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【特設】コロナウイルス関連

2024.11.19

アルコール濃度を調整する方法

アルコール濃度を調整する方法

 

合わせて読みたい!

エタノールの消毒効果について ▶

除菌・殺菌・滅菌・消毒・抗菌の違い ▶

アルコール消毒に関する記事に沢山の反響をいただきまして、誠にありがとうございます。

 

コメントで沢山ご質問をいただきました、アルコール濃度(容量%)の調整について、計算方法についてお話させていただこうと思います。

小学校で習った「塩分濃度の計算」と考え方は同じです。

研究者が結果をチェックするイメージ画像

但し、寸分たがわず正確な数字を求めるには比重なども加味しなくてはなりませんので今回はあくまで目安が求められる簡単な計算式です。
(エタノールと水を混ぜると体積が減ってしまうため)
混ぜたい液体をそれぞれ、液体Aと液体Bと呼びましょう。
それぞれ液体Aと液体Bの濃度と量を調べます。

 

例)アルコール濃度65%と無水エタノールを混ぜる場合

アルコール濃度65%の液体に、無水エタノールを入れて、アルコール濃度75%のものを作成したい場合を紹介しましょう。 


液体A
・アルコール濃度:65%
・量:今回は仮に100mlと置きます。
この100mlに含まれるエタノールは65%(=0.65)なので、100×0.65を計算すると65mlのエタノールが含まれていることが分かります。


液体B
・アルコール濃度:100%
・量:これが分からないため、「x」mlと置きます。
このxmlに含まれるエタノールは、100%(=1)なので、1x(数学上、1は省略するため本来「x」ですがわかりやすく1xと表記)となります。


完成させたい液体
・アルコール濃度:75%
・量:液体Aと液体Bを混ぜた量なので「100+x」mlとなります。
この液体に含まれるエタノールの量を、これまで同様に求めようとすると、「量×割合」なので、「100+x」(量)×0.75(割合)となり、(100+x)0.75となりますが、これは液体Aのところで求めた、「65ml」と液体Bのところで求めた「x」を合計した「65+x」とイコールになります。

65+x=(100+x)0.75
これが今回xを求める式です。
まず単純に、100とxにそれぞれ0.75を掛け算をして、式を単純化します。

65+x=75+0.75x
そして、xが掛け算で絡みついているものを左側に、それ以外のシンプルな数字をイコールの右側に持ってきてあげます。
イコールの反対側に移動した数字はプラスとマイナスが入れ替わることに気を付けてください。

x-0.75x=75-65
になりますので、1-0.75と、75-65をそれぞれ計算し、
0.25x=10
という式になります。10を0.25で割ると、
x=40
ということが分かります。
そのため、今回必要な液体B=無水エタノールの量は、40mlということが求められます。

 

応用1

先ほど、液体A(アルコール濃度65%の液体)を100mlを、例えば200mlにした場合、


液体A
・アルコール濃度:65%
・量:200ml
含まれるエタノールの量:200×65%(0.65)で、130mlで、液体Bは先ほどと同じです。

130+x=(200+x)0.75
130+x=150+0.75x
0.25x=20
x=80
で、200mlのアルコール濃度65%の液体を75%にするには、アルコール濃度100%の液体を80ml入れればよいことが分かります。

 

応用2

今度は先ほどアルコール濃度65%だった液体Aをアルコール濃度40%に変えてみましょう。


液体A
・アルコール濃度:40%
・量:100ml
含まれるエタノールの量:100×40%(0.4)で、40mlで液体Bは先ほどと同じですから、求める式は
40+x=(100+x)0.75 
となります。

40+x=75+0.75x
0.25x=35
x=140
と求められますので、アルコール濃度40%の液体をアルコール濃度75%にするには、アルコール濃度100%の液体を140%入れればよいのです。

 

例)アルコール濃度90%の液体を75%に薄める場合

アルコール濃度が100%の液体を75%にするには、アルコール濃度100%の液体を75ml用意していただき、25mlのお水を入れればよいのはお分かりになると思います。
なので、90%の液体で考えていきましょう。


液体A
・アルコール濃度:90%
・量:仮に100mlの場合を今回求めます
含まれるエタノールの量:100mlのなかの90%なので、100×0.9で90ml


液体B
・アルコール濃度:0%
・量:これを求めたいため、「x」と置きます
含まれるエタノールの量:0


完成させたい液体
・アルコール濃度:75%
・量:液体Aと液体Bを混ぜた量なので「100+x」mlとなります。
含まれるエタノールの量:アルコール濃度×量=AとBのエタノールの量を合わせたもの で求められます。

(100+x)0.75=90+0
75+0.75x=90
0.75x=15
x=20

よって、水を20ml加えると、100mlの90%アルコールは75%アルコールになることが分かります。

エタノール濃度計算フォーム

2020.03.09追記
コメントでのリクエストにお応えし、計算フォームを作成致しました

エタノール濃度計算フォーム ▶

 

注意

最初にも記述いたしましたが、あくまで70~80%の濃度のアルコールを作成する際の目安を求める計算方法です。
エタノールは水と混ざると体積が減ってしまう関係で、寸分たがわず正しい数字ではありませんが、ご自宅でご使用になるものでしたら、この目安を覚えていて下さればご希望の濃度のアルコールを作ることができます。

また、消毒用にお混ぜ頂く際は、消毒・除菌・殺菌などと書いてある製品をお使いください。
(お持ちの製品がそれに該当するかわからない場合は、その製品をお作りのメーカー様にお問い合わせください)
弊社で製造のアルコールは基本的に工業向けで、器具の洗浄などを目的とした製品ですので医薬品ではございません。ご注意くださいませ。

 

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2020.03.09追記
コメントでのリクエストにお応えし、計算フォームを作成致しました!!

