエンの代替になりうる製品でございますね。
お捨てになってしまった缶の製品は弊社品ではないかもしれませんが、弊社製品でトルエンの代わりに脱脂洗浄が可能なものは「メタルクリーナー#770」などがございます。
残留物も残りませんし、有機則などの法規にも非該当なタイプの製品です。
他にも何点か種類がございますので、もしご興味ございましたらお声かけ下さいませ。
当工場では、アセトン、酢酸エチル、トルエン、シンナーを使います。油性マジックペンをプラスチックや金属に印やラインを書いたものを消します。
ボンドを溶かして軟らかくしたりして接着剤を塗りやすくします。
新型コロナに対して殺菌できますでしょうか?アセトンや酢酸エチルで手の消毒はやはり危険ですか?
弊社に「アセトン」や「酢酸エチル」がウイルスや菌に効果があるという知見はありません。
アセトンは有機溶剤中毒予防規則に該当する製品でもありますので、おやめください。
弊社で有機溶剤を用いて自社製品に塗布しているのですが、一般のお客様へお客様ご自身が塗布することを目的として、有機溶剤を販売してもよいものでしょうか?
毒物劇物取締法に該当するものでなければ、特筆して免許や許可等は必要ありませんが、在庫量で消防法に該当する場合がございますのでご注意ください。
有機溶剤中毒予防規則などにつきましては、有機溶剤業務にかかわるものでございますので個人様でしたら関係がありません。
有機溶剤であるテトラヒドロフラン(THF)が付着する部品の材質がアルミ合金(A-5052)の場合、アルミ合金の腐食の心配はあるでしょうか?
THF自体はアルミ合金に対する腐食性はないと思われます。ただ水溶性の液体なので水を含んでしまった場合は腐食の可能性があります。
家庭用排水パイプのつまり何か適する溶剤があれば教えて下さい。
主に家庭用排水パイプの詰まりは髪の毛や繊維が多いかと思います。
その場合、タンパク質を溶かす無機系のものがよろしいかと思います。
有機溶剤は排水溝に流してはいけませんので注意が必要です。(塩ビ系のパイプですと溶かしてしまう恐れもございます)
某塗料メーカーの水性スプレー塗料にエチレングリコールモノブチルエーテルが5~15%入っているとSDSに記載があります。
有機則の対象となる物質ではないと思っていましたが、有機則対象のブチルセロソルブを調べたところエチレングリコールモノブチルエーテルが第2種有機溶剤等で記載されております。
これは有機則の対象になるのでしょうか?
またエチレングリコールモノブチルエーテル=エチレングリコールモノ-ノルマル-ブチルエーテルは同物質なのでしょうか?
仰る通り、ブチセロが5%以上含まれている場合、それは有機則の対象となります。おそらくSDSにも有機則対象物質として記載があるはずです。
また、エチレングリコールモノブチルエーテルは、エチレングリコールモノノルマルブチルエーテルと同じです。
ミネラルスピリットについて、製品ページタイトルは「ソルベントナフサ 8052-41-3 | 三協化学株式会社」、ページ内には「CAS No. 64742-95-6 」と記載ありますが、どちらが正しいのでしょうか。
そもそも、ミネラルスピリット(やガソリン)は混合物なのになぜ単一のCASがあるのでしょうか?
どちらもソルベントナフサを示すCAS№ですが、ソルベントナフサの中でも違う種類のCAS№でした。
修正いたしました。(ページタイトルの番号が正しいです)貴重なご意見ありがとうございます。
CAS№は単一だけにつくものではなく、アメリカ化学会という組織が番号をつけていさえすれば、混合物にも番号が割り振られています。
また、同じ物質でも複数の番号が割り振られているケースもございます。
質問No.11~
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
車のエンブレムが剥がれ落ちました。剝がれた所の粘着テープ跡が固着、硬化しております。
そこで、車のボディを傷めないで固着、硬化を取り除きたいのですが、どのような成分の溶剤が良いのでしょうか?
