お知らせ・お役立ち便覧 NEWS
【特設】コロナウイルス関連
2024.11.14
エタノールの消毒効果について
ニュースを見れば新型コロナウイルスだ、新型肺炎だ、世間を騒がせているコロナウイルス。前回の記事でもコロナウイルスはアルコールで除菌ができるとお伝えしました。
今回は、そのアルコール除菌について掘り下げてお話して参ります。
併せて読みたい!
アルコールの除菌効果
併せて読みたい!
除菌、殺菌用のアルコールでは主にエタノールが最も利用されています。エタノールは数あるアルコールの中でも安全性が高く、除菌効果も高いというのが理由です。市販されているエタノールには
- 無水エタノール
- エタノール
- 消毒用エタノール
がありますが、除菌に向いているのは「消毒用エタノール」です。
エタノールが最も除菌効果を発揮するのはアルコール濃度が70~80%であり、消毒用はこの濃度になるよう調整されているのです。
>>え?エタノールがたっぷり入っていた方がめちゃくちゃ除菌しそうじゃん!<<
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、アルコール濃度が高すぎると除菌に時間がかかってしまいます。
エタノールは様々な菌に対して除菌効果がありますが、前回コロナウイルスはアルコールで不活性化ができる一方でノロウイルスは不活性化できないとお話したように、除菌できない菌もあります。
それではどのようなものに効果があって、どのようなものに効果がないのか具体的に見ていきましょう。
除菌できるケース
まず、食中毒の原因菌として知られる、
- 病原性大腸菌
- 黄色ブドウ球菌
- 腸炎ビブリオ
- サルモネラ菌
などには効果が高く、瞬間的な除菌力があります。
また、菌とはまた異なりますが前回もお話したエンベロープと呼ばれる脂質性の膜をもったウイルスにも効果があります。例えばインフルエンザウイルスやHIVウイルス、今話題のコロナウイルスなどです。
※使用上の注意
除菌できる~!と書きましたが、使い方には注意が必要です。例えば手を洗った際、念には念を入れてアルコール消毒をされる場合、手が濡れたままアルコール消毒液をつけるとアルコール濃度が薄まってしまい、除菌効果が落ちてしまいます。同様に、身の回りの物をアルコール消毒する際も濡れた状態ではなくしっかり乾いた状態で使用しましょう。
また、アルコールでビタビタにしているから大丈夫!というわけではありません。アルコール消毒後はしっかりそれを乾かしてください。消毒液に含まれる水分が残ることでそれに雑菌が繁殖するケースがあります。
アルコールは真菌であるカビにも除菌効果を持ちます。湿気が多い浴室や洗面所、窓サッシやエアコンフィルターなどに発生しやすい黒カビの退治にもアルコールはおすすめです。ただし、アルコールには漂白効果はありませんので、カビによる黒ずみなど色素沈着までは落とせません。また、カビが発生しやすい環境はどうしても湿気も多く濡れやすいところなので、先ほども申し上げたように消毒の前後はしっかり乾かしてください。
除菌できないケース
アルコールで除菌ができないのは、ウェルシュ菌、セレウス菌、ボツリヌス菌のような芽胞を形成する細菌です。
芽胞とは、菌が生存に適さない環境(高温環境・乾燥環境・栄養状態が悪い環境など)になると体内に形成する固い殻のことです。いわばバリア機能です。
芽胞は強固なため、薬剤や熱、乾燥にも大変強く、アルコールの効力はありません。
また、これはウイルスのケースですがノロウイルスをはじめ、エンベロープ(脂質膜)を持たないウイルスに対しては効力は持ちません。
エタノール除菌剤の購入について
アルコールの除菌メカニズム
エタノールは細菌やウイルスのタンパク質に直接アタックして死活、あるいは不活性化させます。
ウイルスのエンベロープを破壊する! ということは何度も書きましたが、細菌の場合は細胞膜を壊すことができます。
また、タンパク質の変性や代謝機能の阻害、溶菌作用などがあり、それによって除菌できるのです。
追記2020.02.27
関連記事について
容量%をもとに、アルコール濃度を調整する計算方法については下記の記事をご参照ください
除菌や殺菌、抗菌など、いろいろありすぎてもうよくわからなくなってきた方は下記の記事をご参照ください!
追記2020.03.27
工業用IPAと消毒用IPAの違いに関する記事を書きました
追記2020.04.17
関連記事
↓成分がわかってもわからないこともあります!↓
関連製品(エタノール除菌剤)
エタノールの消毒効果に関する質問
以前、ページのコメントに寄せられたエタノール消毒効果に関係する疑問・質問とその回答をご紹介します。
(※読みやすくするため、一部編集・抜粋しております)
質問No.01~10
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
ドラックストアに50%濃度のイソプルピルアルコールが除菌用アルコールとして販売されていました。
今回の新型コロナウイルスの殺菌に使用するにはアルコール度数が足りないと思われるのですが、洗浄時間を長くすれば50濃度でも問題ないのでしょうか。
50%のイソプロピルアルコールは消防法にひっかからないよう作られたもので、製造メーカーさんの薬効薬理にもあると思いますが、栄養型細菌には効果があってもウイルスには効果がありません。
50%のIPAに無水エタノールを混ぜて濃度を調整すれば効果が見込めますが、無水エタノールをお水で薄めて70~85%に調整なさる方が簡単かなと思います。
イソプロパノールもウイルスに効果あるのでしょうか。
仰る通りでございます。イソプロパノール、イソプロピルアルコール、IPAなどと呼ばれるものです。アルコール系溶剤はウイルスを不活性化する効果を持ちます。
ただ、毒性の問題で、アルコール系溶剤の中でもエタノールが最も人体への影響が少ないため、エタノールの消毒液が多いです。
エタノール75%入りでカーペットを洗浄しても大丈夫でしょうか?
変色等何かあったりはないでしょうか?
染料によっては、おっしゃる通り、色を落としてしまう恐れがございますので、目立たないところでお試しになってから洗浄なさることをお勧め致します。
エタノールと次亜塩素酸水の違いを教えていただきたいです。
次亜塩素酸水に関して弊社で取り扱いがないため、具体的な比較のご案内ができないので、どちらも取扱いをなさっているメーカー様にお問い合わせいただくのが一番分かりやすいかもしれません。
色々と探して、やっとアルコールジェルを購入出来たのですか、気になって確認したところ、水、カルボマー、PG、ヒアルロン酸などが含まれており、濃度は55%という回答でした。
こちらでは新型コロナ対策としては使っても何も意味がないのか、それとも利用方法によっては有効に殺菌できるのか…
ジェルなのでアルコールを足すということは出来ないのかな、と思っております。
効果が0なわけではありませんが、効果が薄くなるのはあります。
弊社が出荷しているアルコール製品は、そういったジェルにお混ぜ頂くために作っているものではございませんで(弊社のアルコールは工業用に作成しているため)混ぜた実績がございません。
そのため混ぜられる!とは申し上げにくいのですが、100mlの55%アルコールに対して、80ml程度の無水エタノールをお混ぜになると75%の濃度になります。【補足】アルコール濃度の計算方法
100mlの55%アルコールに、無水エタノールを80ml入れると、75%になるかどうか計算して確かめます。↓
55%のアルコール、100mlの中には、55mlのアルコールが含まれる計算になります。
無水エタノールは約100%のアルコール濃度なため、80ml中、80mlのアルコールが含まれます。
これを合わせると、まず液体の量は100+80=180mlになります。
アルコールの量も合計してあげると、55ml+80ml=135mlになります。
180mlの中に、135mlのアルコールが含まれているわけですから、
135÷180=0.75
アルコールの濃度は75%になります。※参考記事:アルコール濃度を調整する方法
除菌液はエタノール70ジェルを購入しました。ジェルでもドアノブ、テーブル等に使えますか。
それと一度消毒したら何時間ぐらい持ちますか。
弊社でジェル製品を製造しておりませんので、メーカー様へお問い合わせください。
消毒効果についてですが、アルコールが飛んだらそこに何も残りません。
塗って、乾いたら次の瞬間から菌やウイルスが付着、増殖する可能性があります。
逆に、何かが残って、それで抗菌効果が持続するのであれば、その抗菌効果を持つ成分が塗布面に蓄積することになりますので、それが口に入る恐れもありますので注意が必要です。
医療機関で産科の患者様の検温を担当しております。その際、アルウェッティを使用して体温計の除菌をしておりますが、やはりお一人につき一枚の使用が望ましいですか?
あと、患者様の検尿後のトイレの除菌に、トイレットペーパーホルダー、ドアノブ、ウォシュレットボタン、洗浄栓、検尿置き場のドアの取手も拭こうと思うのですが、一枚で拭いても大丈夫でしょうか?拭く際の順序もお教え頂きたいです。
次の方の接触箇所数を減らすために、トイレのドア、蓋を開けておこうと思うのですが感染予防対策として有効でしょうか?
おそらく感染症予防としては弊社のような工業用品を扱う一メーカーよりも、もり様のお勤めになられている医療機関様の方が様々な知見をお持ちかと思いますので、弊社からのコメントは差し控えさせていただきたいと思います、申し訳ありません。
除菌アルコールについての質問です。 除菌アルコールで除菌した後除菌効果は、 どのくらい続くのですか。
除菌アルコールにもよりますが、単純にアルコールと水で構成された除菌アルコールの場合、塗布後、塗布面が抗菌効果を持ち続けるということはありません。
拭いた瞬間その面を除菌しますが、乾いてしまえばそこには何も残りませんので、その後は無防備な状態になります。逆に、もし抗菌効果が続くのであれば、その面に何らかの成分が残っていることになります。
そうなるとそれが皮膚に触れたり口に入ったりするおそれがあるということですから、もし抗菌効果が持続する製品であれば、どういった成分によって抗菌効果が持続するのかお調べになるのがベストです。
除菌アルコールはどのくらいの頻度で散布したらよいのですか。一番良い散布の仕方はありますか?
一番良い、をどこに焦点をあてて「一番良い」というかにもよって変わってきます。
例えば常にアルコールが効力を持つ菌やウイルスがほとんどいない状態を保っておきたいのであれば、触ったら都度、あるいは触る前に都度アルコール除菌なさるのが一番良いでしょう。(除菌時は必ず塗布後、アルコール除菌液が乾燥するまでが除菌です)ですがなかなかそういうわけにもいきませんから、アルコール除菌はあくまで補完的に利用し、1日に何回かなさって、そのほかは石鹸での手洗いで予防なさるのが、効率的な観点からするとよろしいかと思います。
トウキビやサトウキビを発酵させて作られたバイオエタノールについてお聞きしたいのですが、基本的にバイオエタノールもエタノールなのでメタノール・メチルアルコールとは違い、人体には無害と考えていいのでしょうか?
たとえば88%の濃度(残り12%は水)で売られているバイオエタノールは手指消毒用アルコールとして使えるものでしょうか?
エタノールには、合成して作成されたエタノールと、発酵して作られたエタノールとがあります。
バイオエタノールとは、発酵工程を経て作られたエタノールのことを言います。
一般的に販売されているお酒も発酵工程を経ているためバイオエタノールです。
お酒がもたらす害と同レベルの害はありますが、手指消毒用としてお使いいただけます。(88%では少し濃度が高いように感じますが…)
質問No.11~20
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
88%では濃度が高いとのことですが、手指の消毒用として使うには一般的な『消毒用エタノール』として売られているものの成分と同等の76.9~81.4%くらいに、加水して薄めて使うのがいいのでしょうか。
使用量にもよりますが、濃度が高いと、消毒しきる前に乾燥してエタノールが蒸発してしまうので、効果を最も引き出すためには、少し量を多めにお使いいただくか、70%~80%程度にお薄めになるのがよろしいかと思います。
薄めるのはお水で大丈夫なのでしょうか?
お水とは、水道水でも良いと考えてよろしいのでしょうか?
身の回りのものにかけるのであれば水道水で問題ありません。
アルコール濃度について、質問です。
「消毒用エタノール エタノール76.9~81.4vol%同等濃度」とラベルに書かれ、アルコール濃度78%とうたっているアルコール除菌消臭剤の成分を見たところ、
・エタノール71.26%
・グリセリン0.01%
・精製水28.73%
とありました。
この割合でなぜアルコールが78%になるのかわかりません。普通に考えると約70%だと思うのですが、単純な計算式ではないのでしょうか?
ラベルは容量%で書かれていて、内容成分に関しては重量%で書かれているため、このような違いが起こります。
エタノールは水よりも軽いため、容量からすると相当数入っていたとしても、重量当たりの比率をみるとその相当量よりも割合の数字は減ってしまいます。
(記事内で言及せず混乱させてしまい申し訳ありませんが、この記事に明記致しました容量「アルコール濃度が70~80%が一番殺菌効果が高い」というのは容量%を参考にされてください。)
入手した消毒液が以下の成分でした。
まな板や食器などの消毒用と表示されてますが、手指等の消毒用として使用しても、効果など問題ないでしょうか?
成分がエタノール58%、クエン酸ナトリウム0.2%、乳酸0.2%、グリシン0.05%、精製水41.55%となっています。
容量パーセントにするとおそらく65%のものかと思います。消防法で引火物にならないよう薄めた製品でしょう。
本来、ウイルスや細菌を消毒する目的であればもう少し濃い方がよいのですが、このような状況でアルコール消毒液が店頭に並びづらい時期でございますので、そちらをご使用ください。
通常よりも薄くなっておりますので、揮発性が低く、使用後しっかり乾かさないと殺菌効果が落ちますので、しっかり手指に付け、揉みこみ乾かしてください。
アロマオイルで除菌スプレー良く作りますが無水エタノールも効果はあるものですか?ラベンダーベースに夏はシトロネラこの時季はティートリー、ユーカリ、水45cc にalcohol5cc.オイル10滴、市販の入手困難これでも良いですか?
お水45ccにアルコール5㏄で、お好みの香りのオイルを10滴お入れになった場合、大体アルコール濃度は10vol%、除菌消毒効果が最も高いのがアルコール濃度70~80vol%なため、お作りのアロマオイルではアルコールでの除菌消毒効果はあまり見込めません。
無水エタノールの場合、アルコール濃度100vol%ですから、70%~80vol%に薄めてお使いください。なお、アロマオイルを作成したことがないので推測で恐縮でございますが、例えばアロマオイルに現在5ccお混ぜになっているアルコールを増やした場合、蒸発が早くなりにおいがきつくなるおそれがありますので、ゆっくりと揮発させることを目的としたアロマオイルはアルコール消毒とは別物とお考えいただければと思います。
「衣類のしみ抜き剤」を使用していたのですが、内容に、エタノール17%と記載があったと思うのですが、このような濃度で、付けた部分に消毒効果があると思っても良いのでしょうか?
残念ですが17%ですと薄すぎて、どうしてもアルコール消毒には足りない威力です。
溶剤を混ぜるため、洗浄力をプラスするためを目的として入っているのかと思います。
もし衣類を消毒したい場合は、すすぎに逆性石鹸を混ぜるとよいかと思います。(柔軟剤と同じ使用方法)
アルコールの除菌効果の見方について、質問です。
ある除菌アルコール製品はエタノール濃度が「およそ45%」とのことでした。これは度数に換算すると何度ですか?
そしてラベルに、「消毒用エタノール エタノール〇〇~○○vol%同等濃度」と表示されていることがありますが、この○○に入る数字が、上記のエタノール濃度「45%」の場合は「45」となるのでしょうか?
ラベルは容量%で書かれていて、内容成分に関しては重量%で書かれているとのことですが、あ消費者が表示を見て除菌および消毒の効果を判断するには、重量%の数値ではなく、容量%の数値を見なければいけませんよね?エタノールは水よりも軽いため、容量からすると相当数入っていたとしても、重量当たりの比率をみるとその相当量よりも割合の数字は減ってしまうからというのがその理由だそうですが、「エタノール濃度がおよそ45%」だと言うのは、容量%ですね?
その点で、殺菌力はエタノールの「容量%」が70%以上ないと無効とのことなので、この製品はインフルエンザなどの感染対策には向かないということでよろしいですね?
アルコールで40度や50度とよく聞きますが、これは容量パーセントを示しています。
そのため、閲覧者様のおっしゃる、「エタノール濃度およそ45%」というのは45度にあたるとは思うのですが、例えばエタノール以外に他のアルコールが入っている場合、「アルコール度数」は変わってきます。
そのため、実際に製品を拝見してみないと明言はできませんがあくまでこれは除菌の製品でございますので、薬事法上の「殺菌剤」とは違う製品です。
菌やウイルスを殺すのではなく、減らす目的で作られた製品かと思いますので、もし感染症対策としてお考えでしたら、アルコール濃度の高い無水エタノールなどを混ぜられてお使いになることをお勧め致します。
市販品のアルコール除菌ウェッティ30%に消毒用アルコールを追加したらアルコール70%になりますか?
もし無水エタノールを追加する場合どの位入れるのがいいのでしょうか?
ポケットウェッティは30枚入りです。
消毒用アルコールはもともと70%程度なので、無水エタノールをウエッティに追加すれば70%になりますが、消毒用アルコールでは70%にはなりません。
消毒用アルコールをそのままお使いになることをお勧め致します。また無水エタノールを追加する場合、例えば、アルコール度数50%のものを70~80%にしようとすると、アルコール度数50%の液体と同じ量の無水エタノールを追加しなくてはなりません。
今回の場合、30%なので、単純にそれ以上入れなくてはなりません。
(30%アルコールの量がが1Lだったとすると、無水エタノールを1.8L程度加えると約75%になります)
70~80%の濃度にすること自体は可能なのですが、ウエットティッシュがまとう液体が3倍近くなってしまうため、だいぶビシャビシャになってしまうと思うので、あまりお勧めはできません。
今、アルコール消毒液は手に入りませんが、ホームセンターには50%の消毒液は多数あります。
これに無水エタノールをどのくらい入れれば、70-80%の消毒用になるのでしょうか?
50%エタノールと無水エタノールを半々で混ぜれば70~60%になります。
ただ、無水エタノールがございましたら、お水と7:3~8:2程度でお混ぜ頂く方がご用意いただくものが少なく済むかもしれません。
商品表示でのアルコール濃度について、質問です。
「エタノール75」という商品の多くは、下記の商品表示とともに「アルコール濃度75%で最大の除菌効果を発揮する」とあります。確かに商品表示にはアルコール濃度75%とありますが、しかしエタノール自体の表示は70未満の67.9とあります。
これは最も除菌効果を発揮するとされるアルコール濃度70〜80%という目安に、エタノールの表示自体を当てはめて見るのではなく、あくまでもアルコール濃度の表示の事でしょうか?
つまり下記表示エタノールは、エタノールの成分表示が70未満であっても、アルコール濃度が75%とあるので、除菌効果が最大のアルコール濃度70〜80%という事のものなのでしょうか?
■成分
エタノール:67.9
グルコノデルタラクトン:0.03
クエン酸ナトリウム:0.03
水:32.04
比重:0.877
PH:6.8
アルコール濃度:75%
アルコール濃度というものは容量パーセントのことを示しており、成分表示は重量%を示しています。エタノールは水よりも軽いためこのようなことが起きます。
例えば水1Lとエタノール1Lを混ぜた場合、容量パーセントは50%になりますね。これがアルコール濃度50%です。
ただ、重量で見ると、水は1Lあたり1KGですが、エタノールは1Lあたり0.795KG程度、その場合、重量パーセントは44.2%程度になってしまいます。
質問No.21~30
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
無水エタノールは精製水で薄めたら手指の消毒はできるみたいですが、精製水で薄めてどのくらいで使い切ったら宜しいでしょうか。
消毒用よりも手荒れがすると聞きましたが、他に何か混ぜたら良いのでしょうか?
「使い切ったら」というのは使用期限ということでしょうか。
お混ぜ頂く環境や、保管環境によって個人差があるため、なるべくお早めに使い切っていただいた方がよろしいと思います。
未開封の状態でございましたら、メーカーとして使用期限を設けている場合が多いので、メーカー様へご確認ください。手荒れに関しては、アルコールがウイルスの周りを覆う皮脂でできたエンベロープを破壊するだけでなく掌の油も落としてしまうためにおこるものです。そのためアルコール消毒後、ハンドクリームなどで手を保護していただくのがよろしいかと思います。
消毒液の成分と効果について質問です。
いま、手元にある消毒液が
成分:ベンザルコニウム塩化物0.05w/v%
添加物:エタノール、グリセリン、リン酸、リン酸三ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム
と、なっており、インフルエンザ、ノロウイルスにも!と書いてありました。
こちらは 新型コロナウイルス にも、効果はありますか??
殺菌というより、菌の数を減らす程度でしょうか??
また、会社から配られた消毒液に
エタノール 58.8w/w %、グリセリン脂肪酸エステル 0.2w/w %、グリセリン 0.2w/w %、
乳酸ナトリウ0.01w/w %と書いてあります。
こちらも、インフルエンザ、新型コロナウイルス には効果はありますか??