上の記事を読んできたけど、やっぱりわからない!という方は
下のリンク先の、自動で計算できる入力フォームをご活用ください。

エタノール濃度計算フォーム ▶

 

アルコール濃度調整に関する質問

※2024年11月19日更新

以前、ページのコメントに寄せられた疑問・質問とその回答をご紹介します。
(※一部編集・抜粋しております)

質問No.01~10

※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
エタプラスとグリセリンで手指用の消毒液は作れますか?
他に加えるものはありますか?エタプラスは濃度が75%でした。

エタプラスというもに関して弊社では知見がございません。
どちらかのメーカー様がお作りの商品名でございましょうか。
誠に恐れ入りますがエタプラスを販売なさっているメーカー様にお問い合わせされるのが確実かと思います。
(おそらく健栄製薬様でしょうか??https://www.kenei-pharm.com/

エタノール濃度計算フォームを使い、エタノール濃度を75%にしたいと思ったのですが、手持ちのエタノールにはエタノール液80v/v % としか表示されてはおりませんでした。
この様な場合 どうすれば良いでしょうか。あと濃度を薄める場合は精製水を使っても大丈夫なのでしょうか。

v/v%というのがvol%のことです。
そのため、濃度計算フォーム(https://www.sankyo-chem.com/news/post-4965/)のAの液体のところは、80とご入力いただき、Bの液体のところは、アルコール濃度0なので0とご入力いただき、完成させたい液体を75とご入力されれば、導き出せます。
Bの液体は精製水で問題ありません。

ご心配の際は製品を製造されていらっしゃるメーカー様へお問い合わせください。

消毒用エタノールipを使うと手荒れがするので、グリセリンを買ってきて混ぜたいと思っています。
100mlの消毒用エタノールipにはどれくらい混ぜても良いのか、教えてください。

そもそも弊社で販売経験のございますエタノールはすべて工業用で、手指にお使いいただくことを想定していないため使用時はすべてゴム手袋の着用をお願いしております。
そのため、肌荒れのリスクに関する知見がございません。
例えば、コロナウイルスに対する効果の観点からどれくらい混ぜてもウイルスへの効力が衰えないのか、という観点でしたら、「消毒用エタノールip」という製品(弊社品ではないため、詳細がわかりません。申し訳ありません。)のアルコール濃度が分かればお答えができます。
グリセリンはアルコールではないため、混ぜた際、アルコール濃度が70%~80%になるようグリセリンをお混ぜになるのがよろしいです。ただ、それで手指がべたべたになってしまう可能性はありますので、グリセリンだけでお薄めになるのではなく、お水も混ぜるとよいかもしれません。少量でお試しになるのが良いかと思います。

以下の場合のアルコール濃度調整の計算方法を教えて下さい。

コロナ対策の消毒になればと購入した「除菌アルコール」があります。
商品裏の表示は、【成分(重量%)エタノール71.260%、乳酸ナトリウム0.025%、精製水28.715%】です。
メーカー説明は、「アルコール度数は78度、Phは中間値=Ph6.5、本品が手や肌にかかっても問題はありませんが、保湿剤は配合しておりませんので手荒れなどの原因になる場合があります。本品はあくまで消毒ではなく除菌目的でご使用ください。」とあります。
もちろん私自身の責任において、手指の消毒(除菌)に使いたいのですが、アルコール度数が78度なのでこのままでなく薄める必要があると考えます。御社の説明には既に計算方法が掲載されていますが。エタノール71.260%との記載があるので、複雑すぎて計算方法がわかりません。お忙しい中大変恐れ入りますが、ご回答をお願い致します。只気になるのが、消毒用アルコールの容器はPE、PP、PVCのみと聞いていますが、このメーカー説明は「樹脂製のボトルでしたら移し替えても問題ありません」となっているので、消毒用にするにはアルコール度数が低い?と困惑しております。
他社製品ですので、明解な説明ができないかもしれませんので、参考程度でも構いません。

アルコール度数が78%であれば、ちょうどいい度数です。
(71.26%というのは総重量中含まれるエタノールの重さである重量%で、アルコール度数の表記では容量%である78を使用します。/エタノールは水よりも軽いため、水とエタノールを1Lずつ入れて、容量%が50%50%でも、重さ自体は水が1KGでエタノールが0.795KGほどしかないので、重量%と容量%で数字が変わってしまうのです)

コロナ対策として、最も効果的なのがアルコール度数70~80vol%なので、この記事の中では間をとって75%で計算させていただきましたが、きっちり75%でないとコロナウイルスに効果0!というわけではございませんのでご安心ください。

もしアルコールが次いつ入手できるか不安だから少しでもかさ増しして使用したい…という場合で、例えば72%くらいにしようかな、ということでしたら、
●お持ちのアルコールを100mlとすると、アルコール度数が78%で、100ml中78mlアルコールが入っている・・・A
●水をxmlとすると、アルコールは0なので、0mlのアルコールが入っている・・・B
●完成させたいのは、(100+x)mlの液体で、これは72%なので(100+x)*0.72が、Aのアルコール量+Bのアルコール量(=78)と同じになればよいので
計算式は
(100+x)0.72=78
となります。
計算すると、100mlのお持ちの溶剤に対して、8.3ml程度お水を入れればよいことになります。

