本文

三協化学株式会社は有機工業薬品、溶剤、工業用洗浄剤、
シンナー、塗料やインキ・接着剤等の各種中間原料の総合メーカーです。

本社TEL.052-931-3111

東京TEL.03-5289-4777



より安全な職場づくりのポイント

有機溶剤とは

 有機溶剤とは、 溶解・抽出・洗浄などに用いられる有機化合物での総称であり、主に他の物質を溶かす性質を持っています。工業分野以外では溶媒とも呼ばれます。
  主に塗装や洗浄、印刷や工場の生産工程にて幅広く使われています。有機溶剤は常温で液体ですが、一般的に揮発性が高く、気体として排出されると、作業者の呼吸を通じて体内に吸収されやすく、また皮膚からも吸収されます。また悪臭の原因となる物質も含まれています。


安全データシートについて

 労働安全衛生法では、化学物質を安全に取り扱い、災害を未然に防止することを目的に、化学物質を譲渡・提供する場合はその化学物質の危険有毒性などを記載した文書(=安全データシート 通称;SDS)を交付するなど、情報の提供が義務図蹴られています。この安全データシートには、対象化学物質の性状や取扱いに関する情報が記載されます。

 この安全データシートから、組成・成分、危険有害性、適用法令を確認してください。
   *安全データシートが付いてない場合供給元に提供を求めれば入手することができます。
   *第一種、第二種有機溶剤等に該当する成分が一定以上含まれている製品の場合、容器や包装上のラベルから
    危険有害性情報、安全対策、緊急措置などを確認することもできます。


作成日

最新版を手元におくよう心掛けてください。


GHS分類区分

GHSにある分類区分の見方は下記になります。

区分1  区分5 区分外
(有害性大)         (有害性小)       (有害性が更に小)

分類できない ・・・データなし
区分対象外 ・・・該当しない


シンボルについて

危険有害性を表す絵表示には様々な種類があります。

感嘆符 どくろ 健康有害性 腐食性
急性毒性、皮膚刺激性、皮膚感作性、眼刺激性、気道刺激性、麻酔作用 急性毒性 発癌性、生殖毒性、生殖細胞変異原性、呼吸器感作性、吸引性呼吸器有害性、特定標的臓器毒性(単回ばく露・反復ばく露共に) 金属腐食性物質、皮膚腐食性、目に対する重篤な損傷性
環境有害性 円状の炎 爆弾の爆発
水性環境有害性 引火性ガス/液体、可燃性固体、自己反応性化学品、自然発火性液体/個体、自己発熱性化学品、水反応可燃性化学品、有機過酸化物 支燃性/酸化性ガス、酸化性液体、酸化性固体 爆発物、自己反応性化学品、有機過酸化物


適用法令

労働安全衛生法
  ●有機溶剤中毒予防法(有機則)・・・詳しくはこちら
  ●特定化学物質障害予防規則(特化則)・・・詳しくはこちら
消防法
   ・・・詳しくはこちら
PRTR法
   ・・・詳しくはこちら


有機溶剤使用時の注意

従業員への周知

 先の適用法令にて有機溶剤中毒予防法について触れましたが、それに該当する有機溶剤を使用する際は、見やすい場所に区分表示や使用時の注意事項を掲示する必要があります。後述する、作業主任者の職務と氏名もしっかり掲示して下さい。

作業主任者の選任

 屋内作業場で有機溶剤業務を行う際(試験研究業務を除く)は、作業の主任者を選任しなくてはいけません。主任者の職務は下記の通りです。
 ●作業の方法を決定し、労働者を指揮すること
 ●局所排気装置、プッシュプル型換気装置、または全体換気装置を一カ月以内ごとに点検すること
 ●保護具の使用状況を監視すること
 ●タンク内作業における措置が講じられていることを確認すること

換気装置等の設置・管理と保護具の使用

換気装置

 使用する有機溶剤に合った換気装置を設置する必要があります。

局所排気装置 プッシュプル型換気装置 全体換気装置
+呼吸用保護具
発散源の近くにフードを設置し、そこから局所的に吸い込み、ダクトを経由し排気ファンにより外部に排出させる。吸引力によっては気流が強すぎ作業に影響を齎す恐れもあるが、低コスト化が可能である。 一様な補足気流を発生させ、揮発性物質の蒸気をかき混ぜることなく発散源からフードへ誘導するもの。
密閉式開放式とがある。
局所排気装置よりも風速を抑えることができ、作業への影響が少ないが、設備が大がかりで設備費、運用費は大きい。
外気を吸気口から作業場にいれ、場内の揮発性物質の蒸気を希釈しながら排気口から外部に排出する。
作業主任者が毎月点検する
年に一度定期検査を行い3年間その記録を保存する ----
防毒マスク