ベンザルコニウム塩化物を主成分とした消毒液ですが、こちらの成分は弊社に取り扱いがなくデータがないため弊社からの明言は避けさせていただきたいです。申し訳ありません。
2つ目の配布された消毒液の方は、アルコール濃度が65%程度のものですね。(もも様のご明記頂いた数字は重量%のため、容量%に直すと65程度になります)
少し薄い印象でございますので、これ以上薄まらないよう、しっかり乾いた塗布面にご使用ください。(手が濡れた状態にこの消毒液をかけると薄まってしまい、効果がなくなってしまいます)
無水エタノールでさえ入手が難しくなってきておりますが、バイオエタノールがウイルス対策に使えるのであれば、お酒であるウォッカなどでも効果があるのではと考えました。
アルコール度数98%のものが自宅にあるのですが、如何でしょうか。
仰る通りウォッカでも効果があります。
容量%で70~80%程度にお水でお薄めになってご使用ください。
下記の条件の場合、手などの除菌に使用できるのでしょうか。
現在コロナウイルスでエタノールが全く入手出来ず、手元に御社のエタコール7(主成分エチルアルコール・イソプロパノール4.9%未満と表記の物)が有ったのですが、こちらも無水エタノール同様に水3:エタコール7~2:8程の割合で薄めて、手などの除菌に使用してよろしいのでしょうか?
長期(半年~1年程)で連続で使用していて人体に影響はありませんでしょうか。
入っている成分がわからずお伺い致した次第です。
又、もし使用出来る場合は、容器ボトルはポリエチレンでも溶けたりはしないでしょうか?
弊社エタコール7は工業用に製造致しておりまして、除菌や消毒に関して検証実験を行った製品ではございませんので
申し訳ありませんが「消毒・除菌にご使用いただけます!」とは明言出来かねます。
また、市販の手指用消毒・除菌剤と異なり、手指に使用することを想定していないため、保湿剤なども含まれておりません。アルコールの保存はポリエチレンでも問題ありません。
エチルアルコールは、エタノールと同じなよう成分なのは何となくわかるのですが、イソプロパノールが、検索した所、外皮様殺菌消毒剤と有ったのですが、手荒れなどは自己責任だと思うのですが、エタコール7のイソプロパノール名称が同じでも少し違う物で有るのかお伺いしたかったのですが、いかがでしょうか?
もしウイルス対策に使えれば大変助かるのですが。
エチルアルコールはエタノールの別名で、同じものでございます。
イソプロパノール(=イソプロピルアルコール)(=IPA)は、単体の有機溶剤の名称ですので、同じものを指します。
飲めてしまうと酒税がかかってしまいますので、弊社では飲めなくする目的で添加させていただいております。
ただ寸分たがわず同じかと申しますと、単体の有機溶剤でも、多少メーカーによって製品の基準値が異なりますので純度にも差異は発生します。
エタノール濃度58%と書かれた消毒液を入手出来たのですが、これに無水エタノールを加えてもウイルス消毒効果のある消毒液は作れますでしょうか?
その場合58%100mlにどの位無水エタノール(混ぜれば宜しいでしょうか?
純度95%では、不純物として「水」が多くなっていると思いますので、基板ではその水分によって影響が出る可能性があります。
基板によっては水分に弱いものもありますのでお気をつけいただければと思います。
自転車のディスクブレーキに使おうかと思ってます。メーカーからはイソプロピルアルコールで拭くように指示されてますが、他に無水エタノール等で代用する事は可能なのでしょうか?
またスプレーしたいのですが、スプレーノズルを付けたまま保管可能なのでしょうか?
そちらの表記が容量%か重量%かにもよって、水分を混ぜる量が変わってきます。
これが容量%であれば、お持ちの消毒液100mlに無水エタノールを70ml弱程度、これが重量%であれば、100mlに40ml程度無水エタノールをお混ぜください。
消毒には70度以上が良いとの事ですが、65度のものに無水エタノールを足して70度以上にしたいのですが、混ぜても大丈夫でしょうか?
エタノール57%くらいで、サトウキビなど足してアルコール65度の除菌剤と無水エタノールを持っています。詳細な成分は、
・エタノール57.22%65度
・クエン酸0.8
・クエン酸ナトリウム0.25
・グリセリン0.5
・グリシン0.2
・香料0.1精製水40.93
4リットルもこれがあり、無水エタノールは、500ミリしかないので、アルコール65度にエタノールを加えて使えたら幸いと思いました。混ぜても大丈夫でしょうか?
また、どのくらいの割合で混ぜたらよろしいでしょうか?
お持ちのエタノール濃度65vol%品であれば、エタノール65度の溶液100mlに対し無水エタノールを40ml程度をお混ぜいただければ、除菌に効果的なものになります。
成分が下記内容の食品食器厨房用のものを入手したのですが,コロナなどの除菌、手指などの除菌に使用できますでしょうか(使ったあとにハンドクリームなどを使うとして)
エタノール67.90重量%(エタノール含有量75%プラスマイス1) 乳酸0.10重量% 精製水32.00重量%
推奨はされていないかもしれませんが、問題ないかとは思います。
ただ、弊社ではこの製品の取り扱いやデータがないため、メーカー様にお問い合わせなさることを強くお勧め致します。
無水エタノールと混ぜる精製水の代わりになるものについて、質問です。
現在無水エタノールを所持していますが、無水エタノールも品切れ、入荷も見通し立たずで、なるべく長く持たせられたらと思っています。
手指の消毒用として、無水エタノールに精製水を混ぜると、結構な量のエタノールを使用してしまいますが、精製水の代わりにどこでも市販されている、40度前後のお酒を使えば、無水エタノールの消費を抑えられるかなと単純に考えていました。後々残ったお酒も不要にならずに済むので…。
合わせても人体には影響なさそうですが、ウイルスの除菌という面で、酒の不純物などで効果が不十分になるようだと意味がないので、どんなものかと思い、教えていただきたいです。
蒸留酒ならば問題ありません。
醸造酒ですと糖分が入っておりますので、逆に菌類の繁殖につながってしまいます。お気を付けください。
質問No.31~40
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
混合溶剤の割合と除菌効果について質問です。
本ホームページに”エタノールが最も除菌効果を発揮するのはアルコール濃度が70~80%”との記載があります。
一方当方では下記の混合溶剤を持っています。
・エタノール : 75%
・IPA : 25%
この混合溶剤が除菌効果を発揮するのは、この混合溶剤:精製水=75:25で薄めるべきなのでしょうか?それともすでに、エタノール自身は、IPAで薄められているので、この混合溶剤をそのまま薄めず使うべきなのでしょうか?。
エタノールもIPAもどちらも「アルコール系溶剤」でどちらもアルコールというくくりになります。
そのため、エタノール75%、IPA25%で100%アルコールになりますので、仰る通りこちらの混合溶剤を75、お水を25の割合で薄められるのがよいでしょう。
エタノール濃度60%の手指用消毒ジェルを購入いたしました。しかし、コロナウイルスに対して濃度が薄いのではと思っています。ジェルに対しては濃度をあげる方法はございますか?
エタノールの濃度を上げるには、無水エタノールをお混ぜ頂く必要があります。
100mlのジェルあたり60mlの無水エタノールをお混ぜになることをお勧め致します。
器具専用に開発された88%濃度のエタノール洗浄剤を購入したのですが、保湿剤と水で薄めれば手指消毒に使えますか?
500mlあたり水はどのくらい入れるべきでしょうか?
保湿剤に関してはノーコメントで失礼いたしますが、88%のエタノール500mlには、86.66mlのお水を入れると75%のエタノールになります。
手元に濃度88%のエタノールがあるのですが、1リットルあたりどのくらい加水すれば80%になるのでしょうか。
また、急ぎで精製水が手に入らない場合、水道水で代用できるのでしょうか?
88%のエタノールは1000mlあたり100ml程度のお水を入れると80%程度になります。水道水でも代用は可能です。
「エタノール50.0w/w%、クエン酸0.5w/w%、グリセリン脂肪酸エステル0.2w/w%、クエン酸ナトリウム0.1w/w%、グリセリン0.1w/w%、水48.6w/w%」と、書いてある物ではコロナウィルスに対しては効果がないでしょうか?
おそらくこちらは除菌用の製品かと思います。
こちらの表記は「重量%」のため、容量%に直すとおおよそアルコール濃度が58%の製品かと思います。
コロナウイルスに有効なのは70~80%程度のアルコール濃度が必要なため、(おもちのもので効果が0なわけではありませんが、効果が薄い)
気になる場合は無水エタノールなどでアルコールをプラスしてあげる必要があります。
100mlのおもちの除菌剤に対して、68ml程度無水エタノールをお混ぜ頂くと75%になります。
御社の電子部品用洗浄剤F-1を精製水で割って、エタノール消毒液を作ろうと考えているのですが、電子部品用洗浄剤F-1は無水エタノールなので、手指の消毒に使用できると考えていいでしょうか?
弊社の電子部品用洗浄剤F-1は、酒税にかからないため非常に安価でお求めになれる製品です。
ただ、飲めなくするために非常に苦くなるよう製造し、お口に含めないようになっています。
そのため、塗布された手指でお食事をされたりすると、お食事の味が変わる恐れがあります。(特にサンドイッチやおにぎりなど素手で食べることがあるものは確実に変わります)
もともと、弊社のアルコール系溶剤は、工業用にご使用いただくため製造しているものですので、医薬品としての検査をうけておりません。
そのため消毒や除菌殺菌を謳うことができません。ご了承いただけますようお願い申し上げます。
チラシに、65vol%エタノールを量り売りする、とあるのを見つけました。これは、手指消毒用としてそのまま使用出来ますか?
弊社といたしましては、そのエタノールが消毒用かどうかこちらのコメントでは推察ができないため、メーカー様、あるいはチラシの発行主様へお問い合わせされるのが確実かと思います。
また、消毒用だったとして、もしちえりん様がコロナウイルス対策を想定されているのだとすると濃度としては薄いものになります。
無水エタノールを加え、70%~80vol%にされることをお勧め致します。
無水エタノールでアルコール濃度を調整するための計算式について、質問です。
毎日毎日、消毒液を探し回っているが当地でもありません。が、先日、除菌アルコールスプレーと言うのを見付けました。台所用のため「まな板」「包丁」・・・と書かれていました。
ボトルに貼られていますシールを見ますと、内容量:400ml 成分:エタノール50% グリセリン脂肪酸0.1% 乳酸1.0% 乳酸ナトリウム0.4% 水48.5%と記されておりました。
と言う事は、このエタノール50%と言うのは重量%だと言う事は各コメント欄を読んで理解しました。
そこで、これを消毒用に効果があると言う70~80、例えば75%辺りにするには、無水エタノールを入れれば濃くなるのでしょうか? いまいち、このあたりの濃くするや希釈の式が…ずばり、、どの量の無水エタノールで75になるでしょうか?
エタノールの重量%が50%のもので、エタノール以外にアルコールが含まれていないものは、おおよそ58%程度のアルコール濃度になります。
おおよその計算式で、
アルコール濃度58%の液:量を仮に100mlとおくと、その中に含まれるエタノールは100ml*0.58(58%のため)=58ml
アルコール濃度100%の液:量を仮に「x」と置くと、その中に含まれるエタノールはxml*1(100%のため)=1x=xml
アルコール濃度75%の液:量は100ml+xmlでその中に含まれるエタノールは、(100+x)*0.75(75%のため)
このアルコール量「(100+x)*0.75」は、58%のものと100%に含まれるエタノールを合計した数とイコールにならなければならないため、
(100+x)*0.75=58+x となります。
75+0.75x=58+x
0.25x=17
x=68
となり、アルコール濃度58%の液体100mlには、アルコール濃度100%の液体を68ml入れればよいことがわかります。
計算式は下記記事でもご説明させていただきましたので、ご活用いただけますと嬉しいです。
アルコール濃度を調整するための計算式について、質問です。
仮に、今回質問させて頂いたケースの全体が重量でなく容量%が50%であればとした時には? と言う疑問が湧いてきました。
例えば、無水エタノールを50ml、そこに精製水50mlを容量的に入れた時、それは、容量50%の濃度となりますよね。
つまり、重量%の50%と容量%の50%では、容量%の方がアルコール濃度は高いと言う事になるとですか?
重量%と容量%が異なるのは、重さがそれぞれ違うからです。同じ1L、1Lだと、容量%は50%50%ですが、片方が軽くて、1Lあたり1KGと1Lあたり600gだったら重量%は重い方が62.5%、軽い方が37.5%になりますよね。
エタノールの比重は0.795で水よりも軽いため、容量%で50%50%だったとしても、重量では水よりも軽くなってしまうので、水の方が重さを占めることになります。
逆に、重量%で水とエタノールが同じ割合含んでいた場合、容量%はエタノールの方が割合を占めることになります。また、一般的に「アルコール濃度●●%」という表記であれば、容量%を示します。
アルコールの重量%と容量%を換算するには、下記のリンクをご参照ください。
>>https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdfもし50%が容量%だった場合の計算式は、
アルコール濃度50%の液体:仮に100mlと置くと中に含まれるエタノール量は100*0.5=50ml
アルコール濃度100%の液体:「x」中に含まれるエタノール量はx*1=xml
完成させたい75%液体:量は100ml+xmlでその中に含まれるエタノールは、(100+x)*0.75(75%のため)
このアルコール量「(100+x)*0.75」は、50%のものと100%に含まれるエタノールを合計した数とイコールにならなければならないため、
(100+x)*0.75=50+x となりますので、こちらを計算していただければと思います。
貴社の電子部品用洗浄剤F-1について教えてください。苦味成分以外には毒性の高い添加物は含まれていないとの理解でよろしいでしょうか。
また、F-1で洗浄後、エタノール揮発後も苦み成分は残留するのでしょうか。
例えば調理器具の洗浄に無水エタノールの代用にF-1を使用した場合、味が変わる可能性があると考えてよいでしょうか。?
苦み成分も人体に毒性の少ないものを使用していますが食品添加物ではございません。
全体に含まれる苦み成分はわずかですが、その「わずか」が非常に苦みを発揮します。
揮発後も苦み成分は残留致しますので、調理器具や手指などへのご使用はご遠慮ください。
質問No.41~50
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
貴社の電子部品用洗浄剤F-1を購入させていただきました。
他の方の質問で「揮発後も苦み成分は残留する」「医薬品としての検査をうけてないため消毒や除菌殺菌を謳うことができません。」は理解しました。
一般論で構いませんので、ウイルスのエンベロープを破壊するのは、発酵アルコールでも合成アルコールでも効果は同じなのでしょうか。
合成だろうと、発酵だろうと、ウイルスに効果はあります。それはメタノールだろうとエタノールだろうとIPAだろうと同じなのです。
ですがメーカーといたしましては、もし身の回りの消毒にお使いになるなら人体への影響や、安全性への懸念を考えると消毒用として許可を得ているアルコールを正しく御使用いただきたいです。
以下の成分のスプレータイプの消毒剤がございます。新型インフルエンザ対策にとうたわれているのですが、効果は弱い製品と思っていたほうが良いでしょうか?
■成分
- 有効成分:原液100ml中
- 塩化ベンザルコニウム 0.05g
- その他の成分:濃グリセリン 無水エタノール 窒素 アルコール含有量58%
アルコール含有量は58%とありますが、これは重量当たりの割合でございますので、容量%では65.8%程度ある計算になります。
単体、あるいはお水で薄めた程度の配合でしたら弊社としても知見があるのですが、弊社の製品ではございませんので推察で申し上げるのは混乱を招く恐れがあるため差し控えさせていただきたいと思います。
詳しくはメーカー様にお問い合わせくださいますよう、お手数ですがお願い申し上げます。
本日200mlの手指用洗浄料を手に入れました。ラベルには、エタノール57%溶液となってます。成分エタノール、水、BG、エチルパラペン、メチルパラベン、プロピルパラベン等書いてあります。
このまま使用してもコロナウィルスに対する除菌にははらないでしょうか?またエタノールを別容器に少し頂いたのですが、もし混ぜる場合、200mlにどのくらい入れたらいいのでしょうか?
本日200mlの手指用洗浄料を手に入れました。
ラベルには、エタノール57%溶液となってます。
成分エタノール、水、BG、エチルパラペン、
メチルパラベン、プロピルパラベン等書いてあります。
このまま使用してもコロナウィルスに対する除菌にははらないでしょうか?
またエタノールを別容器に少し頂いたのですが
もし混ぜる場合、200mlにどのくらい入れたらいいのでしょうか?
製品を見ていませんので、推察になりますが、おそらく標記の%は重量%かと思いますので、
>>https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf<<こちらの換算表をご覧いただければわかる通り容量%に直すと65%程度になります。(なぜ%が変わるかと申しますと、他の方へのコメントにもあります通り、エタノールが水よりも軽いため、Lで見ると同じ1L、1Lでも、水が1KGに対してエタノールは0.795KG程度しかないので、重量当たりの%は少なく見えます)効果はもちろん0ではありませんが、少し薄い印象を受けます。もし別容器で入手したエタノールが100%であれば、アルコール濃度65%の液体:仮に100mlと置くと中に含まれるエタノール量は100*0.65(65%のため)=65mlアルコール濃度100%の液体:「x」中に含まれるエタノール量はx*1=xml完成させたい75%液体:量は100ml+xmlでその中に含まれるエタノールは、(100+x)*0.75(75%のため)このアルコール量「(100+x)*0.75」は、65%のものと100%に含まれるエタノールを合計した数とイコールにならなければならないため、(100+x)*0.75=65+x となります。75+0.75=65+x0.25x=10x=40なので、100mlの65%アルコール溶液に対し、100%のアルコール溶液を40ml、よって、こここここ様の求めたい、200mlに対しては100%アルコール溶液を80ml入れればよい計算になります。
計算方法は下記リンクもご参照ください。https://www.sankyo-chem.com/news/post-4947/
貴社の電子部品洗浄剤F-1は、キッチン消毒はOKとのこと、スプレーで吹き付けて消毒するときは、水を加えたほうが良いのでしょうか?
お水とグリセリンをお混ぜ頂いても、蒸発後苦み成分が残ってしまうのは同じです。(多少薄まるかもしれませんが)
そのため、調理器具などへのご使用もご遠慮いただきたいです。(包丁や食器、まな板やお鍋などにお使いの場合、その苦み成分が食品に移り、せっかくのお料理の味が変わってしまいます)また、弊社製品は医薬品ではなく工業用品です。消毒に関するエビデンスはありませんので、「消毒できます」と謳えない製品です。
アルコール濃度の表記について、質問です。
手持ちに、近くのスーパーで買ったアルコール除菌スプレーがあります。アルコール濃度60%未満と書かれており、直接問い合わせたら約58%とのことです。
58%といわれても分からないので、さらに尋ねると、製品100ml中に58ml含有しているとのことです。
さらに何gのアルコールかと尋ねたら58gだとか…。58%というのは重量%なのか容量%なのか単位を教えてくれと言ったら、家庭用品品質表示法に基づきmlの%だという回答でした。
医薬品の消毒用エタノールはvol%で表示されていますが、この製品は58vol%と考えて宜しいのでしょうか。
おそらくお答えになった方がアルコールについてあまりお詳しくなかったのかもしれませんね。家庭用品を弊社で製造した経験がないもので、家庭用品品質表示法を調べてみたのですが、どちらの箇所のことをおっしゃっているのか弊社ではわかりませんでした。申し訳ありません。
もし、この58という数字が、容量%(=vol%)だった場合、重量%は50%程度、アルコール濃度は58vol%ですが、もしこれが重量%だった場合は、65.5~66vol%ということになり、アルコール濃度65~66%程度になります。
(https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf参照)弊社としてはわかりかねます…というのが正直なところなのですが、コロナウイルス対策でもう少し濃度の高いものをお作りになりたくて濃度をお調べになりたいのであれば、お答えが可能です。
例えば今回の重量%なのか容量%なのかわからない58%の除菌スプレー100mlに、無水エタノールを60ml程度入れると、
仮に58%が容量%だった場合、73容量%に、
仮に58%が重量%だった場合、容量%は65%程度なので、78容量%になりますので、
70~80%程度のアルコール濃度のスプレーにできるかと思います。
高齢の母の介護を家でしております。幸いに少量ですがエタノールや次亜塩素ナトリウムなどの購入が出来ました。
玄関、扉、手摺り、高齢の両親が手を捕まる場所などの除菌は毎日、行うの事が正しい使い方なのでしょうか?
手を捕まる場所の除菌は毎日、あるいはもっと高頻度で行っていただく方が確実です。
エタノールや次亜塩素酸水がウイルスや菌を不活性化後、乾いてしまうとそこにエタノールの成分は残りません。(但し、ハイターの場合など、次亜塩素酸ナトリウムに界面活性剤が混ぜられているものは、界面活性剤が塗布面に残ります)
また、次亜塩素酸ナトリウムは表面に次亜塩素酸ナトリウムが残留しますので、表面がアルカリ性となってしまいます。(時間が経過すれば酸素を放出し、塩化ナトリウムとなる)
除菌箇所が今後も抗菌作用を働くことはありませんで、定期的に除菌いただく必要があります。
(カチオン系の界面活性剤の場合、残留した界面活性剤が一部菌には効力を持つ可能性はあります。←次亜塩素酸ナトリウム乾燥後のウイルスへの効果はあまり期待できない)また、もし「どうしよう、今まで1日1回しか除菌しなかった!」という場合でも、とにかく手指をこまめに石鹸でお洗いになっていれば問題ありません。あくまでアルコール除菌は補佐的なものとしてお使いください。
普段はエタノールでやっていたのですが品薄状態なのでイソプロピルアルコールを希釈して使おうかと思っていますが、衣服や革製品などの消毒には使えますでしょうか?