容器に関してですが申し訳ありません、消毒用アルコールの容器で、PE、PP、PVCのみ、と聞かれたのはどちらの情報かお分かりになりますか?
PVCは溶剤系の容器にはあまり適さないため、お気を付けください。PEやPPでしたら問題ありません。
市販の樹脂製ボトルのほとんどはPEかPPなので、それを踏まえてメーカー様はおっしゃったのだと思います。
なお、アクリル製のボトルはクラッシュやヒビが入りますので、お避け下さい。

アルコール濃度45%のキッチン除菌スプレーと医療用80%を混ぜて70%以上にするためにはどうしたらいいですか。

それであれば医療用80%をそのままお使いになる方が手間なく、かつ手指にお使いいただいても安心なものかと思うのですが…。
(コロナウイルス対策に最適なアルコール濃度範囲内のため)
よければお薄めになりたい理由をご参考までに教えていただけないでしょうか。

100%アルコールの稀釈に使用の水は 水道水で大丈夫ですか?
ダメであれば 使用出来る水を教えてください。

水道水で問題ありません。

以下の場合、76%から81%くらいのアルコール濃度にしたい場合、何ミリリットル足したら良いのでしょうか?

現在、アルコール消毒スプレー 1リットルを所有しています。以下がその濃度を内容成分です。

【液体タイプ・中濃度アルコール(65vol%)】サトウキビ由来の発酵アルコールを使用した手指消毒剤。天然由来の保湿剤配合。有効成分クロルへキシジングルコン酸塩を配合。

この消毒液にエタノールを足して、76%から81%くらいのアルコール濃度のものに調整をしたいを思っています。足すエタノールは、エタノール95.1~96.9%(健栄製薬)のものです。
何ミリリットル足したら良いのでしょうか?

記事にあります通り、
●サトウキビ由来の発酵アルコール:アルコール度数65% 100mlあたり、中に含まれるアルコール量は 100*0.65=65・・・A
●健栄製薬様のアルコール(日本標準商品分類番号872615のものであれば)アルコール度数96%(95.1~96.9%なので間をとって96とする)、どれくらいの量を加えるか求めたいため「x」mlと仮定し、xml当たり中に含まれるアルコールは、x*0.96・・・B
●完成させたいアルコールを78%と仮定、出来上がる液体量は、(100+x)mlなので、アルコール量は(100+x)*0.78となりますが、これはAとBのアルコール量を足した、65+0.96xと同じにならなければいけません

そのため、式は
(100+x)*0.78=65+0.96x
となります。
78+0.78x=65+0.96x
そのためサトウキビ由来の発酵アルコール100mlあたり、健栄製薬様のアルコールを72ml程度入れればよいことになります。

濃度88%の燃料用バイオエタノールを入手しましたが、これも薄めれば除菌剤代わりになるのでしょうか?
エタノール、水、添加剤(1%未満)が原料、メタノール不使用とありますが食品には使えないようです。
苦味などのある添加剤のため食品用にできない可能性はございますか??

また濃度76%や77%の別のエタノールは食品添加物使用のため食品にかかっても安心とあり、添加物も様々です。
エタノールに優劣がないとしたら、食品用とその違いは添加物の差と考えるべきでしょうか?

燃料用のバイオエタノールの取り扱いが弊社にはないので、そちらの製品に何が添加剤として含まれているのかわかりません。
それこそ仰るように苦み剤なのか、他薬剤が入っているかもしれません。

濃度が異なれば、その分エタノール以外の物質が含まれるということで、仰るようにその混ぜられた物質が違えばその分用途も異なってきます。

ただ、例えば濃度が全部エタノール100%だったとしても、エタノールに優劣がなかったとしても、その純度には差がどうしても出てきます。
工業用アルコールはその会社独自の規格に則って製造販売している製品ですが、医薬品アルコールは日本薬局方によって定められた検査や試験をクリアし、なおかつ販売にも製造にも免許が必要で、製造管理には薬剤師が必ずいなければなりません。
しっかり検査をして、使用者が安全に使えるようにしてくれているのです。

エタノールはその由来から種類が分けられるのでしょうか?

医療用の他に工業用のエタノールや、バイオエタノールなどもあり…情報が沢山あって混乱しています。
手の消毒に使うエタノールを選ぶ際、気を付けておくことがあれば教えて頂けますか?
工業用のエタノールは、会社独自の基準で作るとのことでしたが、そうなると医療用のエタノールより手肌には刺激が強いのてしょうか?
出来ればその理由(成分など)も知りたいです。

 

バイオエタノールや発酵エタノール、合成エタノールなどは製造法やの違いで呼び名が異なります。
医薬品エタノールや工業用エタノールは用途によって異なる呼び名です。

工業用は刺激が強いかと言われると一概には言えませんが、例えば同じお水でも
精製水や飲料用水など、用途が異なるのと同じです。
医薬品は薬剤師製造管理のもと、日本薬局方によって定められた統一の基準をクリアしないと名乗ることができません。販売にも製造にも免許が必要です。
一方、工業用はあくまで工業用としてご利用いただいた場合のみの検査のみをしておりますので、例えば手指に使えますか?と聞かれても通常ゴム手袋を着用してのご利用を前提としておりますので使用できるかわからないのです。
分からないものを、「使えます!」と無責任に申し上げることはメーカーとして出来かねます。
手指用と表記のないエタノール製品は、必ずメーカー様へ1度お問い合わせになってください。