一般に自動車用品店で販売されているステッカー剥がしなどで、取り除くことができます。(自動車用品店でないところで販売されているものは注意が必要です)
現在、リフォームでカーペットの張り替えをしてもらっております。ベンリダインSDという酢酸エチルとアセトンが含まれている接着剤を使用します。
家屋内でこちらを吸い込むことで何か健康に影響はありますか。
また、室内飼いの猫がいるのですが、猫への影響はありますか。
猫に対する試験結果はあまりなく、はっきりしたことは申し上げられないのですが、人間よりも敏感で、かつ耐毒性もありませんので、使用する環境下に猫が立ち入らないよう、またお部屋の換気を徹底し、接着剤が完全に乾いてから猫を入れるようにしてください。
(乾いてしまえば、酢酸エチルやアセトンの成分は接着部分には残りません)
シロアリ駆除剤が1週間近く経っても溶剤のような臭いがなくなりません。健康面について相談です。
先日業者さんを呼んでシロアリ駆除剤(バクトップMC+エバーウッド2040)を1階床下に施工して頂いたのですが、施工から1週間近く経っても溶剤のような臭いがなくなりません。
空気の流れの問題なのか、1階よりも施工場所から離れている2階のほうが臭いが強いです。
現時点で健康面での異常はありませんが、仕事で使う衣装製作用の生地(ポリエステル、ナイロン、アクリル等)を2階に保管しており、それらに影響がないか心配です。
臭いがする=2階まで有害物質が移動してきているという認識でいいのでしょうか?
有機溶剤は通常空気よりも重たいものがほとんどですが、今回のように2階の方がにおうということでしたら、有機溶剤ではなく薬剤の可能性がありますので、施工業者様へ確認なさることをお勧め致します。
体調にご不安点などあられましたらすぐにかかりつけのお医者様へご相談ください。
不織布マスクを製造するのに溶剤は使われますか?Yesの場合、多少は繊維中に残存しますか?または残存することはないのでしょうか?
弊社で製造したことがないのでよくわからないのと、メーカー様によっても、使用するかどうか異なるかもしれないので、メーカー様へお問い合わせされることをお勧め致します。
水には酸素と水素が含まれているのですが…
仰る通り、水には酸素と水素が含まれていますが、炭素が含まれていないため、「有機」溶剤ではなく、無機物なのです。
アルコールにアセトン(除光液)を混合させたものについて、相談です。
アルコールにアセトン(除光液)を混合させたものを知らずに手指の消毒用として2年ほど繰り返し使用していました。手のごわつきや乾燥といった症状が酷くハンドクリームで対処していましたが、最近になり何かおかしいと感じ調べ始め、こちらへ辿り着いた次第です。
又、血液検査にて貧血があると初めて指摘があり、皮膚吸収による影響を受けているのかと気掛かりに思いますが、どのように伝えれば適切な診察を受けることが出来るものなのでしょうか。
尚、他のアルコール製剤での乾燥症状等はありません。宜しくお願い申し上げます。
※他にハンドソープや食器用洗剤へのアセトンの混合がありました。それらも同様に継続使用していました。
こちらは医療機関ではございませんので、診断めいたことは出来かねますが、かかりつけのお医者様へ、ご記載いただいた内容をそのままお伝えいただければ大丈夫かと思います。
SDSに有機溶剤と記載されてる物の保管場所にはSDSを掲示、又は保管する必要があるのでしょうか。有機溶剤含有量が5%以下の物は対象外でしょうか。
SDSの掲示は必要ありませんが、作業主任者の氏名・職務の掲示と、有機溶剤が人体におよぼす作用などの掲示、取り扱う有機溶剤の区分の掲示が必要です。
SDSは保管してください。有機溶剤の総含有量が5%以下の場合は適用外です。
下記の用途に適した材料はありますでしょうか?
イレクターという鉄に樹脂を巻き付けたパーツを組み合わせて工作するユニットがあります。その接着剤として売られているものはシクロヘキサノンというもののようです。コレが200CC位余っているのですが用途がありません。
作る時に使用したのですが、使用されてる樹脂を強力に溶解、接着するみたいで使い方も難しいように思います。プラモデルなどの接着に使えそうな気もしますが、イレクターの時にはプラが簡単に解けてしまったのでそれもどうかと思います。
反応を和らげれば色々なプラスチックの溶着に使えそうなのですが、反応を和らげるのに適していて、入手しやすい材料などありますでしょうか?
溶剤によって乾燥する時間もまちまちなので、瞬間的には反応を和らげたとしても、先に希釈成分の方が乾いてしまえば後から反応が強くなったり、逆に希釈成分だけ残ってしまうということもあります。一筋縄ではいかないということ、何卒ご容赦くださいませ。
合成樹脂が有機溶剤で溶ける原理、仕組みが知りたいです。
また、参考図書などあれば教えて欲しいです。
合成樹脂の分子をほぐしてばらばらにして溶剤の中に分散させるイメージです。
小学校あるいは中学校の理科の教科書に書いてある、砂糖を水に溶かす原理の延長線上にあたります。
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