エタノールとほぼ同じようにお使いいただけますが、衣服や革にお使いの場合、色落ち、コーティングの落ちにつながる恐れがございます。
目立たないところでお試しになってからお使いください。
そういったものの消毒でございましたら、逆性石鹸などもお勧めでございます。
アルコール濃度の計算と手指消毒の効果について、質問です。
下記のアルコール製品のアルコール濃度はいかほどでしょうか?
・アルコール 74.02 w/w%
・純粋 25.71 w/w%
・乳酸ナトリウム 0.26 w/w%
・乳酸 0.01 w/w%
日本薬局方消毒用エタノールのアルコール濃度は76.9~81.4vol%となっていますが、この製品のアルコール濃度も消毒用エタノールと同じくらいあるのでしょうか。
手指消毒に使うことに効果はあるのでしょうか。
アルコール系の溶剤の比重は多少誤差はあれどほとんど同じなので、https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf←こちらの最終頁の表をご確認いただきたいのですが、
%の項目がwt%(w/w%)です。今回の場合、74.02wt%ですので、「%」の列で「74.0」と表記のある行をご覧ください。
お隣の「vol%」の列の数字は「80.4%」とあります。これが容量%です(=アルコール濃度)
コロナウイルスに効果のある製品は70~80%なので、おおよそ同じ程度とみていただいて問題ありません。手指消毒に関しては、そちらの製品が手指消毒を目的とされている製品なのか、また、表記のアルコールが、どのようなアルコール系溶剤を御使用になっているかによって(メタノールに関しては事前に申し上げますが絶対使用をおやめいただきたいです)変わってきますので、メーカー様へご質問なさるのが一番安全です。
ドアノブの消毒用のエタノールとして、工業用エタノールを75%に希釈して、使用することを検討していますが、問題があるでしょうか?
食器用の消毒用のエタノールとして、食品由来のエタノールを推奨されているのですが、そちらが入手しづらいため、工業用のものが使えればと思い、質問させていただきました。
工業用エタノールは、医薬品ではないので法律上「消毒」を謳うことができません。
医薬品と工業用の違いは、その製品の規格にあります。工業用は企業ごとに規格が異なりますが、医薬品は法律上定められた規格をクリアしないと名乗ることができません。
逆に定められた規格もないのに医薬品を名乗れてしまったら、怖いですよね。また、「除菌」に関しては、弊社アルコール製品ではエビデンスがないため、除菌に関して実証実験をしておらず確証もないのにお客様へ「除菌にお使いいただけます」とは申し上げられないというのが回答でございます。
医薬品の入手が困難で、もし工業用エタノールをお使いになる場合でも、除菌に関するエビデンスがあるエタノールをお使いになることをお勧め致します。
理容器具用の防錆剤配合のエタノール80%液が有ります。これは、手指消毒液として使用できますか?
他の回答と重複してしまい申し訳ありませんが、理容器具用のエタノール80%は手指消毒にお使いいただけません。
「手指消毒」が可能なエタノールは医薬品のアルコールのみです。「消毒」が可能なのは医薬品のアルコールのみと法律で定められています。
また、防錆剤にもさまざま種類がございますが、一部防錆剤には皮膚に悪影響を及ぼすものがございまして、皮膚に塗布するのは危険です。
ご遠慮いただきたくお願い申し上げます。
質問No.51~60
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
電子部品洗浄剤F-1を水道水25%稀釈でいつも色々な清掃に使用していますが、その稀釈溶剤の保管はペットボトルだと何か問題がありますか?
アルコールはペットボトル保管はよくない!と主人が言うもんですから、私は稀釈してあるから大丈夫でしょ~いつも使っているし~と意見が割れます。
ペットボトルが溶けてしまう!変形してしまう!なんてことはありません。市販のワインがペットボトルで販売されているようにアルコールをペットボトルで保管しても大丈夫です。
ただ、注意事項が2点あります。
●静電気(=火気)による引火の危険性
ペットボトルに発泡スチロールを入れて振ると発泡スチロールがペットボトルの壁にまとわりつくように、静電気の発生がありうる容器なので、 使用時は静電気に十分ご注意ください。
●ペットボトルに入れると誤飲の可能性が上がる
ペットボトルに入ってる他の飲み物とは違うということを一目でわかるようにシールを貼ったり、全く異なる場所に保管してください。
エタノールを取り扱う際の注意点と危険性について、質問です。
当方は生花店を営んでおります。
時節柄、卒業式や、結婚式等の宴会関係の祝い花のキャンセルが相次ぎ、発注済でだぶつく事になるであろうバラ等をブリザードフラワーにしようと考え、御社の電子部品洗浄剤F-1を購入致しました
そこでお聞きしたいのですが、今までの他の方の質問とお答えで、無水エタノールというものがアルコール類の中でも人体には安全性の高いものだと理解致しました。
ですが、酒税回避のため変性アルコール製品になっており99.5% エタノールとの表記ですね。
●残りの0.5%は安全性の高い物質なのでしょうか?
残りの添加物をお教え願えれば有難いのですが、業務上それが無理ならせめて、
●大変危険性の高いメタノールの有無
●残り5%の物質の、エタノールに比較しての毒性の程度
●作業中、手に付着した場合手荒れなどの軽微な作用以外に問題は起きないか
等を教えて頂けないでしょうか?
製品に関しては全くの素人なので的外れな質問かもしれませんがよろしくお願い致します。
コロナ対策にもレジスターのキーボードやショーケースの扉の拭き掃除、つり銭トレイの消毒替わりにも、本品を75%程度に希釈して使おうかとも考えています。
あくまで工業用と理解していますのでお答えしづらい質問かとは思いますが、危険性や注意点などありましたらご助言いただけたら助かります。
プリザーブドフラワーでしたら長くお花の美しさを保てますね。
弊社電子部品用洗浄剤F-1には「メタノール」は含まれておりません。
基本的に飲用アルコールと大きな差はないのですが、なぜ酒税がかからないのかと申しますとこちらの製品には極めて強力な苦み成分が含まれています。苦すぎて飲むことができないため、酒税がかからない製品になっています。
(0.5%はその苦み剤と、水です)
そのため、通常のエタノールと同様に作業いただけます。ただ口に入ってしまうとすこぶる苦い思いをされてしまいますので、ご留意ください。
作業場の注意点(基本的に純粋なエタノールと同じ)
●作業は保護メガネ、保護マスク、塩ビ以外のゴム手袋を着用して行う
●しっかり換気をしながら作業をする
●火気に十分注意する
触れても問題はありませんが、苦み成分は揮発しないため、使用後しっかり手を洗ってください。
アルコールにもともと弱い体質の方(アルコールパッチテストでかぶれてしまう方)は、同様にかぶれてしまいますので注意してください。
仰る通り、手荒れの原因にはなります。(手の表面の油分を脱脂してしまうため)使用後、気になる方はハンドクリームなどで保護してください。
消毒にはお使いいただけませんが、身の回りのものを脱脂洗浄なさるのにご使用になるなら、先にも表記した通り、苦み成分が揮発せず残ってしまうのでそれだけご注意いただければと思います。
成分がエタノール43.230%グリセリン脂肪酸 エステル0.400% クエン酸0.300% クエン酸ナトリウム0.200% 乳酸0.375% 乳酸ナトリウム0.070%精製水50.425%(アルコール濃度56度)のエタノール製剤は、新型コロナには効きませんか?
少し薄いと思いますが、効果がゼロというわけではないと思います。
メーカー様ならもしかすると試験実績があるかもしれないので、一度お問い合わせなさってみると安心ですね。
手元に「FR変性エタノール」エタノール85.5%、ipaアルコール13.4%、npaアルコール1.1%と表記されたエタノールが250mlあります。
製品本来の目的から見て消毒用にはできるだけ使わないつもりでおり、無水エタノール入手を目指しおります。
仮に此のFR変性エタノールで、75%のエタノールを作る場合には何mlの純水で希釈すればよろしいでしょうか?
FR変性エタノールは、アルコール度数100%のものです。
ただ、お分かりいただいている通り、消毒用には医薬品を、あるいは除菌用と謳われているものをご使用ください。
ちなみに、アルコール度数100%の無水エタノールですが、無水エタノール100mlあたり33ml程度のお水を入れると75%程度になります。
無水エタノールに混合する水は、水道水とコンタクト用精製水ではどちらの方が適しているのでしょうか?
無水エタノールを希釈する際は、コンタクト用精製水の方がこの場合よろしいかと思います。
ただ、例えば個人的に浄水なさったお水と水道水ならば水道水の方が雑菌の繁殖が抑えられると思います。
手の消毒用としてF-1を自己責任で購入しましたが2つ質問があります。
F-1の中に含まれる苦み剤とは具体的にどのような物質でしょうか?
又、希釈に使う水をph6程度の微酸性水の使用を考えてますがエタノールと混ぜた場合変質したりしないでしょうか?
微酸性水に含まれる次亜塩素酸がエタノールと反応し、エタノールを分解しますので、折角微酸性水を入れられる意味がなくなってしまいます。この場合希釈なさるなら水道水の方がよろしいかと思います。
消毒用エタノールが少なくなった為、コロナウィルス対策でエタコール7を希釈してドアノブや身の回りの物に使用しておりました。
こちらのHPに気づいてエタコール7を消毒用途と謳うことは出来ないとの事は理解しました。
手指消毒としては使用していなかったのですが、紙ウェスやキッチンペーパーに含ませて使用していて手に付着することは気にしていませんでした。
エタコール7にはメチルアルコール等の有害な物質は含まれているのでしょうか?
メチルアルコール(メタノール)は含有していませんのでご安心ください。
ただ通常は保護具を着用してのご使用を推奨させていただいておりますので、
保護具を着用し、換気の良いところでご使用くださいますよう、メーカーとしてお願い申し上げます。
無水エタノールを精製水で割って(約8:2)手指の消毒用として使っているのですが、荒れ防止のためにグリセリンも混ぜて使ってもいいのでしょうか?
その場合、無水エタノールとグリセリンを8:2ではなく、やはり水も入れるべきですか?
容器250ccに入れて使いたい場合、それぞれどのぐらいの容量を入れたら最適でしょうか?
申し訳ありません。弊社が人体に使ってもよいとされるグリセリンの扱いがないもので、グリセリンメーカー様へお問い合わせされるのが良いかと思います。
弊社としてお答えできる範囲ですと、例えばアルコール消毒は通常の無水エタノールと精製水でお作りになり、アルコール消毒後別途ハンドクリームで保護していただいた方が、入手ルートや、製造の手間を考えると、手軽なような気も致します。
当方「メタノール95% イソプロパノール5%の医療用IPA」を所持しております。こちらを小分け携帯用に希釈してコロナ対策に使用予定であります。
前述のコメント欄を拝見致しますと、70〜80%に薄めるとありますが、100㎖の容器に対して当方所持のIPAですと、何対何くらいに薄めるのが妥当でしょうか?
メタノールは「目が散るアルコール」と呼ばれるほど、アルコール類の中でもトップクラスに危険な有機溶剤です。
絶対に使用しないでください。
メタノールについて
こちらの記事をご参照ください。
成分が、エタノール:67.9%w/w、グリセリン:0、1%、精製水:32%
コロナウィルス消毒に手先など使えますでしょうか?効果は、ありますか??
こちらの製品のアルコール濃度は、https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf←こちらの最終頁の表をご確認いただきたいのですが、74%程度なので、コロナウイルス対策にちょうどいい濃度です。身の回りの除菌にお使いいただけます。
配合的に弊社製品ではないことはわかりますが、医薬品かどうかは配合だけではわかりかねますのでメーカー様へお問い合わせなさるのが一番安全でございます。
お手数をおかけいたしますが宜しくお願い致します。
質問No.61~70
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
機能購入した消毒用アルコールハンドジェルについて、質問です。
昨日やっと消毒用アルコールハンドジェルを購入したのですが、どうもアルコールの%が低いようです。
成分は以下です。
エタノール(62%)/その他添加剤:精製水、グリセリン、カボモ、トロメタミン、茶エキス、アロエベラゲル、香料
商品説明ページには
「新型コロナウイルス予防のポイント 除菌 99.9%除菌効果」「韓国食品医薬品安全処より医薬部外品の許可を受けた安全な手洗浄剤で、 信頼して使えます。」「エタノール62%含有で各種有害細菌を素早く除去し、使用後さわやかなジェルタイプです。」
との説明も記載されていますが、アルコールの%が低いのに「99.9%除菌」を謳っているのが不安になり、大丈夫なのだろうか・・・と疑問に思っています。
このハンドジェルはコロナウイルス除菌に効果があるのでしょうか?
その製品を弊社で取り扱ったことがございませんので、メーカー様へお問い合わせなさるのが一番なのですが、
例えば62%のエタノールが重量%なのであれば、https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf←こちらの最終頁の表をご確認いただくとお分かりになる通り、コロナウイルス対策の1つの指標である容量%(=アルコール濃度)は70%程度になることがわかります。
(なぜ重量%と容量%が異なってくるのかと申しますと、水1L、エタノール1Lで容量%が50%ずつだったとしても、エタノールの方が軽いため、1L1KGの水と、1L0.795KG程度のエタノールでは全体の重量の割合が異なってしまうのです)また、仮に62%だったとしても、コロナウイルス対策に効果が0だというわけではありませんので、濡れた手に使用しない、しっかり揉みこむ、など丁寧にご使用いただければ、大丈夫かと思います。
お手数をおかけいたしますが是非一度メーカー様へお問い合わせくださいませ。
海外在住で、ハンドジェルがどこも売り切れで、自作しようと思っています。
イソプロピルアルコール99%が家にあり、これをアロエジェルに混ぜ消毒ジェルを作る方法をネットで見かけるのですが、普通のハンドクリームに混ぜることは可能でしょうか?
アロエジェルもお店で見当たらないので、ジェルも自作する予定ですが、その前に、ハンドクリームで事足りるのであればと、質問させていただきました。
わかる範囲で結構ですので、よろしくお願いいたします。
あくまで推測になりますが、ハンドクリームにアルコールをお混ぜになるとクリーム状ではなくなってしまう可能性がございます。
ですがハンドクリームによって、成分も異なりますのでどうなるかは弊社ではわからない、というのが正直なところでございます。
お手数をおかけいたしますが、ハンドクリームメーカー様へお問い合わせなさるのが1番かと思います。
アルコール濃度の計算について、確認と質問です。
濃度88%のエタノール(+12%の水)の製剤を持っています。(vo%っていうんでしようか?容量のパーセンテージです)
75%くらいに薄めたいのですが、↑の方で同じ質問があり拝見しました。
ご回答の中で、
『88%のエタノール500mlには、86.66mlのお水を入れると75%のエタノールになります』
と、
『88%のエタノールは1000mlあたり100ml程度のお水を入れると80%程度になります。』
の2つなのですが、
75%にする→エタノール500ml + 水86.66ml = 588.66ml 濃度75%の溶液ができる
80%にする→エタノール1000ml + 水100ml = 1100ml の濃度80%の溶液ができる
という解釈で合ってますでしょうか?
この度、P.Sにご記載いただいた通り、便覧担当者悲願の自動計算ツールを導入致しましたのでよろしければご活用ください。
(但し、初めての試みのため、バグが出る可能性は0ではないので、万が一何か不備がございましたらお申し付けください)
エタノール自動計算ツールリンクわたくし自身もも確認しながら回答致します。
●アルコール濃度88%のエタノール500mlを75%濃度のアルコールにしたい場合
→計算式:(500+x)0.75=440 →アルコール濃度88%のエタノール500mlに86.66mlの水を入れると75%になる
ですので、おっしゃる通り最終的に500ml+86.66ml=586.66mlの75%溶液ができます。2つ目の80%にしたい場合も同様、1100mlの溶液ができます。
もし仮に容器などのご都合で、100mlのアルコール濃度75%の溶液を作りたいのだけれど、手持ちに88%のエタノールと、水がある。それぞれどれくらい入れたらいいか?
ということをお求めになりたい場合は
まず水の量を「x」mlと置いて、88%エタノールの量を「100-x」mlと置いて計算することになります。
→計算式:(100-x)*0.88=75 →こうするとx=14.77と求められます(これがお水の量)
で、100mlから14.77ml引くと、88%のエタノールの量が求められ、88%のエタノールが85.23mlとお水14.77mlで、75%アルコールが100ml作成できることになります。
無水アルコールを薄めたいのですが、アルコールと水だけでは手がカサカサになってしまうので、オイルやグリセリンなども入れたいと思っています。
そのような、精製水以外のもので20から30%薄めた場合でも、アルコール濃度が、70から80%と言えるのでしょうか?
また、その際、なかなか乾かずに効果が下がったり、危険度が上がったりはしますでしょうか?。
グリセリンなら溶けますが、オイルは種類によって溶けないものがございますので注意が必要です。
ただ、弊社が人体に使ってもよいとされるグリセリンの扱いがないもので、グリセリンメーカー様へお問い合わせされるのが良いかと思います。
弊社としては、無水アルコールを程よい度数に薄めたものを塗布後、お肌に合うハンドクリームをお塗りになるのが一番手間もかからず安全にご使用できるのかなとは思います。※補足
容量あたりアルコール7:精製水以外のもの3で希釈したものは、たしかにアルコール度数70%になりますが、それがウイルスに対して効果があるかどうかは弊社ではわかりません。申し訳ありません。
デイサービスで利用者様の手指を消毒する用のアルコールが間もなく底をつきます。
キッチン用のエタノール製剤(エタノール67.890%・乳酸ナトリウム0.025%・精製水32.085%)で消毒していただき、ハンドクリームを塗ってもらうという対応で使用しても大丈夫でしょうか?
別メーカー様のオリジナル製品でございますので弊社に資料がございません。製造なさっているメーカー様へ直接お問い合わせなさるのが確実と思います。
キッチン用品はどうしても人間のお肌とは異なるので、万が一利用者様の手に何かあったら大変ですからお肌につけても大丈夫か確認なさってください。
お手数をおかけいたしますが何卒宜しくお願い致します。
アルコール濃度の計算と、無水エタノールを入れる量について質問です。
先日購入したアルコールジェルの成分が以下の通りです。
【成分】
水、エタノール、グリセリン、カルボマー、TEA、銀、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、アラントイン、メチルパラベン、PEGー40水添ヒマシ油、(カプリル酸/カプリン酸性)PEGー6グリセリズ、ノノキシノールー10、PG、ハマエリスエキス、ちゃ葉エキス、ベタイン、プロリン、ヒアルロン酸Na、香料、EDTAー2Na
沢山のものが入っており素人には全く分からず色々調べたらこちらへたどり着きました。アルコール濃度が書いていなかったので確認したところ30%前後との事で、消毒の機能はほぼ無いと素人ながらに思うのです。
そこで質問です。
① この市販ジェルに無水エタノールを足してアルコール濃度を75%にし使用出来るのでしょうか?
②出来るとしたら無水エタノールをどのくらい入れれば良いのか?
計算式が出ていますが少々私には難しく…補足として、ボトルは480mlです。
https://www.sankyo-chem.com/news/post-4965/
こちらに計算フォームを作成しております。Aの右側の枠に30とご入力いただき、Bの欄に無水エタノール=アルコール度数100なので100とご入力いただき、完成させたい液体が75%なので、75と入力いただいて「計算する」ボタンを押していただけると、Aの液体100ml当たりに必要な無水エタノールを求めることができます。
ご活用いただけると、頑張ってフォームを作成した甲斐があります。お手数ですが宜しくお願い致します。
現在手元に68パーセントのイソプロピルアルコールジェルがあります。その外に75パーセントのエタノールのハンドジェルがあります。
これを半分ずつ混ぜたら70パーセント以上のアルコールジェルになりますか?
https://www.sankyo-chem.com/news/post-4965/
こちらのフォームにご入力いただけると自動で計算してくれます。Aの液体が、68%
Bの液体が75%
完成させたい液体のところに、ご希望のアルコール濃度をご入力ください。
IPAとエタノールですが、どちらもアルコールなので、アルコール濃度計算にはご利用いただけます。お手数をおかけいたしますが何卒宜しくお願い致します。
エタノールを使用した商品について、取り扱い方法や注意点について質問です。
高齢の親戚が消毒薬を求めて「バイオエタノール」なるものを大量に購入したようです。
メタノールは含有しておらず、エタノール88%と水が成分とのことですが、製造元に確認したところ、あくまで工業用なので主たる用途は暖炉の燃料やアルコールランプの燃料であり、物品の消毒には使えるが手指の消毒には使用しないように、との返答がありました。
エタノールと水だけなのであれば手指の消毒に使用しても良いのではと思ったのですが、あくまで医薬品ではないので、というところでしょうか…。
長くなりましたが質問は4点です。
(1)水で70ー80%の濃度に希釈して手指の消毒に使う場合、考えられる有害事象は何ですか?手荒れ等でしょうか、それとも、工業用エタノールには肝障害や眼障害などの深刻な事例もあるのでしょうか?
(2)製造販売元にすぐに連絡したのですが返品不可とのことでした。使用せずに破棄する場合、どのようにするのがよろしいでしょうか?酒類と同様、下水に流して差し支えないのですか?開封して揮発するように屋外に置いておいても良いのでしょうか?
(3)何らかの用途用に自宅に保管する場合、倉庫等でも夏場は比較的高温になるかと思いますが、引火の危険性を考えると一般家屋での保管は勧められないでしょうか?