貴社が販売している電子部品洗浄剤の無水エタノールを水で薄めれば、手指消毒剤として使用できますか?もちろん自己責任で使用します。

弊社電子部品用洗浄剤F-1は、酒税がかかるべきエタノールに強力な苦み剤が含まれています。
これは幼児が誤飲をしないように、玩具に苦みを感じるよう混ぜられているような物質と同じものです。
この苦み剤は揮発しませんので、塗布面が乾燥後も塗布面に残りますので、例えば、おにぎりを食べる前に電子部品用洗浄剤F-1を希釈したものを塗布し乾燥させておにぎりを食べると、おにぎりにその誤飲防止機能がついてしまう可能性があります。

また、弊社では電子部品用洗浄剤F-1をご使用いただく際、ゴム手袋や保護具の着用をお願いしておりますので、手指にお使いいただくことはできません。

また、医薬品ではございませんので、法律上「消毒に使える」と申し上げることができません。

 

質問No.11~20

※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
コロナウィルスにはアルコール度数が70〜80%必要と聞きましたが、65%や67%では、全く効果が無いのでしょうか?

最も効果的なのがその濃度というだけで、数パーセント違うだけで全く効果がなくなるわけではありません。
ですが、70~80%のアルコール濃度の製品よりも入念に塗り付けていただくほうがよろしいかと思います。

アルコール濃度調整方法について質問です。

さとうきび発酵アルコール消毒液(65v/v%)
健栄製薬エタノール(約96%)

上記のふたつをアドバイスに沿って調合しました。
(さとうきび発酵アルコール100mlに対し、健栄製薬エタノール72ml)

↑これによりアルコール濃度約78%程度の消毒液420mlをボトルに入れて使用しています。
手荒れがある気がするので手持ちのグリセリン(健栄製薬グリセインカリ液Pケンエーベルツ水)を混ぜたいと思いますが、どのくらいが適量になりますでしょうか。
アルコール濃度が変わってしまいウィルス除菌の効果が薄れてしまうことのない量で、と考えております。

恐れ入りますが、アルコール濃度などの一般的な分野でございましたらご回答ができますが、他社様の製品を手に塗布し続けた場合のデータなどは持ち合わせておりませんで、
メーカー様へ直接お問い合わせ頂ければと思います。
アルコール濃度に関して申し上げれば、あくまで容量に関することなので、例えば先の計算フォームより、Aの液体に、この度お作りになられた78%とご入力いただき、Bの液体にグリセリン(=アルコール濃度は0?←健栄製薬様へお問い合わせください)0%、
完成させたい液体に、例えば75%などとご入力いただければアルコール濃度70~80%の枠の液体を作成することはできますが、べたべただとお感じになるかもしれないし、物足りないとお感じになるかもしれないし、そちら特に感じ方に個人差のあることなので回答が難しいです。
申し訳ありません。

弊社といたしましては、有機溶剤が手に付着するなどして手のひらの皮脂が脱脂されてしまった際はハンドクリームなどで保護されるのもよろしいのではないかと思います。

アルコール濃度56~59%のもを手に入れたのですが、除菌効果としては低濃度のようです。
濃度を70~75%にしたいと思い無水アルコールを入れて濃度を調整したいのですが、99.8%無水アルコールをどのくらいの量を入れたら良いでしょうか?

エタノール濃度自動計算フォームの記事のフォームから、Aの液体のアルコール濃度を57.5(56~59%の間をとって)とし、Bの液体のアルコール濃度を99.8と入力いただき、
完成させたい液体のアルコール濃度を72.5(間をとって)と入力いただくと、Aの液体100mlあたりのBの液体の必要量がわかります。
また、完成させたい液体の濃度を上下させたい場合も、簡単に計算できますので是非ご活用ください。

健栄製薬 エタノール95.1~96.9なのですが、500ミリリットルに、ナンミリリットル 足したらアルコール75%になりますか?
1リットルの容器に入れたいです。

下記の記事で自動計算ツールがございます。
エタノール濃度自動計算フォーム
Aの液体の右側の欄に、96とご入力いただき(95.1~96.9の間)
Bの液体の右側に0(水にアルコールは入っていないため)とご入力いただき、完成させたい液体を75%に設定いただくと、Aの液体100ml当たりに必要なBの液体量が求められます。

馬場様がお作りになりたいのは、Aの液体500ml当たりですから、100mlに必要なBの液体量に×5をしていただければ、Aの液体500mlに必要なBの液体量が求められます。
お好きな濃度で計算ができますので、是非ご活用ください。

手持ちのアルコール除菌スプレーが、アルコール度数のvol %表示がなく、成分の重量パーセントの表示になっており、記載の計算式にそのままでは当てはめられないかと思いご質問させて頂きました。
エタノール重量 58.1 %となっています。これだとアルコール度数としては何%になるのでしょうか?
また、75%のものを作るには 手持ちの無水エタノール99.5vol %で、何ml混ぜると良いでしょうか?

