お知らせ・お役立ち便覧 NEWS
【特設】鋼構造物塗膜剥離・鉛関連
2017.08.21
橋梁塗膜を落としてみた①
目次
橋梁塗膜の剥離
今回は橋の塗膜を、実際に剥離剤を用いて剥離していきます。
【今回使用した物】
- 三協化学製 剥離剤 「リペアソルブS」
- リシンガン
- ゴム手袋
- 軍手
- ヘルメット
- スクレーパー
- 養生用マスカー
- G-TOOL製 ブリストルブラスター
橋梁塗膜と同様、歩道橋や鉄塔、水門などの鋼構造物に施されている塗膜には、鉛やPCBといった有害物質が含まれていることがあります。
(※古く塗装されたものに含まれていることが多く、最近の塗装には含有されていません)
そのため最近は、この有害物質を含んだ塗膜を湿潤化させて除去することが義務付けられています。
除去と言っても、色々な除去方法があります。
削って除去することもできます。ただし、削ると有害物質を含んだ塗膜が細かくなって、飛散してしまいます。
飛散すると、吸い込んでしまったり、大気中に拡散してしまったりするため、剥離剤で、有害な塗膜が撒き散らないように除去する、というのがポイントです。
【動画】一連の流れ
https://youtu.be/_z1C_kSb-4g
※音が流れます。ボリュームにお気を付け下さい※
↓動画が見られない方は下の画像をご参照ください↓
【画像】流れのまとめ
東海地方にある某橋で、実際に剥離している様子を見ていきます。
①いざ、剥離剤塗布
刷毛やローラーでも塗布可能ですが、今回はリシンガンで吹付しました。
やはりこの方が、ムラなく早く塗ることができます。
②養生
今回は5時間ほどおきました。
(塗料の種類や、気温などの環境条件によって時間は前後します)
塗膜がプクプクと浮き上がってきたら、スクレーパーで剥がします。
③必要に応じて再剥離
④電動工具で最終仕上げ
今回は、G-TOOL様のブリストルブラスターという工具を使わせて戴きました。
⑤完成★
湿潤剥離なので、剥がした塗膜が舞いづらいのがポイントです。
関連製品
カテゴリーから探す
キーワードから探す