(4)この製品が今回の感染症において何かの役に立つとすれば、どのようなことが考えられるでしょうか?(病院や施設の床消毒など?)
法律上、「消毒ができます」と謳える製品は医薬品に限られているため、「物品の消毒ができる」という返答はよくわからないのですが、主成分は水とエタノールだったとしても、他に含まれる含有物(純度の関係や製造工程で意図せず入ってしまう可能性のあるものを含む)が何らかの影響を皮膚にもたらす可能性があるということかと思います。
アルコール製品を取り扱う弊社では、製品を下水に流してもよいとは申し上げることができません。
また、屋外に開封状態で開けておくと、予期せぬ火気などの発生で発火、火災の恐れがございますので絶対にやめてください。
破棄なさる際は、家庭でご使用になる場合は最寄りの自治体様へお問い合わせください。(自治体によって破棄のルールが異なるため)
企業様として廃棄なさる際は産業廃棄物となりますので、産廃業者様へお問い合わせください。高温になったとしても、自然発火する可能性は低いため、火気がなければ発火はいたしませんが、日のあたらなく涼しく、風通しの良いところで密閉して保存いただければ問題ありません。
感染症の役にたつ云々は、弊社の製品ではありませんので「〇〇ウイルスに効きます、効きません」などというなんの根拠もないご案内は出来かねますので、申し訳ありませんがメーカー様へお問い合わせください。
無水エタノールを混ぜる方法について、質問です。
実はやっと、消毒ジェルが少し手に入りそうですが、やはりアルコール濃度が低そうです
(まだ手にとってないため、詳細は把握できておりませんが56%と書いていました。)。
そこで悩んでおりましたところ、2/24の60様のコメントで、ジェルにも混ぜられることが、わかりましたので、無水エタノールも何とか手に入れようとしまして、少しですがそちらも手に入りそうな状況です。そこで、どちらも届きましたら、お作り頂いた「自動計算のフォーム」を活用し、無水エタノールの量を計算して、混ぜ合わせたいと考えております。
(他の方々のご回答から、混ぜる無水エタノールの量は、ジェルでも水と同じ計算をすれば良いとわかりましたので、安心しました。)
お聞きしたいのは、混ぜ方なのですが、
ジェルの容器にそのまま無水エタノールを注ぎ込んで、シェイクする感じで良いのでしょうか?
それとも、棒のようなものでかき混ぜるのがよろしいのでしょうか?
(手袋とマスクをつけて、火の元のない部屋かベランダでの作業を考えております。)
稚拙な質問で恥ずかしいのですが、とても真剣にずっと考えこんでおります。
仰る通り、ジェルのアルコール濃度(重量%ではなく容量%なので、もしご不安であればジェルのメーカー様へお問い合わせください)を自動計算フォームのA欄に入れていただき、
B欄には「100」(無水エタノールなので)と入れていただき、完成させたい液体にご希望の濃度をご入力ください。どうしてもジェルとシャバシャバな液体を混ぜるので、粘度が薄まってしまうことが懸念されますがご了承ください。
ジェルに粘度があるのでシェイクではうまく混ざらない可能性がありますので、清潔な棒でお混ぜ頂いた方がよろしいのではないかと思います。
無水エタノールを入れる量について、質問です。
手元にアルコールハンドジェル230mlがあります。発売元に確認するとアルコール濃度49%とのことでした。無水エタノールを入れて70%にしたいのですが、どれぐらい入れればいいのでしょうか。
成分は、ベンザルコニウム塩化物0.05w/v%、トリエタノールアミン、精製水、ヒアルロン酸ナトリウム、グリセリン、八アセルしょ糖変性アルコール、カルボキシビニルポリマー
アルコール濃度49%の液体にアルコール濃度100%の液体にしたい場合
https://www.sankyo-chem.com/news/post-4965/
こちらのアルコール濃度計算フォームより
Aの液体: 49
Bの液体:100
完成させたい液体:70
とご入力いただければ、どの割合で混ぜればよいか計算してくれます。フォームはAの液体100mlあたりのBの液体量を算出致しますので、計算で導き出された数字に、×23をしていただければ、230mlに何ml入れればよいかがお分かりになるはずです。
質問No.71~80
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
コロナウィルスの影響で、手指消毒用にイソプロピルアルコール50しか手に入らなく、とりあえず購入しましたが、殺菌効果が低いとのこと。
これに何かを混ぜて、殺菌効果のある消毒液を作ることはできますか?また、配合も教えてください。アドバイスを頂けるとありがたいです。
90%以上のアルコール(IPAやエタノール)をお混ぜいただければアルコール濃度が上がります。
なお、この時、消毒用や医薬品のアルコール製品をお使いください。(工業用のエタノールやIPAは手指などにお使いいただくのには適していません)お混ぜ頂く分量といたしましては
https://www.sankyo-chem.com/news/post-4965/
こちらの計算フォームをご活用いただければ幸いです。
コロナウイルス対策で、アルコール消毒についてお伺いしたいです。
食品用・調理器具用の除菌スプレー(ニューフレッシュps)を頂きました。成分重量に
エタノール55%・ε-ポリリシン0.5%・グリセリン脂肪酸エステル0.34%・アジピン酸0.3%・グリセリン0.15%・食品素材43.71%
とあります。エタノール濃度が低いと思うのですが、こちらではコロナウイルスの除菌、殺菌には全く効果はありませんでしょうか?
製品名がお分かりであれば、メーカー様へ直接お問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
エタノール55wt%であれば、アルコール濃度は65%程度になります。
https://www.sankyo-chem.com/news/post-4965/←こちらをご参照ください。
IPAとNPAとエタノールの違いはなんですか?またNPAはエタノールやIPAよりも毒性が低いのでしょうか?
IPAとNPAは化学式は同じものですが、構造が違います。エタノールは炭素数から違うものです。
また、IPAもNPAもお飲みいただけません。アルコール類の中で唯一飲用としても活用されているのがエタノールです。
エタノールが人体への影響は一番少ない(もちろん、急性アルコール中毒の危険性をはじめ、完全に無害なわけではありませんし、すべてのエタノールがお飲みいただけるわけではありません)と言えます。
電子部品洗浄剤F-1 についてです。この製品に入れてある苦味剤は、何でしょうか?差し支えなければ教えてください。
当方、塾を経営していてパソコン等もあり、掃除に利用したいと考えていますが、年齢が低いお子さんもおり、残った苦味剤が口に入る事もあるのではないかと懸念しています。
かなりの苦味があるような記載を拝見し、どのくらいの苦味が残るのか舐めてみようかとも考えたのですが、何か分からず味見(笑)するのにも躊躇しているところです。
弊社の電子部品用洗浄剤F-1には「安息香酸デナトニウム」という苦み成分が含まれております。
含まれている量はごく微量ですが、この苦み剤は揮発いたしませんので、アルコール分が揮発後、塗布面に苦み剤が残留致します。
「幼児用の玩具に誤飲防止を目的として苦み剤が含まれている」というのは有名なお話ですが、そちらと同じ成分となります。
コロナ対策でIPA100%4リットルを2つも購入してしまいました。
色々読んでると消毒液として使うと手が荒れたりとかもあったりであまり向いてないのかな?と思いましたが保管するのも怖く、捨てる方法を教えて欲しいです。
あと、もし家庭用で使えることがあれば教えて欲しいです。
個人様としてお捨てになる際は、お住まいの地域を管轄なさっている自治体様へお問い合わせください。
地域によって推奨されている処理が異なる場合がございます。
火気厳禁の製品でございますが、日が当たらず風通しのよい場所でしっかり容器を密閉した状態で保管いただければ、人に危害を加える製品ではございません。
家庭用では、解氷剤やスマホなどの洗浄剤としてお使いいただける製品です。
下記のエタノール製剤にグリセリンを加えて手の消毒に使用したいのですがどのくらい入れれば良いか教えて下さい。
又、濃度的にはどうでしょうか?
除菌衛生剤 食品添加物
1.0L
エタノール 71.26%
乳酸 0.05%
乳酸ナトリウム 0.02%
精製水 28.67%
https://www.sankyo-chem.com/news/post-4965/
こちらをご参照いただければお分かりの通り、アルコール濃度77%~78%程度の製品でございますので、除菌に最適かと思いますが、医薬品かどうかわかりかねますので、消毒についてはメーカー様へお問い合わせください。
グリセリンに関しては、弊社で取り扱っておりますグリセリンは皮膚に塗布する用途では知見がないため、グリセリンメーカー様へお問い合わせいただくのが確実です。
濃度的には、
例えば例えば先の計算フォームより、
Aの液体に、おもちのアルコール製品の濃度77%とご入力いただき、
Bの液体にグリセリン、アルコール系溶剤ではないため0%、
完成させたい液体に、例えば75%などとご入力いただければアルコール濃度70~80%の枠の液体を作成することはできますが、べたべただとお感じになるかもしれないし、物足りないとお感じになるかもしれないし、そちら特に感じ方に個人差のあることなので回答が難しいです。
イソプロピルアルコール50%を購入したのですが、こちらはおもちゃの消毒に使用しても大丈夫ですか?また、その場合吹きかけた後拭き取りは必要でしょうか?
「消毒」という言葉は法律上医薬品のみが使える言葉なので、どちらのIPAかわからないため消毒にお使いいただけますとは申し上げられません。
メーカー様へ直接お問い合わせなさるのが確実かと思います。
もしおもちゃに塗布する場合は、塗布後しっかり拭き取ってください。
しっかり拭き取らないと、アルコール分が先に揮発して、後に残った水分に雑菌が繁殖する可能性がございます。
下記の割合の混合溶剤の場合、ウイルス対策として効果ありますでしょうか。
コロナウイルス感染予防のため、以下の混合溶剤を購入しました。
・エタノール 79.3%
・イソプロピルアルコール 5%未満
・n-プロピルアルコール 9.5%
・水 6.3%以下
溶剤100に対して30の水で希釈で72%くらいで使用と考えております。
またイソプロピルアルコールは脱脂力が強いので手指には向かないと、伺ったことがあります。
1,2度の使用くらいでしたら問題ないのでしょうか。
標記の成分であればアルコール濃度95%程度なので、仰る通り100mlに30ml程度お水を加えられれば理論上は効果はございますが、メーカー様へお問い合わせなさるのが確実と思います。
手指への使用に関しても、弊社で製造している製品ではございませんので、手指に使用した際のデータなどを弊社では持ち合わせておりません。
個人差もあるものなので、念のためメーカー様へお問い合わせくださいますよう、お手数をおかけいたしますが何卒宜しくお願い致します。
消費期限が切れた消毒用エタノールは、アルコール成分は無くなってしまって消毒効果は期待できない状態になっているでしょうか?
消費期限が約4年前(2016.1)でエタノール76.9~81.4vol%とあります。
救急箱用で、以前傷口の消毒に使ったら飛び上がるくらい痛かったので、皮膚ではなくピンセットやハサミの消毒用に使っていたため期限を気にしていませんでした(皮膚用はマキ◎ンに変更しました)。
今回の新型肺炎騒動で手持ちの無水エタノールをなるべく減らしたくないので、もし有効なのであれば物の消毒に使いたいのです。
何をもとに消費期限を設定なさっているのかはメーカー様でないとどうしてもわからないのですが、消費期限は消費していただく期限でございますので、消毒の効果以外の観点からみてもそれ以降のご使用はお控えいただくのが安心です。
アルコール成分が飛んでしまっているか確認する際は、専用の器具があるのですが、一般家庭でそちらをされようと思うとなかなか実現は難しいかもしれません。
弊社製品では、出荷後半年を使用期限にしておりますが、開封後は保管状況で変動致しますので、食べ物と同じで開封後は期限に関係なくなるべくお早めにご使用くださいとご案内しております。
一度メーカー様へお問い合わせなさると安心ですね。
濃度を下げれば、手指の消毒に使えますでしょうか。
とあるのバイオエタノールが手指の除菌などにも使えて有効だと読んだのですが‥やはり不安で‥燃料・家具やガラスなどの除菌として販売されているので、手指につかえるとは言わないと思ったので、除菌するさいに手袋なしで素手で使用する事を問い合わせもしましたが、口にしなければ、家具などの除菌に使えるとのことで、手指の消毒などお肌にはお使えできないとの返事ですが、手袋必須とは言わず安全性の高いものとの返事でした。
結局、不安が残る結果に‥それでこちらに頼らせていただきました。バイオエタノール・水(精製水)・その他添加剤1%未満(何かはお答えいただけませんでしたが、安全性の高いものだそうです)アルコール88%です。ズバリこちらは、濃度をさげ(75%程)手指の消毒につかえますか?
ずばり、メーカー様がお使いになれないとおっしゃっているご用途に対しては、弊社としてもお使いいただきたくありません。
製造工程やどのような検査をしてきたかは、製造なさっているメーカー様が一番よくご存じのことです。
なので、その製品に関してはメーカー様が仰ることが最も信頼のおける情報です。
「安全性が高い」というのは基本的に、メーカーの指定する用途に、メーカーの指定する方法で使用した際の安全性です。
質問No.81~90
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
介護施設で働いており、介護者の手指消毒剤も手に入らなくなってきました。幸い 77パーセントのアルコール製剤を入手することができました。
物の消毒にはそのままで大丈夫なのですが、介護者が手指消毒に使うと手が荒れてしまうのでグリセリンを混ぜたいと思っています。
コロナウィルスに有効なアルコール濃度を保ちグリセリンを混ぜるにはそのアルコール製剤1000mlに対してだいたい何グラムから何グラムのグリセリンを入れればよろしいでしょうか?
弊社では工業用のグリセリンを中心にしか取り扱いがなく、通常保護手袋を着用してのご使用を推奨しております。
グリセリンを混ぜることで皮膚が保護される?ということに関して知見がございません。
そのためグリセリンメーカー様へお問い合わせ頂くか、あるいは弊社としてお勧めしたいのは、アルコール消毒後、ハンドクリームなどで手を保湿いただくことでございます。
ノンアルコール除菌シートにエタノール液を入れる場合について、質問です。
【成分】
エタノール(88%)、精製水、食品添加剤(1%未満)という製品の到着待ちです。前にもウェットティッシュにエタノールを加える質問された方がいらっしゃいましたが…
ノンアルコール除菌シート1袋60枚(ベンザルコニウムやクエン酸入り)に現在家にあるエタノール液を入れるとしたらどのくらい加えるといいですか?
また、80%にして使うには88%500mlに水50mlでいいのでしょうか?88%500mlに水60ml混ぜると何パーセントくらいになるんでしょうか?
68%アルコールと、75%アルコールと、88%アルコールをお持ちで、さらに88%アルコールの製品をご注文なさっているということでしょうか。
ノンアルコール除菌シートにアルコールの効果を取り入れたい場合、ノンアルコールという名の通り、その液体はアルコール濃度0%です。
アルコール濃度を70%にしたい場合、ノンアルコール除菌シートをすべて出し、絞り、その液の容量を計測し、それに対応するアルコールをお混ぜ頂く必要があります。
加えてシートに残留した水分はすべて乾燥させたうえで、混ぜてお作りになったアルコールをシートに吸収させなければならないので、非常に手間がかかると思いますのでおすすめはできません。
また皮膚に塗布する場合は、皮膚に塗布してもよいとメーカー様がおっしゃっているものをご活用ください。また、80%にして使う場合の計算式ですが、
エタノール濃度自動計算フォーム
↑のリンク先に計算フォームがございます。Aの液体の右側に88%の「88」を
Bの液体の右側に水(=アルコール濃度0)の「0」を
完成させたい液体のところに「80」とご入力いただくと、
Aの液体(88%)100mlあたりに何ml水を入れれば80%になるかがわかります。500mlでしたら、上で求められたBの液体の必要量に「×5」をしてあげると、500mlあたり必要な水の量がわかります。
下記の成分の場合、使い続けても大丈夫でしょうか?
この度、総菜の除菌や食品加工機械に使えるという消毒液をなんとか買うことができ、成分表を見たところ人体に問題なさそうだったので手指にも使っています。
【成分】エチルアルコール:67.9%、グリセリン:0.1%、アジピン酸:0.05%、精製水:31.95%
アルコールが70%ほど含まれていること、グリセリンもアジピン酸も化粧品に使われることから、素人考えで人体に問題もないと思ったのですが、使っているとなんだか手が荒れます。使い続けて大丈夫そうでしょうか(ネットの商品説明には「グリセリン配合により手荒れもし辛い」と書いてありましたが、届いた商品に印字されている注意書きには「手についたらよく洗い流してください」と書いてあります…)。
他にも、化粧品や手指用ウエットティッシュと成分が合致するのに「人体に使用しないでください」と明記されている商品をよく見かけますが、材料自体が人用とモノ用とで違うのでしょうか?
弊社ではそちらの製品の製造を行っておらず取り扱いもないため、知見がございません。メーカー様が手についたらよく洗い流してくださいと書いてあるものはそれに従ってください。
手荒れしづらい、とあっても継続的に塗布し続けることを目的に作られた製品でないのであれば、手荒れをしてしまう可能性は(個人差もありますが)ゼロではありません。
メーカー様の推奨する使用方法で正しくお使いください。例えば同じ「水」でも、飲用として使える水、使えない水があるように、人体に使用できるものは、本当に使用できるか試験・検査を行い、使用しても大丈夫だということを実証しなくてはなりません。
逆に、工業用や人体に使用できません、と書いてあるものは、その用途で使った場合に起こりうる問題に対する検査が行われています。
材料は同じでも、製造工程や原料に少しずつ違いがあるので、メーカー様のご指示をお守りいただけますようお願い申し上げます。
職場のアルコールが尽きてきて、メイプルアルコール75という18リットルの商品を購入しました。
よくよく見るとエタノールが67.89%乳酸0.5%乳酸ナトリウム0.2%精製水32.04%となっていました。てっきりアルコール75%と勘違いして買いました。
コロナウイルスに有効とされるようにするには無水エタノールをどのくらい加えたらよいか、ご教示いただけますか?
アルコール濃度は75%程度ある製品です。
(表記頂いた67.89%というのは重量パーセントですので、エタノール濃度自動計算フォームの1節目にあるリンクの表をご参照いただければ重量%→容量%に変換が可能です)
ウイルスに対する性能というのはメーカー様の方にお確かめください。
NPAは手指の消毒などに使用した場合、人体への害はありますでしょうか。
NPAは人体の消毒に使用するものではありません。
医薬品の項目にもございませんので、基本的に工業用途に使われるものです。
使用時は保護具着用の元でのご使用を推奨しておりますので、人体への塗布はご遠慮ください。
スポーツの途中で使用したり、お風呂上がりに使用したりする 汗のベタつき・臭いをスッキリ拭き取るボディーペーパー(シート)にエタノールが使われていますが、手先の消毒やスポーツ用具(ボールやラケット等々)の消毒として効果はあるのでしょうか?
消毒を謳えるのが、医薬品のみでございますので、とりあえず除菌ということでお話を致しますが、エタノールが含まれていればなんでも除菌できるというわけではありません。
ウイルスに対しての攻撃力が、デコピン程度なのか、ボコボコにするレベルなのかは、濃度なども関係するので、実証結果があるかどうかメーカー様へお問い合わせください。
新型コロナ感染者の咳などの飛沫を吸い込んでしまった場合の対処として、アルコール除菌スプレーの噴霧を吸い込むなどは有りですか?
大変危険な上、コロナウイルス対策としての効果もあまりありません。絶対に吸い込まないでください。
最近手に入れた消毒用ジェルについて、いくつか質問があります。
疑問1. イソプロピルメチルフェノールについて…主な消毒剤はエタノール、イソプロパノールが用いられるのはこのサイトで学びましたが、イソプロピルメチルフェノール(イソプロパノールと名前も似ているので紛らわしい!)という名前は初めて知りました。これもウイルスのエンベロープを不活性化させるアルコールの一種なんでしょうか?
疑問2. 医薬品ではないのに(医薬部外品ではある)”殺菌”や”消毒”の記載はあって良いものでしょうか?
以下、商品情報です。
【表面】
ハンドクリーンジェルと銘打ってその下に手指の殺菌・消毒・洗浄と記載、下記の方には第4アルコール類(エタノール)水溶性 危険等級Ⅱ、<医薬部外品>
【裏面】
殺菌剤(イソプロピルメチルフェノール)配合
主成分:イソプロピルメチルフェノール
その他の成分:エタノール、精製水、チューベロースポリサッカライド液、アクリル酸、メタクリル酸アルキル共重合体、ラウロイル-E-リジン、濃グリセリン、テトラデシロキシPGヒドロキシエチルデカナミド、AMP
メーカーにも問い合わせしてみましたが、アルコール濃度は非公開ながら(それも変)70%だ、との事です。結構有名なメーカーなんですけどね。
2の質問に関しては担当者からは明確な回答(私が理解できなかったのかも)を得られませんでした。
イソプロピルメチルフェノールは、フェノール系の物質で、アルコール類ではありません。
また、殺菌や消毒は、下記の記事にも記述いたしましたが、医薬品と医薬部外品では謳うことができます。
除菌・殺菌・滅菌・消毒・抗菌の違いイソプロピルメチルフェノール自体の取り扱い歴が弊社ではございませんので、それがウイルスや菌に対してどのような効果を持つのかは弊社ではわかりかねますが、イソプロピルメチルフェノールは、薬用石鹸や洗顔料などに使用されている成分で、この成分自体は医薬品ではありませんが、他の成分などの配合次第で医薬部外品としてなりうると思います。
消毒用エタノールはまな板や包丁、食品などに使っても問題ないでしょうか?