アルコールの重量%と容量%を換算するには、下記のリンクをご参照ください。
https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf
最終頁の表をお使いになっていただくと、重量%を容量%に変換することができます。

比重、vol%、%、100ml中のエタノールと列が並んでいて、「%」の列から、58.1%を探していただくと、58.2があります、これが一番近いので、その隣のvol%の列を見ていただくと、容量%は66.0%ということがわかります。

あとは、
エタノール濃度自動計算フォームこちらのフォームをご活用いただき、
Aの液体の右側に66と入力いただき(アルコール除菌スプレーの濃度)
Bの液体の右側に99.5とご入力いただき(無水エタノールの濃度)
完成させたい液体の右側に75とご入力いただき、計算するボタンを押していただくと、Aの液体100ml中に、Bの液体(無水エタノール)を何ml入れたらよいのかが計算できます。
また、例えばこれを、Aの液体500mlの場合は?という際は、100mlを5倍したらAの液体は500mlになるので、計算するボタンを押して導き出されたBの液体の必要量に5倍していただくと、Aの液体500ml当たりに必要なBの液体の必要量がわかります。

やっとイソプロピルアルコール70% 500ml 手に入りました。
精製水をどのくらい入れると消毒液が作れますか?

70%であれば、薄めずそのままお使いいただけるものとして製造されたものと思われます。
薄めずにお使いください。

以下の場合、無水エタノールは何ミリリットル足せばよろしいでしょうか。

ベーシックアルコール75の4リットルを入手しました。
成分表を見たら、
アルコール67.89%
グリセリン0.01%
クエン酸0.01%
精製水32.09%
となっています。
コロナウィルスに適した濃度にするためには、4リットルに対して無水エタノールわ何ミリリットル足せばよろしいでしょうか。
ちなみに無水エタノールは250ミリリットルほどしか残っていません。

エタノール濃度自動計算フォーム
↑こちらのページも参考にしていただけると幸いです。
成分表のアルコール、は重量%なので、記事内のリンクから、容量%にお直しいただき、
数字をフォームに入れていただくと、自動で100mlあたり何ml入れたらよいかを計算してくれます。
ご覧になってご不明点があられましたらお気軽にお問い合わせください。
また、ベーシックアルコールというものを弊社では知見がないのですが、食品用と書いてありますので、手指へもしご使用されたいのであればメーカー様へ1度ご確認ください。

工業用の変性アルコール(エタノール85%、イソプロピル8%、ノルマルプロピル7%)
を使用し消毒薬を作ろうと思うのですが、エタノールが75%になるように希釈するべきか、この変性アルコール自体が75%になるように希釈するべきか、どちらなんでしょう。

アルコール度数はすべてのアルコール系溶剤を合計したパーセンテージです。
そのためこちらの変性アルコールのアルコール度数は100%になりますので、
エタノール濃度自動計算フォーム
こちらの自動計算してくれるフォームの
Aの液体のところに100を、
Bの液体のところに水(=アルコール度数0)の0を、
完成させたい液体のところに75を入力いただければ
Aの液体100mlあたり水を何ml加えればよいかが求められます。

なお、あくまで工業用でございますのでもしみわ様が手指へのご使用をご希望される際は、そちらの製品を製造なさっているメーカー様へ「手指に塗っても安全なものか」必ずご確認ください。また、工業用品は医薬品ではございませんので消毒は謳うことができません。除菌に関してのエビデンスもメーカー様に1度お問い合わせください。

御社の缶にエタノールとシールが貼ってある製品を使用しております。
未変性の欄を押すとエタノールがあり、変性の製品にもエタノールの表示があり、上記の製品はどちらになるのでしょうか。

また、変性の場合、2種類以上の溶剤を混合とありますが詳細の公開は可能でしょうか。
製品詳細に記載の、物質名と成分は同じ意味あいでしょうか。

そちらの製品は変性エタノールでございます。変性剤としてIPAとMEKを混ぜております。物質名と成分は異なります。
物質名はその製品の呼び名であり、エタノールをエタノールと呼ぶ方や、エチルアルコールと呼ぶ方など、様々おられますので、別名を紹介している項目です。

手や指先 殺菌消毒にはエタノール何%以上でしょうか?

パーセンテージが同じでも、塗布方法や環境、塗布時間によって濃度が異なりますので、「この濃度を塗布すれば問題ありません。」とは申し上げることはできませんが、最も効果を発揮するのは70~80%とされています。

 

質問No.21~30

※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
アルコール65度の製品にグリセリンを入れて使いたいのですが、グリセリンを入れるとアルコール濃度は下がりますか?

一応、成分は…
エタノール(57.25%)
香料(0.38%)
乳酸(0.02%)
クエン酸ナトリウム(0.02%)
リンゴ酸(0.01%)
水(43.32%)

この商品にグリセリンを足したいと思っています。

グリセリンはアルコールではありませんので、グリセリンを加えるとアルコール濃度は下がります。
例えば、お持ちの製品はアルコール濃度が65%ですから、100mlに10mlグリセリンを入れた場合、65%から59%程度になります。

計算方法は下記になります。
アルコール濃度65%の液体は、概算として、100mlに65mlのアルコールが入っていることになります。(100*0.65)
そこに、アルコール濃度0のグリセリンを10ml入れれば、「65ml」のアルコール量は変わらず、全体の容量100mlがプラス10mlされるので、110mlになります。
110mlのうちアルコールはもともとの据え置きで65mlですから、65÷110=0.59で59%となります。

純度99.8%の無水エタノールを200ml購入しました。除菌用に、4対1の割合で水と混ぜて、と書いてありますが、これで手指の除菌が出来ますか?