 有機則にて着用が定められている場合以外でも、作業時適切に着用することで化学物質のばく露を低減化することができる。有機ガス用の国家検定合格品を使用し、吸収缶の交換、顔面との密着性に気を付けるなど、適切に使用して下さい。

保護手袋

 皮膚からの化学物質の吸収を防ぐため、手袋を着用します。使用する有機溶剤によっては手袋の素材を侵してしまうものもある為、しっかり選定しなくてはなりません。

特殊健康診断の実施

 有機則に該当する有機溶剤を使用する労働者に対し、その業務に就任する際、加えてそこから6か月に1回の特殊健康診断が定められています。また、その健康診断の結果は、労働者に通知することは勿論のこと、結果の保存と、労働基準監督署への報告書提出が必要になります。

作業環境測定

 有機則に該当する有機溶剤の中でも、第一種有機溶剤、第二種有機溶剤に該当するものを扱う屋内作業場では、6か月ごとに作業環境測定士(国家資格)か、登録をうけた作業環境測定機関に委託し、作業環境測定を実施しなくてはなりません。またその結果に応じた対応が求められます。

その他

保管について

 貯蔵時は、漏洩、発散することがないよう、強固な容器にしっかり栓をして保管します。更に、その容器は施錠でき、換気のよい建物に保管して下さい。空の容器は密閉する、あるいは屋外の一定の場所に集積して下さい。

作業環境について

 有機溶剤を使用する部屋は常時換気扇を回しておくのが理想的です。規則に該当しない場合も、換気扇を利用しましょう。
 より有害性の低い代替品への切り替えも有効です。切り替え時はしっかりと新旧双方の製品の有害性を比較した上で検討してください。



消防法について

●消防法上の危険物

消防法上の危険物には以下のものがあります。

名称 状態
第一類 酸化性固体 個体
第二類 可燃性固体 個体
第三類 自然発火性物質 及び 禁水性物質 個体または液体
第四類 引火性液体 液体
第五類 自己反応性物質 個体または液体
第六類 酸化性固体 液体

 有機溶剤は第四類引火性液体に該当します。第四類に該当するものは、常温(20℃)で液体であり、固体のものはありません。いずれも可燃性蒸気を発生し、空気と混合し、点火源を与えると、引火または爆発する危険があります。第四類危険物は引火点の違いにより、7つに分類され、その保管数量が決められています。

●指定数量のきまり

品名 引火点 指定数量 1/5指定数量
特殊引火物 -20℃以下 50L 10L
第1石油類 21℃未満 非水溶性 200L 40L
水溶性 400L 80L
アルコール類 11〜23℃程度 400L 80L
第2石油類 21〜70℃未満 非水溶性 1000L 200L
水溶性 2000L 400L
3石油類 70〜200℃未満 非水溶性 2000L 400L
水溶性 4000L 800L
第4石油類 200〜250℃未満 6000L 1200L
動植物油 250℃未満 10000L 2000L


●指定数量の1/5未満の場合、各自治体の条例がある為、必ず各自治体の条例を確認する
(名古屋市の場合:指定数量の1/5未満の貯蔵・取扱いをする場合、消防法・市町村条例のいずれの規制も受けない)
●指定数量1/5以上〜指定数量までの貯蔵・取扱いをする場合、市区町村の火災予防条例によって規制される
●指定数量以上は、消防法により、消防署の許可を取った製造所・貯蔵所・取扱所以外では貯蔵・取扱いが禁止されている。
 取り扱う際も、危険物取扱者自身が取り扱う、或いは甲種または該当する乙種危険物取扱者が立ち会わない限り使用できな
 い。




バナースペース

三協化学株式会社

>>本社
〒461-0011
愛知県名古屋市東区
白壁四丁目68番地

TEL 052-931-3111
FAX 052-931-0976


>>東京事業所
〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町1-10-1
丸石ビル別館5F

TEL 03-5289-4777
FAX 03-5289-9088


  

*サイトマップ*


製品情報
工業薬品類
■炭化水素類
■アルコール類
■ケトン類
■エステル系溶剤
■エーテル系溶剤
■グリコール系溶剤
■グリコールエステル系溶剤
■グリコールエーテル系溶剤
■グライム系溶剤
■ハロゲン系溶剤
■特殊溶剤
■その他
工業用洗浄剤 シンナー類
■塗料・塗装用洗浄剤・剥離剤
■電子部品(基板・フラックス・レジスト)洗浄剤
■金型成型用洗浄剤
■印刷用洗浄剤
■接着剤用洗浄剤・希釈材
■アルコール
■自動車用脱脂洗浄剤
■環境対応型シンナー
ラッカーシンナー
ウレタンシンナー
エポキシシンナー
アクリルシンナー
メラミンシンナー
■企業情報
■法規情報
■お問い合わせ