食品に触れるものは薬局方の医薬品エタノールではなく、食品添加物としてのエタノールが良いかと思いますが、厳密にはお持ちの消毒用エタノールを製造なさっているメーカー様にお問い合わせください。
希釈方法と安全性について、質問です。
知人から以下の変性アルコールを譲ってもらいました。
エタノール88.0%
イソプロピルアルコール4.0%
ノルマルプロピルアルコール8.0%
エタノールより脱脂能力があるので、精製水で70%程度に希釈して微量のグリセリンを添加すれば、手指消毒にも使えるとのこと。
化粧品の添加物としても利用されているのアルコールなので大量に塗布しなければ大丈夫といわれました。本当に大丈夫でしょうか?
「手指消毒にも使えるとのこと。化粧品の添加物としても利用されているのアルコールなので大量に塗布しなければ大丈夫」というのはメーカー様のお言葉でしょうか?
弊社で製造した変性アルコールであれば、手指消毒には使用いただけませんが、この世に存在する変性アルコールのすべてが手指消毒に使用できないというわけではありません。
メーカー様のご指示に従うのが一番安全で安心です。グリセリンに関しては、弊社で販売しておりますグリセリンは工業用のため、手指に塗った場合どのような効果があるのか試験しておりませんので、グリセリンを塗るとよい悪いというのは申し上げることができませんが、購入なさるグリセリンのメーカー様に聞かれるのが一番安心かと思います。
あるいは、変性アルコールに混ぜるのではなく、別途ハンドクリームなどで保護なさるのも1つの手です。
質問No.91~100
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
エタノールがなかなか入手できず、見つけたら購入している状況下で、度数の違うエタノールを混ぜても問題ないものでしょうか。
たとえば、(クロルヘキシジングルコン酸塩を殺菌成分として持つ)メーカーAのポンプ(残量1/3程度)の中に、メーカーBのハンドスキッシュ(100ml中 エタノール79.2ml含有)を追加するといった具合です。
クロルヘキシジングルコン酸塩を殺菌成分として持つ消毒剤になりますので、もし詰め替えるのであれば使い切ってから詰め替えるのがよろしいかと思います。
手指消毒用のエタノールが入手できないので、とある製品(エタノール、IPA、n-ipa)手指用に代用できないかお尋ねします。
業者は工業用でも内容は同じだと言われましたが、人体に影響の有無、手荒れなどおこさないかわかる範囲でご教授頂けないでしょうか?
また、使用可能だとすれば、水で希釈するだけで可能でしょうか??
メーカー様へお問い合わせくださったのですね。ありがとうございます。
手指に継続的に使用した場合の試験結果があるかお問い合わせなさるとよいでしょう。
内容は同じでも、例えば同じお水にも飲料水や飲めないお水があるように、どうしても製造工程で差が出てきますので、弊社ではその製品がどのような試験を通過してきたかわかりかねます。また、アルコール類のみの成分で、手指にご使用が可能とメーカー様が仰るのでございましたら、
エタノール濃度自動計算フォーム
↑こちらのリンクより、
濃度を調整してお使いになってください。
また、人によってはアルコールに対しアレルギー反応を起こしたりあるいはアルコールの脱脂力により手の油分が失われ、乾燥してしまう恐れがありますので、消毒後手からアルコール分がすべて揮発後、ハンドクリームなどで手を保護なさるのがよろしいかと思います。
イソプロパノールの原料は石油由来の物だけなのでしょうか?もしくは植物由来の物も有るのでしょうか?
自分なりに調べてみましたが、良くわかりませんでした。
イソプロパノールで一般に流通しているものは石油由来のものです。
醸造エタノールと合成エタノールの違いは、精製過程で出る不純物であり、エタノールその物は全く同じ物と聞きました。
でしたら、純度100%の醸造エタノール製品と合成エタノール製品は全く同じ物と考えて良いのでしょうか?
高濃度の醸造エタノールと合成エタノールに関して、中に入っている分子は一緒なのですが、出発原料が異なるため、食品添加物に使用するエタノールは醸造のみ許可されています。
エタノール80%含浸の厚手のシートを使用する場合、フタで密閉した状態での保管でも、開封して何度か使用していくうちにエタノールは揮発していきますか?
その際、エタノールの濃度も減っていくのでしょうか?
エタノールは水よりも揮発性が高いため、水よりもはやいスピードで空気中に逃げていきます。
そのため、何度か使用していくうちに、エタノール濃度は下がっていきます。
「容量比」と「重量比」について質問です。
「vol%」や「w%」と記載があればそれぞれ「容量%」「重量%」のことだと分かるのですが、Webページの製品情報にある「成分表記」は一般的には「重量%」で書かれているのでしょうか。
上記コメントを見ているとアルコール濃度88%、水12%という商品の質問を聞かれている方がいますが、私もそれと同じと思われる商品を持っています。
そこには成分:エタノール83~86%、NPA3~4%、IPA1~2%、 水10~12%と書いてあります。
これだけだと「容量%」なのか「重量%」なのか分からないのです。
「容量%」と判断すればアルコール濃度88%程度ですが、「重量%」だと90%を超えるアルコールとなってしまいます。
ここを理解出来ていないとアルコール濃度を誤認してしまいます。
成分表記にはどちらで記載するという決まりはあるのでしょうか。
アルコール業界では基本的に「vol%」で「アルコール濃度」を指しますが、但しラベル内に表記されている成分表記はwt%です。
外出した時って鞄の中とかもアルコール消毒しても問題ないでしょうか?
鞄に塗布するのがジェルの場合はジェルの他の成分にもよるので、メーカー様へご確認いただきたいのですが、単純にエタノールを塗布する場合、鞄の塗装をエタノールが落としてしまう可能性がございますので、目立たないところでお試しになって、塗装が剥がれないことを確認してから、塗布ください。
純度が高いものについて、取り扱い方法の相談です。
本日、取引先より「消毒用エタノール(純度70%)」というものを購入しました。
容器が市販のポリ容器(2L)のため、大きい容量で売られていたものを小分けにしたものだと思います。
添付のお知らせには「純度70%で高品質な研究用エタノール」と書いてあり、製薬会社や濃度については記載がありません。
無水エタノールではないと思うので、薄めずに使用するものだと思いますが、この「純度」というのが良くわかりません。
渡されるときも「純度が高くて揮発性が高いので気を付けて」と言われました。
こちらは精製水などで薄めて使用したほうがいいでしょうか?
それともこのまま使用したほうがいいですか?
エタノールの濃度が70%ということで、他成分がわからないため、購入元様に製造元様を確認いただくのが望ましいかと思います。
エタノール以外の30%の部分に、有害な物質が含まれているかいないかだけでなく、他アルコール(メタノールは有害な物質なため、消毒用としてお使いいただくありません)が含まれる場合、アルコール濃度が変わってまいりますので、薄めるべきかどうかのご案内が変わってまいります。もし有害な物質が含まれていなかった場合で、ご使用される際は、エタノール以外にアルコール類が含まれていてもいなくても、静電気や火気にはくれぐれもお気をつけください。
また、保管時は日の当たらない風通しの良い場所でしっかり密閉して保管ください。
エタノール 89-85%、IPA 9.6-4.0%、NPA 8.0-4.9%
上記のように記載されているエタノールは手指の消毒に使用できますか?
エタノールの他に何が入っているのでしょうか?
IPAはイソプロピルアルコールというアルコール系の有機溶剤です。
NPAも、同様にノルマルプロピルアルコールというアルコール系の有機溶剤です。含まれる成分がそれぞれ手指に塗布しても大丈夫なものなのか、消毒効果の試験を受けたものなのか、その他日本薬局方などの基準をクリアしているのか、薬剤師の方の管理のもと製造されたものなのかわかりかねますので、申し訳ありませんがメーカー様へお問い合わせいただきたくお願い申し上げます。
使用期限の切れた未開封の薬用消毒液は効果があるのでしょうか?
使用期限が2012年となっている未開封の薬用消毒液がありました。エタノール使用の低アルコールと記載されてます。濃度の記載はありません。
こちら開封して使ってみたところ、揮発してる感覚もあり、消毒のにおいもします。
ある程度の効果はあるのでしょうか?
それとも、揮発してる感覚と臭いは消毒効果に関係く、効果は全く期待できないものと判断した方がよろしいでしょうか?
弊社製品ではございませんので、メーカー様へご確認いただきたいのですが、使用期限はお守りいただければと思います。
仮にエタノールが残っていたとしても、例えば他成分で腐敗や劣化の可能性があるためです。
そのあたりが弊社ではわかりかねますので、メーカー様へお問い合わせをお願いいたします。
質問No.101~110
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
コロナウイルスに殺菌効果があるのは、エタノールやIPAなどのアルコール系だけなのですか?
エチレングリコールやグリセリンなどのジオール、ポリオールは効果がないのでしょうか?グリセリンは保湿作用もあり低刺激だと思うのですが?
厚労省の方でエチレングリコールやグリセリンがコロナウイルスに効果があると指定されていないため、本サイトで言及致しておりません。ご了承くださいませ。
古いエタノールの消毒液には消毒の効果は残っているものなのでしょうか?
『お酢臭い?』のはもう効果が無くなってしまっているものなのでしょうか?
お店にも商品がなく、偶然、納屋の奥の方に未開封でしたが、ずいぶん古い消毒用エタノールのボトルを見つけました。
食べ物ではありませんが、有機溶剤関連の製品にも使用期限があります。例えば配合物などの関係で、腐敗したり劣化したりする可能性があります。
メーカー様へ1度お問い合わせいただくのが一番安全で確実です。
他者製品のエタノール製剤を混ぜ合わせることは可能なのでしょうか?
消毒効果はどのようになるのでしょうか?
可能です。
ですが例えば、メーカーが手指に塗布してよいエタノール製剤と、メーカーが手指に塗布しないでくださいとしているエタノール製剤を混ぜると、手指に塗布していけないエタノール製剤になってしまうので、手指に塗布してよいエタノール製剤同士でお混ぜください。
両製品のアルコール度数を、下記リンクの計算フォームで調整し、70~80%になるよう調整なさるとよいでしょう。
エタノール濃度自動計算フォーム
以下の製品は手指の消毒に使っても大丈夫でしょうか?
殺菌効果はありますか?
食品添加物エタノール製剤 ハイアール65
エタノール 59.56%
グリセリン脂肪酸エステル 0.30%
D-ソルビット 0.03%
ホップ抽出物 0.01%
ショ糖脂肪酸エステル 0.01%
水 40.09%
弊社では製造販売のない製品ですが、どちらのメーカー様の製品でしょうか?
成分がわかっても、製造工程や原料元などによって使用の可否が変わるため、また、製品のエビデンスに関してもメーカー様が情報をお持ちのため、弊社にお問い合わせをいただいても、弊社では知見がございません。
無水エタノールをコロナ消毒用に使っていますが、以下の場合、消毒には問題なく使用できるのでしょうか。
比率はエタノール8、精製水2です。
無水エタノールは2種あり、説明にはひとつは化粧品配合用、もうひとつは化学用とあります。
使ってみると化粧品配合用の方は手荒れが少ないです。
どちらも無水エタノール、99.5vol %とあります。
また、案内書の効能、効果の欄に手指皮膚の消毒、器具の消毒。とありました。
精製水でうすめて、エタノールとして76.9から81.4vol%として塗布す。皮膚荒れなどに注意、とありました。
例えば成分が同じでも、原料元や製品になるまでの製造工程によって使えたり使えなかったり致しますので、お手元にある2種の製品も、エビデンスがあるかどうかお手数ですがメーカー様にご確認いただけますようお願い申し上げます。
メーカー様がそのような案内書をお出しになっているのであればご使用いただけるかと思います。
薄める際、どれくらい水を加えたら、何パーセントになるか、というのは、弊社で計算フォームを作成しておりますので、ご活用いただければ幸いです。
>>エタノール濃度自動計算フォーム
以下の成分では、手指消毒には使えますか?
エタノール75、食品添加物
成分
エタノール67.59
グリセリン脂肪酸エステル0.20
グリシン0.10
乳酸ナトリウム0.10
純水31.71とのことですが手指消毒には使えますか?お店に問い合わせしても曖昧な表現で…
販売店様よりも、メーカー様にお問い合わせいただくのが確実です。製造元ということですね。
作っている会社様は、製造にあたって様々な検査をなさっています。
一番製品に関する情報をお持ちなので、除菌や(食品添加物では医薬品や医薬部外品ではないため、「消毒」は謳えません)手指にご使用いただけるかのエビデンスもお持ちかと思います。成分がわかっても、成分の1つ1つが、どのような製造工程や検査を受け、その基準を満たしてきたかは、成分表示だけではわかりません。
そのため、お手数ですがメーカー様にお問い合わせ頂けますようお願い申し上げます。
アルコール30%配合と書かれた除菌シートは新型コロナウイルスに対しては全く効果が無いのでしょうか?
また、界面活性剤自体には新型コロナウイルスを不活性化する効果はあるのでしょうか?
アルコール以外にもコロナに効果のある物質が含まれる可能性があるので、アルコール度数が30%だから効果は0です、というわけではありません。
メーカー様へお問い合わせください。界面活性剤の取り扱いが弊社でないので詳しくはわかりませんが、ウイルスのエンベロープを破壊し不活性化できるとは言われています。
界面活性剤にもよるかもしれないので、メーカー様へお問い合わせください。
保管や使用時の注意などあればご教示いただけないでしょうか?
エタノール59.33%
DL-リンゴ酸0.05%
コハク酸ニナトリウム0.04%
DL-アラニン0.03%
食品素材40.55%
のエタノール製剤は手指などの消毒に利用可能でしょうか?
そちらの製品は弊社の製品ではございませんので、成分がわかっても、例えば製品の製造工程や通ってきた検査によって使用用途が異なってしまい、こちらで無責任に「ご使用になってください!」と申し上げることができません。
例えばドックフードで考えるとわかりやすいかもしれません。鶏肉や玄米など人間も食べるものしか含まれていない缶詰でも、人間は食べませんよね。犬が食べてよい基準はクリアしていても、人間が食べていい基準にクリアできているかどうかは定かではないからです。
一度メーカー様へお問い合わせください。
以下の場合、無水エタノールをどのくらい足せばいいのでしょうか?
今回のコロナウイルス対策で、エタノールをどうにか購入したのですが、成分が、エタノール55.7%(63度) D-ソルビトール0.68% 乳酸ナトリウム0.1% 乳酸0.01% グリセリン脂肪酸エステル0.01% 水43.5%
容量は、5リットルですが、コロナウイルス対策に適した濃度にするためには、無水エタノールをどのくらい足せばいいのでしょうか?
エタノール濃度自動計算フォーム
↑こちらのリンクをご参照ください。フォームの入力欄の
Aの液体のところに、vol%である「63」を
Bの液体のところに、無水エタノール=100%アルコールの「100」をご入力いただき、完成させたい液体の右の欄に、作成したいエタノール濃度(70~80%が望ましいため、その間のお好きな数字)を入力いただき、「計算する」ボタンを押していただくと、今回購入なさったAのエタノール製剤100mlに、無水エタノールを何mlいれるとご希望のアルコール濃度になるかがわかります。
ハンドジェルに無水エタノールを混ぜる場合について、質問があります。
アルコール濃度30%と50%のハンドジェルを買いました。製品にはアルコール濃度が書いてなかったのでネットなどで調べました。
ウイルス対策としてアルコール濃度を70%にしたいのですが、ハンドジェルに無水エタノールをそのまま混ぜても大丈夫なのでしょうか。
そのまま混ぜて手に使用しても大丈夫ですか。大丈夫な場合は混ぜる分量はそれぞれどのくらいになりますでしょうか。
混ぜても問題ありませんが、お混ぜ頂く量によっては、折角ジェルをご購入されましたのに、シャビシャビで全然ジェルではない状態になってしまうというおそれはあります。
分量はエタノール濃度自動計算フォーム←こちらのリンクをご参照ください。
Aの液体にジェルのアルコール濃度をご入力いただき、Bの液体のところに、無水エタノール(=アルコール濃度100%)の「100」をご入力いただき、完成させたい液体のところに「70」とご入力いただき、「計算する」を押していただくと、Aのジェル100ml当たり、無水エタノールを何ml入れたらよいかの概算がわかります。
もしジェル100mlもないよ、半分でいいよ、という場合は
Aのジェル100mlを2で割っていただき、計算で求められた、100ml当たり必要な無水エタノールの量も同じように2で割っていただくと、Aの液体50ml当たり、無水エタノールを何ml入れたらよいか導き出すことができます。
質問No.111~120
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
アルコールを除菌に使うと皮膚を守っている常在菌まで殺してしまうので、逆効果なのではないかと思っていますが、それはどうなんでしょうか?
素人なりに色々と調べました結果、次亜塩素酸水で消毒しようと思っています。アドバイスをお願いいたします。
次亜塩素酸水もアルコールと一緒で常在菌を殺してしまいますので、アルコールを使っても、次亜塩素酸水を使っても、常在菌は守って、コロナウイルスだけ殺すということは難しいと思います。
また、残念ながら常在菌がコロナウイルスから我々を守ってくれるというわけではありません。
イソプロパルアルコール50%と無水エタノールを混ぜても問題ないでしょうか?
無水エタノールで手作り消毒液を作ろうとしましたが精製水が欠品中で手に入らず、イソプロパルアルコール50%を購入しました。
殺菌効果が低いので、購入時薬剤師さんに無水エタノールと混ぜていいか聞いたところ、混ぜないでくださいと言われましたがこちらでのご回答を読ませていただくと混ぜても大丈夫ということでしょうか?
大丈夫でしたら殺菌効果が見込める濃度にするにはどのような分量で合わせればいいか教えていただきたいです。
あと、スプレー容器も手に入らないので作った消毒液にキサンタンガムを混ぜてジェル状にして使用しても問題ないでしょうか?
IPAとエタノールを混ぜることで化学変化が起きて有害物質が発生したりすることはありませんので、問題はありません。
薬剤師さんが仰るのは、おそらくもともとのそれぞれの製品としてのメーカー保証はきかなくなってしまうということで、混ぜないでくださいとご案内されたのではないでしょうか。ジェルに関しては、おっしゃるキサンタンガムがどのような物質なのか弊社では知見がないため、わかりかねます。
また分量に関しては、下記リンクをご参照ください。
エタノール濃度自動計算フォーム
「Aの液体」の右側の穴の中にIPA50%の50を
「Bの液体」の右側の穴の中に無水エタノール(=100%)の100を
完成させたい液体のところに70~80のご希望の濃度の数字をご入力いただければ
Aの液体100ml当たり、無水エタノールをどれくらい入れればよいか計算できます。
イソプロパノールとイソプロピルアルコールについて質問です。
今まで①イソプロパノール消毒薬50%と言うものを購入し使用しておりました。
当初は消毒効果の強弱をわからず、エタノールよりもイソプロパノールの方が安価で、効果としてもほぼ普段使いの消毒には問題ないとの認識で購入した記憶があります。
昨今の事情により入手ができず、様々な通販サイトから
②イソプロピルアルコール50%P
③消毒用エタノールIK
④消毒用イソプロ70
と言う消毒薬を1本づつ購入ができました。全て外用殺菌消毒薬、外皮用殺菌消毒剤との記載があります。
まず、イソプロパノールとイソプロピルアルコールは同義語でよろしいでしょうか。
コロナウイルスに対してはイソプロパノールは効果が弱いとどこかで読みました。イソプロパノール50%を用いてコロナウイルス対策は可能でしょうか。
時間をかけるなのどで対応はできないでしょうか。
また、コロナウイルスに対して消毒効果の強弱は
②イソプロピルアルコール50%P
③消毒用エタノールIK
④消毒用イソプロ70
の3つではどのようになりますでしょうか。
イソプロピルアルコール=イソプロパノール=IPAです。
エタノールと消毒の効果はほぼ同等です。
挙げていただいた3種とも弊社製品ではございませんので、具体的な効果の強弱を弊社でしたわけではございませんのと、消毒用エタノールIKのアルコール濃度がわかりませんで(エタノールが83%含まれているものの、別途IPAも含まれているようですので、メーカー様へお問い合わせください。
70~80%のアルコール濃度が推奨されておりますので、このままお使いになるなら、消毒用イソプロ70がベストではないでしょうか。
IKに関してはアルコール濃度を確認ののち、下記記事にて濃度をご調整ください。
エタノール濃度自動計算フォーム
50%では少し薄いかと思われます。
2つの異なる成分のエタノール製剤について、それぞれ効果について質問です。
今手元に
内容量:5L 成分:エタノール47% グリセリン脂肪酸エステル0.2% 乳酸0.1% 乳酸ナトリウム0.010% 水52.69%と
内容量:5L 成分:エタノール67.890% 乳酸ナトリウム0.025% 精製水32.085%
の2種類のエタノール製剤があります。
単純にコロナに効くとしたらやはり「エタノール67.890%」の方だと思いますがもう一方はいわゆる除菌力が弱くコロナには効かないと考えたほうが良いのでしょうか?逆にいえば手指にかかっても肌荒れはしなさそうですが・・・
成分表に書かれているものはおそらく「重量%」かと思いますので、(メーカー様にご確認いただく必要があります)
もし双方ともに重量%でしたらアルコール濃度としては、上の方の製品が54%ほど、下の方の製品が74%程度あることになります。
参照:エタノール濃度自動計算フォームの1章、重量%を容量%に変換する
下の方の製品の方が、コロナ対策推奨濃度の70~80%の範囲内でございますので、良いかとは思いますが、例えばご記述の通り手指にかかるような場面に対応できるか(ゴム手袋などの保護具の着用が推奨された製品ではないか)、また菌やウイルスに対しての実績はあるか、メーカー様にご確認ください。
アルコール(エタノール)の小分け販売に関して検討しておりますが、質問がございます。
対象製品:雑貨扱いのエタノール68.2%(75度)除菌用
Q1、製品を購入して小分けを行い、販売、無償提供することは可能なのでしょうか?