手指にお使いいただけるかどうかは、製造工程や製品化されるまでにクリアした試験内容が弊社ではわからないため、エタノールのメーカー様へご確認いただきたいのですが、
除菌用でございましたら、400mlのエタノールに対して100mlのお水を入れれば約80%になりますので菌やウイルスに効果的かと思います。

ハンドジェル(アルコール度数58%、500ml)を、アルコール度数70%にするには、無水エタノールを何ml足せば良いでしょうか。

記事内、コメント欄とも重複してしまい申し訳ありませんが、、自動計算できるフォームを作成致しておりますのでご活用いただければ幸いです。
↓リンク飛べます↓
>>アルコール濃度自動計算ツール

リンク先の液体Aのところにアルコール濃度の「58」を、液体Bのところに無水エタノール=アルコール濃度100%の「100」をご入力いただき、完成させたい液体のところに「70」とご入力いただければ、Aの液体100mlあたり無水エタノールを何ml入れればよいか自動計算できます。

「無水エタノール」と「精製水」を使って「濃度約78%の消毒用アルコール」を作ろうと思っています。
混ぜる際の注意点と分量について、質問です。

「無水エタノール」と「精製水」を使って「濃度約78%の消毒用アルコール」を1000mL作ろうと思っています。
 ・「無水エタノール」= 無水エタノール 99.8% 4L(発酵アルコール99.8vol%以上)
 ・「精製水」=健栄製薬(株):日本薬局方 精製水 500mL (1mL中 日局精製水 1mL含有)
を混ぜて、自己責任で使用する予定です。
そこで質問ですが、手荒れや使いやすさのために、下記の2品を混ぜた方が良いのではないかと、知人からアドバイスをもらったのですが、どの程度の分量を混ぜればよいのか、或いは、混ぜてはいけない薬品なのかを、ご教示頂きたく存じます。
  
  (1)「グリセリンp」=健栄製薬(株):100mL (1mL中 グリセリン 1mL含有)
            [グリセリン(C3H8O3) 84.0~87.0%含有]
  (2)「オキシドール」=健栄製薬(株):100mL [過酸化水素水(H2O2)2.5~3.5w/v%含有]
  
現在の予定は、この4品です。
  「無水エタノール」= 782 mL
  「精製水」= 178 mL
  「グリセリンp」= 20 mL
  「オキシドール」= 20 mL

まず無水エタノールは皮膚に塗布してよいものかをメーカー様へご確認ください。
また、その他健栄製薬様の製品に関しては健栄製薬様にお問い合わせください。
例えば自分が一生懸命作った料理を、食べたこともなければお顔も知らない人が批評していたら、悲しい気持ちになりますよね。
それに、どこの産地の材料を、どのような調理環境で作った料理なのかを知っているのは作った人です。
健栄製薬様が製品の安全性や効果に関する情報を最も正確に、かつ沢山持っていらっしゃいます。
そのため、弊社からの回答は控えさせていただきます。

また、弊社製のグリセリンはすべて工業用で、使用時は保護具着用の元ご使用いただくものですので、グリセリンを皮膚に塗布した場合どのような効果が得られるのかを検証したことがございません。

計算方法について、質問です。

https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdfをこの掲示板で見つけ確認していたのですが管理人様の説明と異なると思われるところがあり、教えていただければ幸いです。
>計算方法は下記アルコール濃度65%の液体は、概算として、100mlに65mlのアルコールが入っていることになります。(100*0.65)
ところが先ほどのリンクを見ると65.2vol%の時は100ml中51.7gのエタノールが含まれるとなって居ります。
また、65.1%の時は100ml中57.5gのエタノールが含まれるとなって居ります。どちらを選んでも65gになりません。
なにか理解を間違っていますか?

お水は65mlで65gですが、エタノールは、65mlで65gではありません。エタノールはお水よりも軽く、100mlで79gしかありません。

そのため、例えば65mlのエタノールであれば65×0.79=51.35で、65mlのエタノールは51.35gということになります。

エタノールは水と混ぜると容量が減るので、寸分たがわず含まれるエタノール量を計算するにはこの計算式ではいけませんが、70~80%のエタノールを計算するくらいの計算であれば、わかりやすいこの計算式をご紹介いたしました。

購入したアルコールジェルが濃度55%程度のものでした。バイオエタノールを持っているのですがこれを混ぜて濃度を上げて使用するのは問題ないでしょうか。

ハンドジェルはハンドへのジェルなので、ハンドに塗っていただいて構わないのですが、バイオエタノールは手指に塗布してよいものでしょうか。
例えば飲用水に池の水を混ぜたら飲めなくなってしまうのと同じで、手に塗れるものに手に塗れないものを混ぜてしまうと、手に塗れないものになってしまいますのでご注意ください。

メーカー様にご確認いただいた上で、目的の塗布面に塗れるものであれば、お混ぜ頂いて構いません。
濃度を計算する際は、是非下記リンクをご参照ください。
エタノール濃度自動計算フォーム

異なるメーカーのアルコール濃度のものを混ぜ合わせても大丈夫ですか?
有害ガスなど、パストリーゼ77%+エタノフレッシュ65%(日本食研ホールディングス)各100㎖で71%の濃度になりますか?
エタノール濃度計算フォームを使用させて頂きました。

そこで化学反応の起こるものは通常含まれておりませんので問題ないかとは思いますが、メーカー様へご確認いただくのが最も安全です。

自動計算フォームの確かめ方としては
Aの液体100ml中、77%ならば77mlのアルコールが含まれます
Bの液体100ml中、65%ならば65mlのアルコールがふくまれます
合計すると液体量は200ml、アルコール量の合計は77+65=142mlですので
200ml中、142mlのアルコールが含まれることになります。
142÷200で、アルコール濃度が出ます。

アルコール濃度30%のハンドジェルに無水エタノール99.5vol %を足してアルコール濃度75%のジェルを作りたいと思っております。
計算フォームを使ったところ、184mlと出ました。これは30%のジェル100ml+無水アルコール184ml=75%のジェル284mlが完成ということでしょうか?
また完成量を20ccにしたい場合はどうすればよいでしょうか?

エタノール濃度自動計算フォームのご活用ありがとうございます。

30%の液体100mlに、99.5%の液体を184ml入れると、75%の液体が284mlできます。

20㏄=20mlにしたい場合、
284mlを20mlにするには、0.07をかけると、284×0.07=19.88になりますから、(20÷284をすると0.07と求められる)
30%の液体100mlの100mlに同じように0.07をかけて、7ml、
99.5%の液体184mlに同じように0.07をかけて、12.88ml、
30%の液体を7ml、99.5%の液体を12.88mlで約20ml(19.88ml)の75%濃度の液体ができます

以下の成分の製品は手指用として使う事が出来るのでしょうか?
もし使うとしたら、どうしたら良いのでしょうか?

■成分

エコクイックα76.9〜81.4%(vol)

エタノール67.85%
グリセリン0.01%
精製水 32.14%(重量%)
(株)ブリーズ様のアルコール除菌剤が手元にあります。
用途が器具用なのですが、お酒の原料にも使用できると書いてあります。

手指として使えるかどうか、は製造していない弊社では知見がないのでわかりません。メーカー様へお問い合わせください。
ただ濃度としてはそのままお使いいただいてちょうどいい濃度でしょう。

アルコール度70〜72度の消毒液を作りたいのですが、どれぐらい混ぜたら良いかご教示頂けませんか?

今持っている健栄製薬ノロパンチ アルコール除菌スプレーに、健栄製薬エタノールIPを混ぜて、アルコール度70〜72度の消毒液を作りたいのですが、どれぐらい混ぜたら良いかご教示頂けませんか?店舗の消毒を強化したいため、よろしくお願いします。

成分は、

ノロパンチ成分及び重量パーセント
エタノール 58.2%
クエン酸 0.06%
緑茶抽出物 0.01%

エタノールIPの成分分量
エタノール76.9〜81.4%を含有
添加物イソプロパノールを含有

エタノール濃度自動計算フォーム
↑のリンクから自動計算できます。

上の記事の1章にある表をご覧いただければお分かりになる通り、ノロパンチのエタノール58.2wt%は66vol%なので、上の記事のAの液体の右側の空欄に「66」を、エタノールIPのアルコール濃度をBの液体の右側にご入力ください(イソプロパノールを含有しているため、エタノールとイソプロパノールの合計濃度をご確認ください。)
完成させたい液体のところに、70~72のお好きな数字をご入力いただき計算するボタンを押していただければノロパンチ100mlあたりのエタノールIPの必要量がわかりますので
それを4倍していただければ、400mlに対してどれくらい入れればよいかお分かりになると思います。

但し、両製品とも弊社製品ではございませんので、どこに塗布が可能なものなのかしっかりメーカー様へご確認ください。

 

質問No.31~

※「▼」をクリックすると質問が表示されます。
変成エタノールを計算ホームで計算する際はエタノールだけの%で入力すればいいのでしょうか?
それとも添加されているIPAその他のアルコールの総濃度で計算すれば良いのでしょうか?

エタノールの濃度を調整したいのであれば、エタノールの%で入力いただければ構いませんが、アルコールの濃度を調整なさりたいのであれば、アルコール総量での%の値をご入力いただければと思います。

純度99.8%の無水エタノールを200ml購入しました。除菌用に、4対1の割合で水と混ぜて、と書いてありますが、これで手指の除菌が出来ますか?

手指にお使いいただけるかどうかは、製造工程や製品化されるまでにクリアした試験内容が弊社ではわからないため、エタノールのメーカー様へご確認いただきたいのですが、
除菌用でございましたら、400mlのエタノールに対して100mlのお水を入れれば約80%になりますので菌やウイルスに効果的かと思います。

今、手持ちのアルコールについてお訊ねしたいのです。

手持ちのアルコールは「LION Highアルコールスプレー」といいます。表記は「エタノール67.9%、クエン酸0.01%、クエン酸ナトリウム0.004%、精製水32.086%」と書いてあります。
よく、コロナには70パーセント以上のエタノールが良いと聞きますが、この濃度でコロナを消毒できるのでしょうか? 多少は効果がある、ということなのでしょうか。

また、450mlの無水エタノールが手元にあります。エタノール濃度99.5vol以上とありました。でも、薄めないと効果が無いと聞いたので、計算しようとしても難しく、分かりませんでした・・。薄める量の水(水道水で大丈夫ですか?)は、何mlになるのか、教えていただけると嬉しいです。

手元に「次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン(この2つが、1つの製品に入っています)」の原液?があります。水で薄めて使うものです。
これは、厚生労働省が効果があると認めた、次亜塩素酸水になるのでしょうか。

1つ目の製品は、エタノールが67.9%なので、もしこちらが重量%であれば、アルコール濃度に換算すると75%程度になります。
https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf参照)
濃度的には70~80%に当てはまりますが、使用用途や、塗布したい面に実際にお使いいただけるかどうかはメーカー様へご確認ください。