Q2、販売先のお客様が小分けして自社内で利用するのは問題ございませんでしょうか?
Q3、小分け販売する場合は元の製品名を明記しないといけませんでしょうか?
1日の製造量にもよります。
この製品は危険物なので、指定数量以上を取り扱う場合は、危険物の製造所の許可を受けなければなりません。
参考記事:消防法について
雑貨扱いのものならば、酒税相当の金額が掛かっていないか、あるいは支払い済みになっていると思いますので、小分けしての販売やご利用は可能です。
ただ、小分け販売する場合は、製品の「製造」となりますので、小分けした会社で「安全データシート(SDS)」を作成や製品の保証を行わなければなりません。(もとの製品名を記載しなければならないわけではありませんが、製品名を記載する際は元のメーカー様の許可が必要になります)
精製水を追加してアルコール濃度をする場合について、質問です。
手元にあるエタノール製剤について質問をさせてください。
成分および重量%の記載に、
エタノール 83.15%
乳酸ナトリウム 0.25%
グリセリン脂肪酸エステル 0.05%
乳酸 0.01%
精製水 16.54%
(アルコール濃度 88度)
と明記されています。
そのまま使用したところ、手荒れが酷くなったため、精製水を追加してアルコール濃度を75%程度まで下げて使用したいと考えているのですが、エタノール濃度は83.15%と見ればよいのか、88%と見ればよいのか、どちらでしょうか?
83.15は成分表に書いてあるものですので重量%かと思います(メーカー様へお問い合わせください。)
エタノール濃度自動計算フォーム
↑のリンクをクリックしていただくとその先の記事で記述している通り、アルコール濃度は容量%に基づくものなので、上の記事内にある換算表をもとにするとアルコール濃度88%程度ということになります。
同じ記事内から自動計算してくれるツールがありますので、そちらをご活用いただければ幸いです。
友人の友人が販売を始めたアルコールハンドジェルの購入を迷っています。
成分は
エタノール、水、カルボマー、PG、ヒアルロン酸Na、水酸化K、香料
アルコールは50%
全体的な見解は下記だそうですが、どうなんでしょうか?ちなみに〜度ってとこは何の度数か私には分かりません。
↓
本当はコロナには70%くらいが理想ですが手荒れない50%なのでこまめに付けられる。
ジェルなので、肌の滞在時間も長いのでちゃんと洗浄効果はある。
コロナウイルスに効果がある濃度としては40度以上(某◯マキラーの除菌剤が49度)。
痛くて使用頻度が少ないより、痛くなくて一日何回も使える方がより手指を清潔に保てます。
弊社製品ではないので、お迷いになっている製品がどのような目的で、どのような製造工程を経て作られたものなのかわからないのでなんとも申し上げられないのですが、もしこの50%というのが重量%であればアルコール濃度は58%程度ですが、50%がアルコール濃度を指すならば、やはり仰る通り少し薄い印象でございますので、メーカー様へどのようなウイルスや菌に効力があるのか、コロナウイルスへの効力は期待できるか確認された方がいいかと思います。
PE素材は何パーセントくらいまでのアルコール濃度に耐えるのでしょうか?
PEという素材の携帯型スプレーボトルに濃度86%のエタノールを希釈したものを入れて、濃度を78%くらいに調節して手指の消毒などに使用しております。
※食品添加物規格のエタノールです。
そこでご質問させていただきたいのですが、PE素材は何パーセントくらいまでのアルコール濃度に耐えるのでしょうか?
PEには低密度・高密度とあるようですが、素材によっても違うのでしょうか?
濃度86%のままスプレーボトルに入れて、食器等を除菌したりすることに使用したいと考えているのですが、86%の濃度にスプレーボトルがもつかなあ・・・と。
PEは100%でも問題ありません。高密度低密度で同じです。
ただ、静電気には気を付けていただきたいので、大容量でPE容器に保管していつまでも容器に入っていると帯電の恐れが発生しますので、
なるべく小分けしてこまめに使い切るようにしてください。
手持ちのエタノール製剤に無水エタノールを足して70%程度の濃度にしたいのですが、どの程度、無水エタノールを加えれば良いのでしょうか?
計算式を拝見しましたが、素人でいまいち分からなかったため質問させて頂きます。
手持ちのエタノール製剤に無水エタノールを足して70%程度の濃度にしたいのです。
◆手持ちのエタノール製剤
正味量4.8L
成分(重量%) エタノール47.26%(55度)、クエン酸(0.8%)、グリセリン脂肪酸エステル(0.3%)、クエン酸ナトリウム(0.25%)、グリシン(0.2%)、フレーバー(0.1%)、精製水(51.09%)
エタノール濃度自動計算フォーム
↑こちらの記事もご参考いただけますと幸いです。アルコール濃度が55度ですから、
計算フォームの
Aの右側の空白に「55」と
Bの右側の空白に無水エタノール=アルコール濃度100%なので「100」と、
完成させたい液体の欄に「70」とご入力いただくと
Aの液体100mlあたり何mlの無水エタノールを入れればよいか自動計算してくれます。
除菌シートについて効果について、質問です。
最近ではドラッグストアでは「アルコールタイプ」の除菌ウェットティッシュは手に入りにくくなっています。しかし同じ棚に、「ウェットフローリングシート」という名で「除菌」と書いているフローリングシートは山積みであります。
裏を見れば、成分が「精製水、エタノール、界面活性剤、防腐剤」とあります。みな「アルコール」という文字か書いているものだけに目がいくのか、書いていない商品は無視されているようです。が、このフローリングシートの成分に「エタノール」書いてあるので、これでもいいかなと買っています。
濃度がどれほどかは書いていませんが、これでも一応「除菌」とあるのでフローリングシートですが、テーブルやら、ドアノブやら、手で触るものや、飛沫が着くところに使っています。
弊社製品ではございませんのと、成分の量、加えてどのような試験を受けて、どのような製造工程を踏んで製品になっているのかわかりかねますので、お答えができません。お力になれず申し訳ありません。
界面活性剤や防腐剤にも数多の種類があり、不揮発性のものなのかどうかもわかりませんので、例えばそのシートで拭いた部分を触った手で口周りに触れられるなどして残存物質が取り込まれる可能性もあります。
(通常床に使う分には、床を触った手でそのまま口周りを触ることは可能性として低くなりますが)メーカー様にお問い合わせなさるのが一番かと思います。
質問No.121~130
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
エタノール製剤についてコロナウイルスに効果があるか教えて頂きたいです。
今、手元にあるのが下記の成分になりますが、これを、手、に使っても大丈夫でしょうか?コロナウイルスに効果はありますか?
一斗缶であるのですが、
小分けにした場合、ペットボトルでの、管理は大丈夫でしょうか?
その他注意点などありましたら教えて頂きたいのでよろしくお願いします。
エタノール製剤 食品添加物
エタノール68.63%
乳酸 0.03%
クエン酸ナトリウム0.02%
水.その他 31.32%
ペットボトルでの保管は問題ありませんが、誤飲の確率が上がることと、火気には十分注意していただくこと、また容器変形などはありませんが、帯電の恐れがありますのでなるべくお早めにご使用(保管環境などがまちまちのため、何日間などと日数を指定することはできませんが)いただけますようお願いいたします。
また、手指へのご使用に関してですが、メーカー様はなんと仰っていますでしょうか。
製品の製造工程、クリアしてきた試験などによって、ご案内できる内容が異なりますので、メーカー様へご確認いただくのが最も安全で確実なものとなります。
エタノール50パーセントの溶剤が5リットルですと、何ミリリットルの無水エタノールを添加したらよろしいでしょうか?
また、62パーセントのアルコールジェルにはどれくらい添加したら良いのでしょうか?
エタノール濃度自動計算フォーム
↑のリンクより計算いただけます。(数字を入力するだけで自動で計算してくれます)Aの液体のところに50%の50を入力、あるいはジェルの62と入力、
Bの液体のところに無水エタノール(=100%)の100を入力、
完成させたい液体のところに完成させたい濃度の数字を入れて計算するボタンを押していただければ、Aの液体100mlあたりBの液体を何ml入れればよいか計算してくれます。
アルコールハンドジェルに水道水を混ぜてしまった場合、使用可能でしょうか?
アルコールハンドジェルを購入しました。エタノール70%とのことでしたのでコロナウイルスにも効果的かとおもってやっと手に入れました。ところが子供がいたずらして水道水をまぜてしまいました。だいたい400ml位残ってたハンドジェルに水道水10mlをまぜてしまいまつった感じです。
この場合使用可能か?と言うことと、どのくらいの濃度になってしまうのかと言うことをお尋ねさせてください。
水道水だし、濃度か低くなるからもうコロナ対策にはつかえないでしょうか?
エタノール70%の液体400mlには、単純計算で400ml中、280mlのエタノールが含まれる計算になります(400*0.7)が、これにアルコール濃度0の水道水を10ml加えられたのであれば、含まれるエタノール280mlは変わらず、410mlの中に280mlエタノールが含まれることになりますので、68%程度のアルコール濃度になります(280÷410)
水道水をお使いになることに問題はありませんし、2%ほど下がっただけでございますので、少し多めに、また少し長めに手指に揉みこませることを意識なされば問題ないかと思います。
キッチン用の「ウイルス・菌除去スプレー」というのを購入したところ、成分を見てみると以下の通りでした。
これは新型コロナウイルス(COVID-19)に効果があるものなのでしょうか。
エタノール:58.00%
グリセリン脂肪酸エステル:0.30%
フィチン酸:0.05%
グリセリン:0.20%
精製水:41.45%
無水エタノールが売ってなく、そもそもエタノール関連はなったく売っていないので、しかたがなく、買ってしまいました。(70%無いとダメをいうことを知っておきながら。。。)
東京在住ですので、このままでは危険な気がします。どうすれば良いのでしょうか。
また、エタノール:58.00%というのは、アルコールに変換すると66%あるということでしょうか。
手用としては、別途ハンドジェルとハンドソープが十分あるので問題ないと思います。
弊社でそちらの製品を使用してコロナウイルスに対しての実験をしておりませんので憶測で「使用できる」「使用できない」を明言することができませんが、アルコール濃度66%程度の製品かと思います。
使用時はしっかり乾いた面に塗布したり、塗布時間を長めにしてから拭き取って頂くなどをお心がけいただければと思います。
また、もし手指などにお使いになりたい場合は、あくまでそちらの製品はキッチン用として販売なさっているものですから、メーカー様へ手指に使用可能かどうかお問い合わせください。また、「エタノール:58.00%というのは、アルコールに変換すると66%」というわけではありません。アルコールにもいろんなアルコールがあって、エタノールはその中の1つです。
そして、おそらく製品の裏面の成分表を転写くださったものと推察致しましたので、58%という数字が「全体の重量当たり、エタノールが何g入っているか」という「重量%」ではないでしょうか(念のためメーカー様へお問い合わせください。)
70~80%が最も効果的ですと書いたこの%は、「100ml中アルコールが何ml入っているか」という「容量%」で、重量%と容量%は数字が異なります。というのも、例えば水とエタノール、同じ100ml、100mlずつ混ぜた場合、容量%は50%50%になりますね。
ですが、エタノールは水よりも軽く、水が100mlで100gなのに対して、エタノールは100mlで79gしかありません。
そのため、重量%では、エタノールの割合は79÷179(全体の重量)=44%程度となるわけです。
手肌クリーンジェルに無水エタノールを混ぜても問題ないでしょうか。
コロナ対策に某会社の手肌クリーンジェルを購入しました。数が少なかったので、アルコール濃度を確認せずに購入しました。後日お客様窓口で濃度を確認したら、61%しかありませんでした。
コロナ対策には適していませんよね…
もったいないので、これに無水エタノール99.8%を加えて手指に使用したいのですが、大丈夫でしょうか。
製造会社に問い合わせたのですが、担当者は回答が面倒くさいのか「おやめください。」とのことでした。ジェルが水っぽくなる位でしたら、我慢できるのですが。
ジェルの成分は、
エタノール、水、ユズ果実エキス、ユズ果皮油、ポリソルベート20、カプリル酸グリセリル、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、キサンタンガム、t-ブタノール
です。
数パーセント違うからと言って効果が0になるわけではありません。
たしかに薄いですが、塗布量を調整したり、塗布時間を調整したりすれば、一定の効力は期待できます。人の肌に使用するものですから、どのような製造工程を経てどのような試験を受けて製品化されているかわからない無水エタノールとお混ぜになって万が一の事故につながったら取り返しがつきませんから、メーカー様としてはおやめくださいとおっしゃったのかと思います。
とある消毒液・アルコール70%という商品が、果たして今のCovid19への効果が期待できるエタノールと同等かがわかりません。
発酵アルコール
緑茶抽出物
乳酸ナトリウム
グリセリン脂肪酸エステル
ショ糖脂肪酸エステル
精製水
成分は上記のようになっていますが、発酵アルコールとはエタノールのことなのでしょうか?
また、他の方への質問を拝見し、糖類が入っているものは消毒に向かないようでしたが、素人的には上記製品も何やら糖がある印象でして…
発酵アルコールとはおそらくエタノールのことでしょう。(その他のアルコールはあまり発酵法では作りません。)
ショ糖脂肪酸エステルは、糖ではなく、食品添加物にも使われるような界面活性剤です。(グリセリン脂肪酸エステルも界面活性剤)
そのため、糖が入っているわけではございませんので、そちらはご安心ください。もともと消毒液とのことですから、おそらく効果はあるとは思いますが弊社でそちらの製品を分析研究したわけではありませんので、お手数ですがメーカー様へご確認いただきたいです。
無水エタノールを息子からもらいましたが、使用済みの綿棒が中に入っていました。このエタノールを使用しても大丈夫でしょうか?
現状のエタノールがどのような状態かわからないのですが、素性の知らない綿棒が入っているというのはもしかすると綿棒だけでなく何か混入している恐れもありますし、衛生上よくないので、ご使用を避けられた方がよいかと思います。
天然サトウキビ発酵のエタノールがあり、濃度が83%。そのエタノール500mlに、精油を8ml入れて使っていますが、コロナ対策できる除菌力はありますでしょうか。
また、15秒ぐらいかけて除菌して乾かしていますが、使い方に間違いはないでしょうか?
天然サトウキビ発酵と言っても、おそらく蒸留されており、糖分が残っていないかと思いますので、問題はないかと思います。
糖分が残っていると雑菌の繁殖につながりますので、ご心配であればメーカー様へご確認ください。
無水エタノールのウイルス不活化効果についてお聞きします。
不織布マスクを再度使う目的で、密閉容器(タッパー)に不織布マスクを入れて無水エタノールを不織布マスクが浸るように入れればウイルスは不活化するでしょうか?
無水エタノールの蒸発はないとします。それとも無水エタノールは水で希釈しないと駄目でしょうか?
水を入れなくても効果はありますが、水を入れたほうが効果があるという実験結果他社にてあります。
アルコール容量65%の製品に無水エタノールを追加して、濃度を上げて使ったほうがよろしいでしょうか?
エタノール57.2%
グルコノデルタラクトン
L-アスクルビン酸ナトリウム
乳酸
水42.74%
というアルコール容量65%の製品を頂いたのですが、手指の消毒には少し足りないのかと思います。
無水エタノールなどを追加して濃度を上げて使ったほうがよろしいでしょうか。
そちらの製品がどのような目的で製造されたものなのかわからないため、成分だけで「手指に使えます」「消毒に使えます」とは申し上げることができませんが、エタノール57.2%と成分欄に書いてあるのであれば、アルコール濃度としては65%程度になります。
(成分欄はおそらく重量%かと思いますので、アルコール濃度を表す「容量%」はエタノールの比重が水よりも軽いため、数字が異なります)
多少薄いかとは思いますが、多めに塗布頂き、長めに揉みこんでいただければ、アルコール濃度70%の効果に近しいものは得られるかと思います。
質問No.131~140
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
以下のアルコール製剤商品は、コロナ対策に有効でしょうか?
成分重量(%):エタノール:57.25、香料0.38、乳酸0.02、クエン酸ナトリウム0.02、リンゴ酸0.01、水42.32。
成分重量のエタノールが57.25%でありましたら、おおよそ65%程度のアルコール濃度となりますので、少し薄い印象はありますが、菌やウイルスに対する効果のエビデンスがあるかどうかメーカー様へお問い合わせください。
弊社でそちらの製品の製造販売や検証を行っていないため、逆に「できるかどうか」を弊社がお答えしてしまうのは、非常に無責任であると認識しております。
ネット通販で購入したハンドジェルについて、ウイルスに対する効果について質問です。
成分表示は、
エタノール、水、グリセリン、カルボマー、TEA 、メチルパラベン、フェノキシエタノール、EDTA-2Na
エタノール濃度52〜59%
という商品でアルコール配合と表記されていたため、ウイルス対策で購入しましたが到着したらアルコール濃度が上記の通りでした。
ウイルス対策には70%からと思っていたため、かなりショックです。
この濃度をそのまま使用してもウイルスにはなんの効果もないのでしょうか?
このまま使用した場合に少しでも何か効果は期待できますでしょうか?
500mlが2本もあり、もったいないので活用したいのですが、手元に無水エタノールもなく悲しいです。
活用方がございましたらお教えください。
除菌・殺菌・滅菌・消毒・抗菌の違い
上の記事も参考にしていただきたいのですが、例えば除菌や殺菌などと書かれていても、対象とする菌は定義されていません。どんな菌でも減らせたり殺せたりすればいいわけです。
また、量にも明確な定義はありません。90%の菌が残ってしまって10%しか殺せなくても、殺菌は謳えます。(※但し、殺菌という言葉は医薬品と医薬部外品にしか使えない)
そのため、購入時はしっかり割合を確認したり、対象としている菌やウイルスに効果があるか確認する必要があります。今回はすでにお手元にあるということですので、お使いの際は、他の方への回答とも重複し申し訳ありませんが
●多めに塗布し、全体への塗布時間を長めにする
●絶対に濡れた面には使用しない(さらに濃度が薄くなってしまいます)
などお気をつけいただければ効果を高めることはできると思います。
水60%エチルアルコール40%のものに殺菌効果はあるのでしょうか?
まず、お持ちの製品が医薬品あるいは医薬部外品でないと法律上「殺菌」を謳うことができません。
また、除菌ができるか、ということに関して言えば、除菌はできます。ですが、どんな菌であっても少しでも減らせたら「除菌」という扱いになってしまいますので、効果があっても薄い場合もあります。もし特定の菌への効力をお問い合わせならば、メーカー様へお問い合わせなさるのが確実です。どうしてもエチルアルコールの濃度が低いと、多少は減らせても、効果が薄かったり、菌に対してデコピンレベルの攻撃力で完全に殺せたりしない場合がありますので、ご確認ください。
アルコール濃度の計算について、質問です。
現在、手元に 成分 エタノール85wt% NPA10wt% IPA4.9wt%のアルコール濃度99%以上、と記載されている製品があります。
この製品をウイルス対策に有効と言われている濃度や、80vol%にしたいのですが、80vol%の液体を作る場合、アルコール度数100%と考えて計算するのか、エタノールの85wt%で計算するのか、 少しでも助言いただけたらと思います。
使用用途は、物に対して使います。
エタノールの濃度ではなく、アルコール濃度で計算してください。
下記リンクより計算いただけます。
エタノール濃度自動計算フォーム
Aの液体の右側の空欄に、アルコール度数99%以上(≠100)で「100」という数字を、
Bの液体の右側の空欄に、水(=アルコール度数0)の「0」という数字をいれ、
完成させたい液体の右側の空欄に「80」と入れていただければ計算可能です。
エタノールw/w59%、ベンザルコニウム塩化物0.05w/v%、ポリオキシエチレン(保湿成分)、その他2成分含有。
以上の成分の消毒液は、コロナウィルスの手足消毒液として効果ありますでしょうか?
メーカーに確認したところ、アルコール濃度は59%で、エンペロープウィルスには有効とのことですがメーカーの方では効果についてはデータはごさいません。
そちらの製品は66%程度のアルコール濃度にはなります。また、メーカー様の方で皮膚に塗布してよいということでしたら皮膚への塗布が可能です。
エンベロープウイルスに効果があるのであれば、おそらく今回のコロナウイルスもエンベロープウイルスですから、少なからず効果はあると思います。
必ず水分のない手に塗布いただき、長めに消毒いただければよろしいかと思います。
以下の成分の無水エタノールにて、70%以上の消毒液を作るには何mlの植物性無水エタノールを入れると宜しいですか?