2つ目の無水エタノールの計算に関しては下記リンクをご参照ください。
エタノール濃度自動計算フォーム
二章にあります、フォームの
Aの液体の右側に無水エタノール=アルコール濃度100%なので100を、
Bの液体の右側に水=アルコール濃度0%なので0を、
完成させたい液体の右側に完成させたいアルコール濃度を入力いただき、
計算するボタンを押していただければ、無水エタノール100mlあたり、何mlの水を入れればよいかが計算できます。
水道水で問題ありませんが、お混ぜになった後はなるべくお早めにご使用ください。
(早めに、の基準は製造環境や保存環境によって異なりますので、明確にお答えすることができません)

次亜塩素酸に関しては弊社で取り扱いがないため、具体的な回答が出来かねます。メーカー様へご確認ください。

イソプロピルアルコール91%と、水+キサンタンガムでジェルを作ったものを合わせて、70%アルコールのハンドジェルを作りたいのですが、50〜60%アルコール配分にするとジェルとアルコールが混ざりますがそれ以上のアルコールを入れ70%に近づけようとすると、アルコールの中でジェルが固まってしまいます。
何かコツがあれば教えていたとのだけますと幸いです。

キサンタンガムを弊社で取り扱ったことがなく、混ぜた場合の知見がなくお力になることができません。申し訳ありません。
ですがおそらく水はキサンタンガムよりもアルコールのほうに溶解しやすく、キサンタンガムはアルコールに溶解しないと思いますので、キサンタンガムではなく他の物質でジェル化するほうがよろしいかと思います。

アルコール濃度の重量と容量の件で、質問です。

アルコール濃度の重量と容量の件ですが、総重量160Kg中120Kgの合成アルコール99%Nを配合した製品ですがアルコール濃度重量の場合は120割る160で75%で良いと思いますか容量は何%になりますか?又160Kg中残りの40gの成分が分からないと%は算出出来ませんか?

40KGの成分が水であれば、
エタノール濃度自動計算フォーム
上の記事の一章のPDFの最終頁の表から換算することができます。
%の列から75%に近い数字を探しその左側のvol%の列の数字が容量%の概算です。
それ以外はメーカー様にお問い合わせなさるのが最も正確かつ最短です。

イソプロパノールPROST IPA(太陽化学製)と御社のIPA(一般的なIPA)の成分と違うのでしょうか?
御社掲示を見ると炭素3と有りIPAは炭素2かと見たのですがイソプロパノールにはメタノールが含まれるのでしょうか?

そもそもイソプロパノールとIPAはエアタノールとメタノールの様に違う物なのでしょうか、毒性などもイソプロパノールとIPAでは違うのですか。
太陽化学製品でなくとも一般的な見解でも結構ですので回答お願いいたします。

IPAとメタノールは異なる物質のため、(IPAとエタノールが違う物質のように)、IPAが100%の製品でしたら少なくともメタノールは含まれていないことになります。
イソプロパノールは、イソプロピルアルコールやIPAなどの別名で、この3つの呼び名はどれも同じ物質を指します。

品薄の消毒液の代替に酒造メーカーが製造した、「アルコール分: 80度」と表記されたスピリッツがあるのですが、アルコール濃度80%のA液として計算式に当てはめて使用しても大丈夫でしょうか。
使用できるとしたら、vol%に換算する必要があるのでしょうか。

アルコール濃度が58%のハンドジェルに、80度のスピリッツを加えてアルコール濃度を75%程度まで上げたいと考えています。

そちらの製品を実際に弊社で分析したことがないので、あくまで濃度調整のお話だけになりますが、アルコール濃度というものはvol%に基づく数字でございますのでvol%に換算なさる必要はありません。

自動計算フォームのAの液体の右側の空欄に「58」と、Bの液体の右側の空欄に「80」と、そして完成させたい液体の右側の空欄に「75」とご入力いただけると、分量がわかります。

今年の四月頃から消毒アルコールが手に入らず自作の蒸留機を作ってお酒を、蒸留してアルコール造りましたが作ったアルコール濃度を調べるにはどの様にすればわかりますか?

アルコールの重さと水の重が違って来ると思います。
その違った重さからアルコール濃度を調べる事は出来ますか?
同じアルコール、水の量です。
自作アルコールはガラス瓶に入れて冷蔵庫に保管してます。
また、期限切れの消毒アルコール、ハトジェルは使うことは可能ですか?

一般的に「ボーメ」と呼ばれる器具で比重をはかり、計算します。比重からアルコール濃度を参照する際は下記リンクをご参照ください。
https://www.pmda.go.jp/files/000163417.pdf

アルコールを蒸留することは酒税法違反のおそれがありますので、国税庁に確認をとってください。

比重計でアルコール濃度を調べる事は教えて頂きましたが比重計が正確と言う事を調べるにはどの方法を使えば調べられますか?
また、アルコールの保存方法は良いですか?
期限切れのアルコール、ハンドルジェル使用は大丈夫ですか?酒税法に関しては有ります。

比重計のメーカー様の方で、校正証明書を発行されたり校正されていますので、そちらで正確性を確認することができます。
冷蔵庫ですと、引火点以下なので大丈夫かと思いますが、スイッチのオンオフで火花が発生する可能性がございますので、そちらだけお気をつけください。
期限が切れてしまいますとメーカーの保証が効かなくなりますので、何か問題が発生した際メーカーは責任を取れなくなってしまいますので、弊社といたしましてはお客様のご安全のためご使用をお控え戴きたいです。

 

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