手元に
アルコール濃度56%〜59%
エタノール・水・グリセリン・カルボマー・TEA・メチルパラペン・フェノキシエタノール・EDTA-2Na
と、記載された500mlのアルコールハンドジェルがあるのですが、これに
植物性無水エタノール99.5vol %以上
と書かれた無水エタノールがあります。
エタノール濃度自動計算フォーム
上記リンクから計算が自動でできます。
Aの液体の右側の空欄に「57」を、(56~59%なのでおおよそ)
Bの液体の右側の空欄に「100」を(無水エタノールなので約100%とする)
完成させたい液体の右側にご希望のアルコール濃度をご入力いただき、計算するボタンを押していただければ、
Aの液体100ml当たり、Bの液体をどのくらい入れればよいか計算してくれます。アルコールハンドジェルでしたら手指への塗布が可能ですが、
植物性無水エタノールが手指に塗布してよいものか、一度メーカー様に確認されてから、お混ぜください。
手元にあるアルコールについて、
①アルコール59.4w/w%、乳酸ナトリウム0.1w/w%、、精製水40.4w/w%が5l
②エタノール95.1〜96.9vol%が500ml
①のアルコール濃度が低いため、②を①に加えて濃度を高くしようと思うのですが、どのくらいの割合で加えればよいでしょうか?
①はwt%なので、vol% に換算頂く必要があります。
https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf
上のリンクの一番下のページに表があります。
67%程度になりますので、
エタノール濃度自動計算フォーム
上のリンクの自動計算ツールを使っていただき、Aの液体の右側の空欄に①のアルコール濃度「67」、Bの液体の右側の空欄に②のアルコール濃度「96」を入れていただき、完成させたい液体の濃度をご入力いただいてから計算するボタンを押していただくと、Aの液体(①)100mlあたり、Bの液体(②)をどのくらい入れればよいかわかります。
以下の内容について、質問がございます。
医薬品・医薬部外品であればエビデンスがあるので、除/殺菌・除/殺ウイルスが謳えるとのこと、その中でアルコール濃度が『70~80vol%において最も殺菌効果が高い』とされています。この数値のエビデンスの公開資料(特にどこまでの低濃度なら許せるかを知りたい)があればご教示いただければ有難く存じます。
といいますのも、上方のコメントを拝見し、そこから”2019年博士論文「殺菌・抗ウイルス効果に及ぼすエタノール濃度の影響」(pdf)”に行きつきました。この研究は『抗ウイルス効果に対するエタノール濃度の影響を検討することで有効最小濃度を確認』したとあり、その結果は『エンベロープウイルスでは、評価基準としている検出限界以下となるエタノールの最小濃度範囲の低値は36v/v%であり、45v/v%以上のエタノール濃度では、すべてのウイルス株に対して抗ウイルス効果を示した』とありました。
論文へのコメントを求めているのではございませんし、単位の「v/v%」「vol%」の違いを理解していませんが、手持ちの低濃度(50%程度および40%程度)のものでも(多少は)効果があるのではと思い、使うつもりでおります。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
勿論弊社としても50%だから効果は0ですと申し上げているわけではなく、あくまで最も効果を発揮するのが70~80%というお話です。
45vol%以上のエタノール濃度ですべてのウイルス株に対して抗ウイルス効果を示した、という箇所ですが、
この結果は実験室の中での環境下でありますので、日常生活上、手汗や空気中の水分などによって使用時薄まる可能性を含めて、下限濃度ではなく設定されていると思います。
以下の成分はコロナウィルスには効き目がありますでしょうか?
エタノール85.5%、ノルマルプロピルアルコール9.6%、イソプロピルアルコール4.9%、水0.2%以下
ほぼ無水アルコールに近いので、アルコール濃度を70~80%に薄めてお使いになることをお勧め致しますが、どこに塗布ができるのかはメーカー様へお問い合わせください。
エタノール58%、亜塩素酸ナトリウム溶液0.05%、食品添加物0.1%、水分42%のエタノール製剤を買いました。
これはアルコール濃度は58%と言う事でしょうか?
またもしこのアルコール濃度を70%にするにはどれくらいの無水エタノールを混ぜると良いのでしょうか?
重量%と容量%で数字が違ってくるのですが、裏面の成分表記の欄の表示を書いてくださったのでしょうか。
おそらくそちらは重量%かと思いますので、(メーカー様へご確認いただくのが最善)アルコール濃度(容量%)66%程度になります。
下記記事も併せてご参照いただければと思います。
>>エタノール濃度自動計算フォーム
こちらのフォームで
Aの液体の右側の空欄に「66」、
Bの液体の右側の空欄に「100」(無水エタノールはアルコール濃度100%なので)
完成させたい液体の右側の空欄に「70」とご入力いただき計算するボタンを押していただければ数量がわかります。
質問No.141~150
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
58%のエタノール消毒液に80%の消毒用ジェルを足して 濃い消毒液は作れますか?
58%のエタノールに80%のエタノールを混ぜると、58%よりも高く、でも80%よりは低いエタノール濃度のものが作れます。
エタノール濃度自動計算フォーム
↑こちらのリンクからアルコール濃度の自動計算ツールに飛べます。
容量980ミり エタノール58%とありますが、アルコール濃度は60%以上であれば コロナウイルスやマスクの除菌に使えますか?
エタノールが58%という点に2点不明点があります。
●この58%は重量%か容量%か
エタノールは水よりも軽いため、 例えば水とエタノールを100mlずつ混ぜた場合、容量%は50%50%になりますが、重量%では、水は100mlあたり100g、エタノールは100mlあたり79g程度しかないため、パーセンテージはエタノール44%程度になってしまい、少なく見えてしまいます。
もしこの58%が重量%であれば、容量%では66%程度になりますので、メーカー様にご確認ください。
●その液体に含まれるアルコールは、エタノールだけか
アルコールと言っても、種類があって、エタノールだけではありません。
そのため、エタノールは58%しか含まれなくても、他にアルコール分が含まれていれば、アルコール濃度は増える可能性があります。ご確認ください。エタノール濃度が数パーセント違うから効果が0というわけではありません。
メーカー様にお確かめください。
食品を取り扱っています。この成分はコロナウイルスには有効でしょうか・・・?エタノール50%ですが…
エタノール50.18%
クエン酸0.40%
クエン酸ナトリウム0.25%
グリセリン脂肪酸エステル0.20%
柿抽出物0.15%
フェルラ酸0.05%
精製水48.77%
ご記入いただいたエタノールの割合は重量%でしょうか、容量%でしょうか。メーカー様にお確かめいただけますか?
重量%であればアルコール濃度的には58%程度になります。効果のほどはメーカー様へお確かめいただきたいのですが、濡れた面や湿った面にご使用にならないで(より薄まってしまうため)多めに塗布ください。
また、どこに塗布できるのかもしっかりお確かめいただいた上でご使用方法を守ってご使用ください。
社内でのアルコール除菌液がなくなってしまい探していたところ、以下の成分の製品を手に入れることができました。
詳しくはメーカー様へのお問い合わせとなるかとは思いますが、以下のエタノール製剤はドアノブや机などの除菌に使用可能でしょうか、また効果は望めますでしょうか?
エタノール47.26%(55度) クエン酸0.8% グリセリン脂肪酸エステル0.3% クエン酸ナトリウム0.25% グリシン0.2% フレーバー0.1% 精製水51.09%
濡れた面、湿った面などはしっかり乾かしてから、液が薄まらないようにご使用ください。
効果的な使用方法、塗布可能場所などはメーカー様の指示に従ってください。
以下の成分は、コロナ対策の手指消毒としてつかえますでしょうか?
エタノール80-90%
IPA1〜5%
プロパノール5-15%
メタノールは含まれていないという商品を購入しました。
こちらの商品を440ml に対して 60mlの精製水で薄めたら、コロナ対策の手指消毒としてつかえますでしょうか?
あと、ベンザルコニウム塩化物液と、ウォッカ40度の物もあります。
こちらを混ぜてコロナ対策の消毒液さくせいできないでしょうか?
そちらの製品は医薬品ではなく、工業用品ではありませんか?
成分がわかっても、どんな製造工程で作られたものなのか、どんな試験をクリアしてきた製品なのかがわからないと、弊社としても手に塗って問題ありません!とは申しあげられません。メーカー様へ一度ご確認ください。
ドラッグストアで手指消毒スプレーというものを購入したのですが、コロナウイルスに効果がある成分なのか知りたいです。
有効成分 ベンザルコニウム塩化物0.05w/v%
添加物 エタノール55.5w/v%、グリセリン、中鎖脂肪酸トリグセリド、乳酸Na、ポリエチレングリコール
大手メーカーさんの商品で、エタノールがはいっていたので買ってしまったのですが、新型コロナウイルスに効果があるのか知りたいです。
少し、効果の薄い商品のようにも感じていますが、少しでも効果がある様でしたら、量を多めに使用するなど、効果的な使用方法があれば知りたいです。
w/v%はw/w%のことでしょうか?w/w%であれば、重量%のことを言いますので、アルコール濃度にして66%程度あります。
一般に固体(例えば塩)を1000mlのメスフラスコに入れ、水を後で入れて1000mlの溶液を作ることで、そのような表記になることはございますが、液体ではあまり見たことがありません。
おそらくエタノールを重量で量って、それに対して水を混ぜたと思いますので、エタノールの重さから容量を計算して容量%(=エタノール濃度)を出せるかと思います。
手指消毒剤などに含まれています、TEAとゆう成分は、トリエタノールアミンの事を指すのか、トリエチルアミンの事を指すのか、どちらを指すのでしょうか?
また、TEAとだけ表記されている場合には、何を指しているのかはどのように判断すれば良いのでしょうか?
おそらく使用用途から見るに「トリエタノールアミン」かと思われますが、メーカー様へお問い合わせ頂くのが確実です。
お問い合わせくださいませ。
惣菜食品の鮮度保持、厨房機械、ショーケース等の除菌用のエタノールは、手指消毒用に使用して問題ないでしょうか?
エチルアルコール67.9%、乳酸ナトリウム0.025%、精製水32.075%のエタノールをようやく入手しました。
用途は、惣菜食品の鮮度保持、厨房機械、ショーケース等の除菌となっています。
こちらを手指消毒用に使うには強いと売り場の方はおっしゃっていたのですが、どの程度に薄めたらいいのかわからず未使用のまま保管してあります。
又、精製水もどこも品切れ状態です。このエタノールを手指消毒用に使用して問題ないのか、又水道水でも可能ならば、エタノール1リットルにどの位入れたらいいのか教えて頂けないでしょうか?
強い、というのはおそらく語弊があって、濃度の問題ではなく、危険性のお話かと思います。
手に塗ってよい、として販売されているものは、手に塗っても大丈夫だとメーカーが実験して確認されているから、手指用なのです。
逆に、手に塗ってよい、とされていないものは、手に塗っても大丈夫か確認されていない、あるいは確認したけれどリスクがあるから手に塗ってよいとしていないのです。
濃度的には、おそらく標記のエチルアルコールの%は重量%かと思いますので(メーカー様へお問い合わせください)
アルコール濃度に換算すると(アルコール濃度は容量%のため、水より軽いアルコールは、重量%だと数字が少し小さくなる)75%程度ありますので、薄めずに身の回りのものの除菌にお使いいただくことをお勧め致します。
もし手指にお使いになりたいのであれば、メーカー様にその旨お問い合わせいただき、手指に塗布してもよいかご確認ください。
78%の手指消毒用アルコールを一斗缶を小分け作業する場合、浴室は換気扇のみなので、晴れた日に屋外で作業した方がよいでしょうか?
事業所内で使う為に500mlの容器に小分けしようと思っておりますが、事業所内では埃などが混入する危険があるため自宅の浴室で小分け作業をしようと思います。
浴室は換気扇のみなので、晴れた日に屋外で作業した方がよいでしょうか?
新品の灯油ポンプを使い小分けしようと思いますが、アルコールを取り扱う際の注意事項があれば教えてください!
屋外で作業なさることをお勧め致します。その際、日向ではなく風通しのよい日陰で、また、火の元や静電気などが起こると火災の原因となりますので、ご注意ください。
また、もしお風呂場で行う場合、お風呂場の換気扇は天井についているかと思います。
エタノールは空気よりも重いので、天井の換気扇はあまり効果を発揮できないため、換気扇だけでなく、ドアを開けて空気を循環させた方がよいです。
以下の成分表のパーセンテージは厚労省がコロナ対策に謳っている70〜83vlo%内に入っているのでしょうか?
自分が持っている商品で、表面にはアルコール75度と記載があり、裏面の成分及び重量%と言う欄には、
エチルアルコール67.9%
乳酸ナトリウム0.025%
精製水32.075%
と記載があるのですが、このパーセンテージは厚労省がコロナ対策に謳っている70〜83vlo%内に入っているのでしょうか?
厚労省様が謳っている70~80%というのは、アルコール濃度のことであり、このアルコール濃度というのは、製品の容量に対して、アルコール系の溶剤がどれくらいの容量含まれているか、という割合を示します。
そのため、まず大事なことは2つ
●含まれるアルコール類は、何種類あるか
●含まれるアルコールの容量%
これがわからないと、アルコール濃度は分かりません。ご提示くださった成分を見ると、アルコール系の成分はエチルアルコールのみでございますが、67.9%というのは重量%ですので、これを容量%に直す必要があります。
https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf
上記のリンクの一番最後のページの表の「%」の列の中から、「67.9」に一番近い数字を探してください。
その同じ列左側の「vol%」の列に書いてある数字が、容量%です。そのため、製品のアルコール濃度は75%なので、濃度的には、厚労省様が示す濃度に収まっていることになります。
ですがご使用いただける場面や塗布場所については、製品ごとに異なりますので、メーカー様のご指示に従ってお使いいただけますようお願いいたします。
質問No.151~160
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
55%のハンドジェルに無水エタノールを1:1で混ぜてみました。液が濁りましたが、ハンドジェルとして使用して心配はないでしょうか?
おそらく分離したのかと思います。2層でなく細かく均等に混じっていれば問題ないかと思います。
発酵アルコール65.7%香料1.0%精製水33.3%の食品用アルコールを濃度70%にしたいのですがどのようにしたら70%になりますか?
65.7%は重量%でした。これはアルコール度数73%と言う事で、コロナウイルスの消毒数に達していて、無水エタノールなどを足さなくても大丈夫と言う受け取りで間違いないですか?
発散アルコールというものは、発酵アルコールのことでしょうか。
おそらくそちらの65.7%は重量%かと思いますので(メーカー様へお問い合わせください)
もし重量%であればアルコール濃度にすると73%程度になるかと思います。度数だけで見れば、そのようになりますが、実際の効果のほどは検証してみないと分かりませんので、ご了承いただけますようお願いいたします。
アルコール65℃を購入しました。2、7Lあるので、小さなスプレーボトルに分けながら使用しています。
使い切るまでに、アルコール度数が65度より下がってしまうということはあるでしょうか?
容器の密閉性が悪いと、アルコール成分が先に揮発し薄くなる可能性はございます。
ハンドスキッシュ800mL(100mL中エタノール79.2mL含有)ですが、この()内の意味がわかりません。普通効果があると思ってよいのでしょうか?
お持ちの800mlの中に、79.2*8=633.6mlのエタノールが含まれていて、166.4mlは他の液体が含まれている、ということです。
エタノール以外にアルコール成分が含まれていなければアルコール濃度は79.2%になります。
効果のほどは、弊社でそちらの製品の取り扱いや製造をしているわけではございませんので、検証したことがなく、メーカー様へご確認なさるのが確実かと思います。
今中学生なのですが少し話が難しく分かりずらかったため簡潔にまとめて教えて貰えませんか?宿題としてアルコールで除菌できるのは何故かというものがございまして…。
まずコロナウイルスやインフルエンザウイルスにアルコールが効くのは、アルコールが上のウイルスの表面の膜(脂質でできている)を壊すからです。
菌に効くのはアルコールが細菌の細胞膜を壊すことができるからです。
人間の場合は、多少細胞膜が壊されても、たくさんの細胞でできているため、ダメージは少ないですが、菌の場合は少ない細胞でできているので、一部が壊されてしまうと大きなダメージになります。
アルコール含ませて物を拭く際に使用するペーパータオルは厚手の物が良いでしょうか。
ペーパータオルの厚さはご自由に選んでいただいて構いません。
先日家族が薬局で購入した手指洗浄ジェルが、消毒用ジェルではないのではないかと思えるのですがどうでしょうか?
ラベルのどこを見ても「殺菌・消毒」という文字がなく、「エタノール配合」という文字の下には(溶剤として)という注釈がつき、「種別名」という欄には「ハンド用化粧液」と表記されています。
成分欄は%表示はなく順番に「エタノール・水・ヒアルロン酸Na・アロエベラ葉エキス・グリセリン・カルボマー・BG・TEA・香料」となっています。
製造販売は日本の東京のビルの名前と会社名が書いてあるのですが、「原産国」として韓国と書かれています。
消毒や殺菌を謳うことのできる製品は、薬局方によって「医薬品」の製品に限られています。
そのため、医薬品ではないアルコール製品は「消毒用」「殺菌剤」などの表記が法律上できません。
そのためこちらの製品は医薬品ではなく雑貨の扱いとなるかと思います。
除菌に関しては、メーカー様の試験によるエビデンスがどのようになっているのか弊社ではわかりかねますので、なんとも申し上げることができません。
エタノール68.0% グリセリン脂肪酸エステル0.050% 乳酸0.045% 乳酸ナトリウム0.005% 水31.9%
上記が配合されているエタノール製剤は手指消毒用に使用しても問題ないでしょうか?
「消毒」が謳えるのは医薬品か医薬部外品に限られておりますのでそちらの製品が医薬品か医薬部外品でなければ「消毒に使えます」と申し上げることができません。
濃度に関していえば、ご記述頂いたものはおそらく重量%かとおもいますので(確認が必要)
こちらが重量%であれば、濃度的にはアルコール濃度75%程度になるかと思いますが、手指にお使いになりたいのであれば、メーカー様へご確認が必要です。弊社製品のような、工業用アルコールであれば、手指にお使いになれるかどうかの検査をしておりませんので(通常ゴム手袋や保護具を着用の下ご使用いただくもの)、お手数ですがよろしくお願い致します。
alcohol70-80%濃度 で15秒間では乾燥しない量を手に塗り込んだ場合 その有効性はどのくらい時間的に続くのでしょうか?
アルコール分が揮発してしまえば手には何も残りませんので、塗った後、しばらくの間手が抗菌効果を持つようになる!ということはありません。
エタノールとぎゃくせい石鹸を混ぜて、手指の消毒に使いたいです。
どれくらいずつ混合すればいいのか、具体的な量がわかりません。教えていただけますでしょうか?
エタノールの推奨濃度は70~80vol%ですが、逆性石鹸にも推奨濃度がございますので、そちらの濃度になるようお混ぜ頂くのがよろしいかと思います。
逆性石鹸の推奨濃度に関しては逆性石鹸のメーカー様へお問い合わせください。
質問No.161~170
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
アルコール濃度75%を5LのPE容器で保管する予定で、保管に関するいくつか質問があります。
・PEの表示がある容器であれば低密度、高密度関係なく半年程度の保管はできますでしょうか?
・蓋の密閉性を高める為、蓋の部分を覆う、全体をポリ袋にいれるなどすると効果はありますか?無意味、もしくはしない方が良いのでしょうか?
・これから暑くなる中、室内温度もかなり上がるかと思いますが、直射日光が当たらない場所であれば戸棚などでの保管は大丈夫でしょうか?
・静電気にも気をつけなければいけないとの事ですが、気をつける方法があれば教えていただければありがたいです。
・低密度の場合、化学的には問題ありませんが、物理的に強度が不安なため、中密度以上の容器で保管なさってください。
・もともとの容器の密閉性を重視なさってください。というのも、もともとの容器の密閉性が低いと全体をポリ袋で覆っても、ポリ袋内にエタノールの気体が充満していってしまうのであまり効果がありません。
・保存場所として弊社が推奨しておりますのは●直射日光があたらない●風通しが良い●火気のない場所です。
・使用する前に、容器を接地したり接地している金属に容器を触れさせ電気を逃がしてあげるのが良いかと思います。
酒造メーカーが販売している消毒用アルコール77%は手指消毒用と記載がありますが美容室の器具消毒として使用は適していないのでしょうか。
77%は消毒法のアルコールパーセントの範囲ではあります。
製造なさっている酒造メーカー様へご確認いただくのが確実でございますが、例えば保湿剤が含まれていたり、他成分などが器具に影響を与える可能性もありますので、ご用途を確認なさってご使用ください。
アルコール除菌のものを屋外(屋根下)に置いてしまっている場合アルコール揮発?などで濃度が下がってしまったりして効果がなくなるのでしょうか。
未開封でダンボールに入った状態で屋外保管しているものがあるのですがアルコールの屋外保管はできないと知り、このまま除菌目的で使用できるかわからずこちらのサイトに辿り着きました。
ドラム缶や一斗缶などで屋外保管される場合、缶が熱くなりますので、仮に屋外貯蔵所として法的によくても弊社としてはお勧めできません。
また、それ以外の容器の場合も、容器の密閉度や屋外の環境などによってどの程度揮発するかはまちまちです。
容器内の容量が著しく減ってしまっていたりした場合、アルコール成分が揮発している可能性がありますので、除菌向けとして効果を発揮しない場合がございます。
99.5%エタノールに精製水を混ぜて希釈させ75%エタノールを作りプラスチックスプレーボトルに入れ使用しているのですが希釈後のエタノールの使用期限はありますでしょうか。
※75%エタノールの使用目的は器具の除菌、掃除などのためです。またスプレーボトルは温湿度管理、直射日光の当たらない場所で保管されています
スプレーボトルですと、通常のボトルと異なりどうしても密閉性が弱くなりますので、エタノールが揮発しやすくなります。ので直射日光の当たらないところ、というだけでなく
風通しの良い場所で保管なさってください。
使用期限に関しては、例えば牛乳も「開封後はお早めに消費ください」と書いてあるように、●日以内に!ということは明言できませんで、(容器の衛生度や、気温や使用量などにもよるため)
牛乳同じく、お早めにお使いきりください。
普段は無水エタノールに精製水、グリセリンで消毒液を作ったり、次亜塩素酸200ppmを用途に合わせて希釈してましたが、家に成分エタノール40%塩化ベンザルコニウム0.1精製水。内容量1L。があります。
こちらは手指や布製品、家具などに使用できるか教えて下さい。
また、エタノール度数が低いので無水エタノールを足して使用しても構わないでしょうか?
エタノール40%のパーセンテージが容量%であればアルコール濃度は40%ですし、重量%であればアルコール濃度47%程度になるかと思いますが、少々薄い印象です。
また、製品自体がどのような経緯で製造された製品かによって、用途は変わりますのでメーカー様へ「手指などにも使用できるか」ご確認ください。
布製品や家具などにご使用になる際、含まれるアルコールがニスや弱い塗装などを落としたり、アクリル樹脂などであればひびを入れる可能性がありますので、まずアクリル樹脂は避け、またそれ以外の塗装部は目立たないところでお試しになってからご使用になることをお勧め致します。また、まずエタノール40%のものと、混ぜたい無水エタノールが、それぞれ真夏は苦手。様のお使いになりたいものにご使用になれるかどうか確認いただいた上で、双方ともに可能であればお混ぜ頂いて構いません。
お混ぜになる際は、下記記事のフォームより、
Aの液体の右側の空欄に「エタノール40%の液体のアルコール濃度」を(この40%が容量%であれば「40」、40%が重量%であれば「47」)ご入力いただき、
Bの液体の右側の空欄に無水エタノール=エタノール100%の「100」をご入力いただき、
完成させたい濃度をご入力いただければ、おおよその分量をお求めになれます。
エタノール濃度自動計算フォーム
消毒用80%エタノールで器具消毒してますが、いくつか質問があります。
これは揮発はするのでしょうか?すると想定してフタをしたりして使っています。
揮発の速度割合は分量や気温に変化するのでしょうか。
もう一つ、 どうしても水が混入してしまいますが 濃度が薄まると考えてよろしいでしょうか?
濃度を維持するために比重が関係するのかと考え水の方が重いので、容器の下の方が濃度が薄いと考えて下の方をスポイトで吸い上げて廃棄ということはいかがでしょうか?
エタノールを無駄使いをなくす対策です。
エタノールを塗布した後、塗布面は乾きますよね。液が揮発しているから乾くのです。
エタノールは水よりも早く乾いてしまいますから、保管時はしっかり密閉して使用してください。使用時も注意が必要です。
また、エタノールは非常に火が点きやすいので、エタノールが揮発して空気中に沢山漂っている状態で火気があると、火事のもとになりますから、使用中も保管時も、換気の良い環境で、また火気や静電気にくれぐれも注意をなさってご使用ください。
揮発するスピードは、暑くて乾燥していると洗濯物がよく乾くし、寒かったり雨が降っているとなかなか乾かないように、空気の状態によって変化します。エタノール80%の液体100mlだとすると、その中に含まれるエタノールの量は単純に考えると約80mlです。
そこにお水が10ml入ってしまったとすると、110mlになり、お水にはエタノールは含まれていないので、110mlの中に含まれるエタノールは据え置きで80mlです(揮発していないものとする)そうすると、72%のエタノール濃度に薄まってしまいます。エタノールと水が混ざった場合、どちらかが沈殿することはなく、きれいに混ざりこんでしまいますので、エタノールだけ抽出することはできません。
アルコール77%緑茶カテキン配合のものを5ℓ(ボトルPEキャップPP)と一斗缶を購入しました。
これから夏を迎え保管が不安なのですが、どちらを先に開けて使用したほうがよろしいでしょうか?
またメーカーより食品にかけても良い商品なのですが一斗缶使用後半(使う月日によるとは思いますが)または最後まで食品にかけても大丈夫なものなのでしょうか。
メーカーは消費期限はなくきちんと保管されていれば半永久的に使用できますと謳われていますが、きちんと保管と言うのがミソなのかなとは思います。
容量が少ない方からお使いになる方がよろしいかと思いますが、どちらも同じ酒造メーカー様の製品であれば酒造メーカー様にお問い合わせなさる方が明確なご回答をなさって下さるかと思います。
アルコールはしっかり密閉状態でないと湿気を吸ってアルコール濃度が薄まりますし、また、しっかり密閉できていないとアルコールが揮発し容器の外に逃げ出していってしまいますのでさらに薄まるだけでなく、容器周りのエタノール濃度の濃い空気に火気が触れれば引火の原因にもなりますので、涼しく日の当たらない風通しの良い場所でしっかり密閉して保管なさってください。
アルコール(食品や食器に掛かっても大丈夫なのも)を、スプレー式のボトルに入れて日々、部屋や台所に噴霧している毎日です。
そこで、お聞きしたいのですが、この噴霧するアルコールを毎日吸い込んでも、健康に被害はありませんか?(アルコール濃度、約55%~約65%程度のもの)
私的には、肝臓機能に問題があるような感じで、最近、ベロ(舌)が腫れている事があります。これなども、アルコールの噴霧の際に吸い込んでいる為でしょうか?
(※ちなみに、私は酒や煙草は一切やりません)
揮発したアルコールを吸い込んで体内に取り込むということは飲酒と同じように「体内にアルコールを摂取する」ということです。
アルコールに弱くごく微量の飲酒で体調が悪くなる方や、酒豪でちょっとやそっとの飲酒ではなんともない方など個人差がありますが、吸い込んだアルコールも同様でございますので、ご心配であればお医者様にご相談なさってください。
エタコール7は手に付くと有害でしょうか?
弊社製品「エタコール7」の有害性情報といたしましては下記です。
急性毒性(経皮)>区分外
皮膚腐食性・刺激性>区分外
呼吸器感作性または皮膚感作性>区分外
ですが使用時は必ず手袋や呼吸保護具の着用をお願いしております。
また、吸い込んだり吸い込み続けたり、あるいは誤って口に入るなどした場合の毒性、あるいは生殖毒性などはまた異なってきますので、詳しくは安全データシート(SDS)をお確かめください。
一ヶ月ほど前に入手した消毒用アルコール(濃度80%)を小瓶に入れて持ち歩いています。
最近アルコール濃度計なるものを購入し、小瓶に入れてあったのを、計ってみたら60%ぐらいになりました。これって普通ですか?
容器の密閉具合で蒸発の勢いに違いが出るだろうぐらいは想像していたので、かなり密閉される容器に入れていたつもりですが、こんなに簡単に薄まっていくのであれば、少しづつ無水エタノールから作ろうかなと考えています。
アルコール濃度を測定している機械が異なると、数値が微妙に違う恐れがあります。
そのため、初期状態の消毒用アルコールを同じアルコール濃度計で測った上で、その後どの程度濃度が下がったのか確認する、というご使用方法がおすすめです。濃度の低下に関しては、アルコールが蒸発してしまうから濃度が低下するというだけでなく、空気中の水分をアルコールが取り込んでしまって薄まることによっても濃度が低下しますので、湿度が高い環境下ですとより濃度が下がるスピードは早まってしまいます。
質問No.171~180
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
消毒用アルコールは保存方法に注意しないと、数週間で20%程度薄まってしまうことは何ら不思議はない(よくあること)という考えでよろしいですか?
保管状況によってはありえなくはない変動ですが、しっかり密閉されてご使用になっていたのであれば(開封頻度にもよりますが)少し大きい印象です。
小瓶ではないほうのアルコールは計測されましたでしょうか?
例えば小瓶だけ60%で、もとの容器に入っているアルコールは80%に近ければ小瓶の気密性が低いかもしれませんし、双方ともに60%であれば、お持ちの濃度計が少し低めの数字を示すものかもしれないですし、あるいはご購入されたアルコールが、購入された段階ですこし薄まってしまっていたという可能性もなくはありません。
(製造からご使用までに時間が経過するとどうしても製品の質は低下していきます)
あと、どのような形式で計測する機械なのかにもよって、計測器が示す値も変わってきます。(比重形式なのか…など)
現在エタコール7を購入させて頂き手元にあるのですが、アルコール濃度99%エタノール濃度85%と記載があります。
手すりやドアノブなどのウイルスなどの消毒には濃度70%濃度80%などと言われていますがエタコール7は濃度99%と85%どちらを基準に薄めればよいでしょうか?
また、濃度99%か85%かだけ教えて頂ければありがたいです。
弊社製品をご購入くださり誠にありがとうございます。
折角ご購入いただいたところ申し訳ないのですが
https://www.sankyo-chem.com/news/post-5947/
上記にも記載の通り、弊社エタコール7は消毒や除菌にはお使いいただけません。また、エタノール濃度は85%ですが、他のアルコール類も入っておりますので、アルコール濃度は99%です。
ご使用時はゴム手袋を着用のもと、しっかり換気を行い、火気には十分気を付けてご使用ください。
『エタノール除菌力』は、IPA5%未満、NPA2%未満が含まれ、エタノール濃度76.9~81.4vol%となっており、アルコール濃度としては85%前後と思われます。
厚労省の通知に合わせたエタノール濃度となっているようですが、7%未満の差ですので大勢に影響はないということでしょうか?
変性をかけないと酒税相当の金額が加算され、倍以上の金額になってしまうため、そのようにしているとのことです。
濃度に関しては、数%異なるからといって効果がなくなるというわけではありませんので、影響はありません。
濃度の高い無水エタノールは消毒の効果が出る前に蒸発してしまう為、消毒には消毒用エタノールの方がいいとの事ですが、アルコール分の蒸発する時間は同じではないんでしょうか?
消毒用エタノールは、アルコールと精製水等を混ぜて濃度を調整してる物と思うんですが、だとするとアルコール分の蒸発は無水エタノールと同じタイミングではないんですか?
つまり、消毒用エタノールでもアルコール分の蒸発は無水エタノールと同じタイミングで、最後まで残っている水分はアルコール以外の水分ではないのかな?と疑問に思うんです。
水の方が揮発しづらいのはありますが、エタノールが飛んでから水が飛ぶわけではなく、水とアルコールは一緒に飛ぶので、水だけが残るということはありません。
食品添加物規格のアルコール製剤を入手しました。以下の成分の場合、コロナ対策として、手指やその他、身の回りの消毒に使えますか?
成分はエタノール 50.18%
DL-リンゴ酸 0.35%
グリセリン脂肪酸エステル 0.30%
DL-リンゴ酸ナトリウム 0.06%
精製水 49.11%
メーカー様はなんと仰っていらっしゃいますでしょうか。弊社では製造していない製品でございまして取り扱いもございませんので、分かりかねます。申し訳ございません。
リンク:成分は同じでも違うこと
コロナのアルコール消毒について質問があります。
1.アルコール濃度70%(60%以上?)というのは容量?重量%でしょうか?
2.十分なウイルス不活性化には接触時間1分間必要でしょうか?高濃度だとすぐに揮発してしまうので、お勧めではないですか?
3.下記の商品は高濃度すぎますでしょうか?
【成分重量】
エタノール:79.4%
グリセリン脂肪酸エステル:0.20%
乳酸:0.06%
乳酸ナトリウム:0.06%
水:20.28%
アルコール濃度というのは含まれるアルコールのvol%(容量%)で書かれています。
そのため、記述していただいたエタノールは重量%ですので、容量%に換算すると85%程度のアルコール濃度となります。
通常よりも多めにお使いいただき、しっかり隅々までいきわたらせれば、アルコール濃度が多少高いから効果がなくなってしまうということはありません。
厚労省でいうアルコール濃度70%以上というのは重量でなく、vol%(容量%)を指しているのでしょうか?
また使用方法なのですが、スプレーしたあと乾くまで放置でしょうか?隅々までいきわたせたいので、スプレー後ウェットティッシュやキッチンタオルで吹くのは良くないですか?
アルコール濃度というものがそもそも容量%での表記になりますので、成分表などに重量%で書かれていれば容量%に換算する必要があります。
あくまで目安になりますが、アルコールの重量%と容量%を換算するには、下記のリンクをご参照ください。
https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf隅々いきわたるようにスプレーすれば、拭かなければならないわけではありません。自然乾燥でも問題ありません。
ウエットティッシュやキッチンタオルが清潔であれば問題ありませんが、汚染されている場合汚染を広げるリスクの1つとなります。
会社で59%のエタノールを使用していますが、拭き取り検査でエタノールから生菌が検出されました。
59%エタノール内で菌が繁殖する事はありえるのでしょうか⁉︎
また、その場合考えられる原因や繁殖した菌の種類なと教えて頂けると幸いです。
エタノールはすべての菌を不活性化させるわけではりません。
こちらの記事にも書かせていただいておりますが、ウェルシュ菌、セレウス菌、ボツリヌス菌のような芽胞を形成する細菌にはエタノールは効果がありません。
アルコールの希釈について、質問です。
エタノールと水の比重の関係を知らずに、計りの上に容器を置き エタノール70g 水30g で配合しました。「ml」ではなくて 「g」で配合しました。
この場合、アルコール濃度は何%になるのでしょうか?
昨今の新型コロナに対しての濃度にするためにはエタノールを追加するべきなのか、逆に水で薄めるべきなのか、分からなくなってしまいました。
水の比重は1ですが、エタノールの比重は0.79です。
リンク:【エタノールの基本情報のページ】そのため、重量で割合を計算して混ぜた場合と容量で割合を計算して混ぜた場合とパーセンテージが異なります。
そのため「重量%(=wt%)」と「容量%(=vol%)」と区別して扱われています。
一般に言う「アルコール濃度」はvol%を基準に求められています。今回、重量%で70wt%のエタノール水溶液を作成なさったとのことですから
https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf
上記の4ページ目の表をご参照いただき、
%の列が「70」のところの左側の列をご覧いただくとvol%を求めることができます。容量%は77程度になります。
アルコールの吸引についてです。吸引自体が人体に与える影響は置いておくとして、肺のウイルスに対しての作用は無いのでしょうか?
いくら調べても吸引はおやめ下さいとの注意のみで、疑問が解消されません。
吸って、肺に入れるのですから多少は効果あるのではと思っておりますが、どうなのでしょうか?
まず液体のアルコールで考えてみましょう。ビールを飲んだからといって体内が消毒されることはないのは、アルコール濃度が薄いためです。
アルコールで除菌・消毒するためには、70~80%のアルコール濃度が効果的ということはこの記事にも書かせていただきました。吸引した場合も、濃度が足りずウイルスを除去することはできません。
仮に吸引で肺の中をそれだけのアルコールで満たそうとした場合、ウイルスの命以前に吸入している方の命が危ぶまれますので、絶対におやめください。
質問No.181~
※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
アルコール濃度70%~80%の消毒用エタノールは、保管時にも少しずつ蒸発してるかと思うんですが、それはアルコールのみが蒸発しているんでしょうか?
それとも、液体全体が蒸発してるんでしょうか?
アルコールだけが蒸発していたら、濃度が薄くなっていくと思い、心配になって調べていたら、こんないいページにたどり着きました。
アルコールも水分も蒸発していきますが、アルコールの方が蒸発スピードがはやいため、しっかり密閉しておかない場合、おっしゃる通り濃度は薄くなっていきます。
グリセリン濃度とコロナとの関係ってどうなのでしょうか。
また、のろ対策でクエン酸入れてみたのですが、クエン酸とコロナとの関係は、どうなのでしょうか?
消毒エタノールがすぐ乾いてしまって、グリセリンを追加してみたのですが、追加しすぎたみたいで、ベタベタなります。
乾くと手はつるつるすべすべ。洗うと油膜?みたいなのでヌルヌル。石鹸は泡立ちません。4.5回洗わないといけなくなりました。
そんな消毒液、効果あるのか、物凄い疑問です。
クエン酸に関しては、弊社では取扱いがないので分かりません。
また、エタノールに関しては水と7:3~8:2程度混ぜることで、コロナウイルスに効果があると情報がございましたが、グリセリンがコロナウイルスにどのような影響を与えるかに関してもは知見がございませんので分かりません。
申し訳ありません。
ペットボトルの消毒に使用したアルコールを再利用して節約したいと考えていますが、ハンカチをコップで絞った後にアルコールを元の容器に戻すと、アルコール濃度の低下につながる可能性があるでしょうか?
私はよくペットボトルを消毒して飲むために濃度が77%あるアルコールを使用しています。
今はペットボトルに直接スプレーをしているのですが、これだとアルコールの消費量が多くなってしまうので、他の方法として、容器から適量のアルコールを『”一旦”』大きいコップなどに入れてそこにハンカチ全体を沈めて濡らし、ハンカチからアルコール量が少なくならないように絞り過ぎないように絞り、そしてペットボトルをそれで拭いて消毒(ペットボトル表面の水滴は事前にタオルなどでちゃんと拭いてから消毒)
消毒後、アルコール消費量を少しでも少なくするために、ペットボトルの消毒に使ったアルコールで濡れているハンカチをコップの上で絞りきり、そしてそのコップに入っている一度使ったアルコールを元の容器に戻す……という方法を考えているのですが、何か問題点などはありますでしょうか?
やはりアルコール濃度の低下が一番に懸念するところなので、この方法で元の容器に入っているアルコール濃度がけっこう下がる原因になるのであればやめておこうと考えていたりします
ちなみにこれは、アルコールの蒸発が先か?消毒作業が先か?
みたいなところがあると思うので、消毒作業時間はペットボトルの数にもよりますが、基本は3本なので約4分としていますが、どうでしょうか?
ご提案されている方法ですと、ハンカチや飲み口に付着していた菌が、元の容器に入り、死にきれなかった菌(アルコールに強い菌など)が増殖し、交差汚染を起こすおそれがあります。
弊社といたしましては、そのようなご使用方法はお避け頂きたいです。
最近近くの大型スーパーの従業員の方が噴霧器で使い終わったカゴやカートに大量にアルコール消毒液を振りかけています。
何気なく話しかけて聞いてみると中身は入口に置かれている手指用のアルコール液と同じとのこと。
手指用のものを噴霧したら空気中に拡散して吸い込んで危険ではないのでしょうか。
客はもちろんですが従業員の方の健康にも悪いようなきがするのですが。
噴霧直後の高濃度な状態を吸い込めば勿論体への影響が気になるところですが、揮発性が高いので、すぐに空気中に拡散されてしまいます。
個人差はあると思いますが、影響力はほぼないかと思います。
市販品の表示には、「アルコール度数」と「エタノール濃度」とが併記してあり、アルコール度数のほうがエタノール濃度よりも高くなっています。
厚生労働省のホームページでは「濃度70%以上95%以下のエタノール」という記述があります。
商品を選ぶ際、「アルコール度数」と「エタノール濃度」のどちらの数字が70%以上95%以下である必要がありますか?
アルコールにも色々な種類があり、アルコールの中の1つの種類が「エタノール」です。
そのため、エタノール以外のアルコールが含まれていると、全体としてのアルコール濃度はエタノール濃度よりも高くなります。
アルコール濃度が70%~95%であれば効果を発揮致しますが、アルコールの中には毒性の高いものもございます(下記リンク参照)
https://www.sankyo-chem.com/news/post-4971/
メーカーが掲示している用法容量を守ってご使用ください。
「無水アルコールは濃度が高く、消毒しきる前に乾燥してエタノールが蒸発してしまう」ため消毒用アルコールに比べ殺菌力が低いとのことですが、例えば消毒したいものを無水アルコール中にどっぷりと浸ける場合はどうでしょう?
またその場合、何秒くらい浸け置けば新型コロナウイルスに有効でしょうか?
何秒程度浸ければ効果があるか、具体的な知見は弊社にはありませんが、まず適性濃度に薄められたものよりも、可燃性が上がりますので注意が必要です。
アルコールが燃焼する際、炎は青く、明るい場所では火がついているかどうか分かりづらいため危険です。また、アルコールは開封時から揮発していき、湿度が高い場合は空気中の水分も取り込みやすいため、使用を続けることで、徐々にアルコール濃度は薄まっていきます。
コロナになってから、アルコール成分77%のスプレーをスーパーの購入品に吹き掛けております。
いまさらですが、プラスチックやペットボトルが溶けだして、食品について摂取することで発ガン性が心配してきました。
やはり表面に吹き掛けると溶けてしまいますか?4歳の子供がいて不安になりました。
ペットボトルは大丈夫ですが、プラスチックとひとえに言ってもさまざま成分があるので、何とも申し上げることができません。
ご不安であればかかりつけのお医者様にご相談下さい。
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